極寒道東旅★ひがし北海道エクスプレスバス・ウトロ→野付→阿寒 5号に乗ってきた<北海道・道東>

北海道あるき

ここからはしばしの間、2023年(!)に訪れた極寒のオホーツク記事を投稿していきます!
記事作成から約1年、温めすぎた気もするので一部編集してお届けします。

今回は北海道は斜里町・ウトロ地区にて流氷が到着するのを待っていた時のお話です。

1月中旬に知床に到着してからちっとも流氷が来る気配がないので、ウトロ温泉より『ひがし北海道エクスプレスバス』という冬季のみ運行している観光バスを利用して、1泊2日で阿寒湖に行ってきました。

ひがし北海道エクスプレスバス

『ひがし北海道エクスプレスバス』は毎年、冬の期間のみ運行している長距離バスで、私のように冬の北海道を自分の運転する車で移動するのに抵抗のある観光客の心強い味方です。

ひがし北海道エクスプレスバスには全部で9個のルートがあります。
道東の観光スポットはほぼ網羅しているため、うまく使いこなせばかなり効率的に広大なエリアを周ることが可能なんです。

運行期間2024年2月1日〜2024年3月9日
運航日毎日運航
料金区間による
予約出発日の5日前まで予約可
利用条件協賛宿泊ホテルに旅行期間中1泊以上泊まる必要あり
ひがし北海道エクスプレスバス 2024冬 | 【公式】ひがし北海道トラベルラボ (easthokkaido.com)

ルートの詳細や料金・利用条件などについては、公式サイトをご覧ください!
→ ひがし北海道エクスプレスバス 2024冬 | 【公式】ひがし北海道トラベルラボ (easthokkaido.com)

今回私が利用したのは、①5号(ウトロ温泉→阿寒湖温泉)と②4号(阿寒湖温泉→ウトロ温泉)のふたつ。
両便ともに1日1便の運航です。

チケットの購入方法

『ひがし北海道エクスプレスバス』の予約は、公式ウェブサイトから『高速バスドットコム』に飛ばされて、そこからチケットを購入するかたちでした。

高速バスドットコムのアカウントを持っている人はスムーズに予約できますが、なくても必要事項を入力すればすぐに登録できるので問題ありません。

協賛宿泊ホテルについて

今回私がウトロで宿泊したのは『北こぶし』。
そして、阿寒湖温泉で予約したホテルは『ホテル御前水』。

偶然にも出発地・到着地の両方のホテルがひがし北海道エクスプレスの協賛宿泊ホテルでした。

乗車時にホテルの予約表などがいるのかな、と思って準備していましたが、往路・復路ともに提示を求められることはありませんでした。
バスガイドさんによるのかもしれません。

ひがし北海道エクスプレスバス5号のルート

ひがし北海道エクスプレスバス5号のルートは下記のとおりです。
私は阿寒湖温泉で途中下車したので、A~G地点までの利用でした。

実際の乗車賃は?

  • 5号(ウトロ温泉→阿寒湖温泉) 5,687円
  • 4号(阿寒湖温泉→ウトロ温泉) 5,687円

→ トータルダメージは往復で11,374円

ひがし北海道ネットワークパスを使えばもっとお得に乗れる!と後から知ってショックでしたが、リサーチ不足の残念賞という事で次回より気を付けようと思います。。
→ ひがし北海道 乗り放題パス 冬 | 【公式】ひがし北海道トラベルラボ (easthokkaido.com)

ひがし北海道エクスプレスバス5号に乗ってみた!

ひがし北海道エクスプレスバス 5号
  • 8:00
    ウトロ温泉 北こぶし 出発

    宿泊していたホテルのロビーにて待機していると、ガイドさんが呼びに来てくれました。
    乗客全員の名前を確認してから、バスへ乗車します。

    ウトロ温泉内では他にもいくつかのホテルをまわるようなので、宿泊施設によってピックアップの時間が少し違うようでした。

  • 8:30
    オシンコシンの滝(下車観光15分)

    滝の見学スポットに行くまでの階段が完全に凍っており、つるんつるん滑りそうになりながらの見学です。

    滝はほとんど凍っていました。

  • 10:25
    野付半島ネイチャーセンター(下車観光120分)

    内海が結氷しており、その上に雪が積もっていたのでもはや普通の地面のように見えるのが面白かったです。

    これが噂の氷平線。

    ここで食べたホタテバーガーが美味しすぎました。

  • 13:05
    中標津バスターミナル
  • 13:15
    中標津空港
  • 14:15
    JR摩周駅前
  • 14:35
    摩周湖第一展望台(下車観光30分)

    お天気の関係で摩周ブルーは見られず。
    代わりに摩周ブルーソフトで我慢…寒い!けど美味しい!
    ラムネフレーバーで、スッキリした甘さが気に入りました。

  • 15:20
    道の駅摩周温泉(下車観光20分)

    足湯でまったり。

    ここで本日の晩酌用のカップ酒をゲットです。

    『福司』と『北の勝』
    どちらも道東を代表するお酒なんだそう
  • 16:30
    阿寒湖温泉 ホテル御前水 到着

    この日は到着後に阿寒湖上で花火大会がありました。

次の日の早朝、フロストフラワーを探して摩周湖周辺を散策したお話はこちら↓

ひがし北海道エクスプレスバスの魅力とは

実際に私がひがし北海道エクスプレスバスに乗ってみて感じた魅力は以下の3つ。

ひがし北海道エクスプレスバスの魅力

  • 場所によっては下車観光時間が設けられており、移動途中の観光スポットも満喫できる
  • バスガイドさんの話が面白い
  • 乗車価格がリーズナブル

ただ移動するだけではなく、途中途中の観光スポットに立ち寄ってアクティビティを楽しむことができたのがよかったです。
特に野付半島では2時間も時間があったので思う存分氷平線を楽しむことができました。

またバス内ではガイドさんが車窓から見える景色や生き物、土地の歴史などについて語ってくれます。
今まであまりツアーバスに乗ったことがなかったのですが、こんなに面白く色々な話が聞けるのならば次からツアーバスに進んで乗りたい!と思うほどでした。

最後に、これは個人の感想ながら『こんなに盛りだくさんでこの値段はリーズナブル』だと感じました。

結論として、ひがし北海道エクスプレスバスに乗って大変満足な旅行ができました!

最後に、ひがし北海道エクスプレスバスをおすすめしない人は:

  • 目的地まで最短で移動したいひと・寄り道したくないひと
  • バスの中では静かにしてほしいひと
  • 停車場所以外のところで観光したいひと

でしょうか。
あなたの旅のスタイルに合わせて移動手段を選んでくださいね!

それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。

参照:
【公式】ひがし北海道トラベルラボ (easthokkaido.com)

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