近所のスーパーでお酒セクションを物色していると…カラフルで表情豊かな動物たちが描かれた、可愛いカップ酒を発見しました。
その名も『純米酒 ずZOOっと旭山』、北海道は旭川市の酒蔵・高砂酒造のお酒です。

ずZOOっと…一瞬タイポかと思いましたがどうやら違うようです。
お酒をすすっている音でしょうか?
なんにしろ、ここで出会ったのも何かのご縁!
早速お持ち帰りして開栓してみました。
先日、あまりにも愛らしいにゃんカップ『純米吟醸 唐猫様 サクラ 2023』を飲んでみたお話はこちら↓
高砂酒造
『国士無双』の銘柄で知られる高砂酒造は、明治32年(1899年)創業。
北海道は旭川市に蔵を構える酒蔵です。
仕込み水には季節による質的変化のほとんどない忠別川流域に属する地下水を使用。
現在の道産米の比率は現在80%程と、地元産の酒造好適米を進んで使用するなど地元産の原材料にこだわったお酒造りをしているそう。
また自然の力を生かしたお酒造りの一環として、貯蔵タンクを雪で見えなくなるまで覆って長期低温熟成を行う雪中貯蔵酒を醸すなど、ユニークなお酒造りもしています。
高砂酒造
北海道旭川市宮下通17丁目右1号
『純米酒 ずZOOっと旭山』

今回近所のスーパーで見つけた『純米酒 ずZOOっと旭山』は旭山動物園の公認を受けた商品で、愛らしい動物たちの様子が描かれたカップ酒。
デザインは旭川市に住む阿部路子さんというデザイナーの方が担当されています。
私が手に取った『純米酒 ずZOOっと旭山』は第3段のデザインだそうで、2021年にリニューアルされたバージョンなんですって。
ツンドラ(寒帯凍原)・北海道(北の大地)・サバンナ(熱帯草原)をイメージしてデザインされた3種類の図柄がありました。

スーパーのほかにどこで買えるのか…と思って探してみると、ネット通販をはじめ、都内のどさんこプラザ(北海道のアンテナショップ)やカルディなんかでも店舗によって取り扱いがあるようでした。
『純米酒 ずZOOっと旭山』スペック

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酒米 | 国産米 100% |
精米歩合 | 60% |
使用酵母 | – |
日本酒度 | 3 |
酸度 | 1.5 |
アミノ酸度 | – |
『純米酒 ずZOOっと旭山』を飲むのに一番おすすめの温度は冷や(常温)だそう。
合う食事はこってりとした、濃厚な味付けのもの。
味噌味、クリーム味、焼き鳥、ビーフシチュー などなど。
スペックだけ見ると端麗辛口で、スッキリとした味わいのお酒なのかな、という印象です。
『純米酒 ずZOOっと旭山』テイスティング

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まずは、おすすめされている冷や(常温)で飲んでみました。
開栓すると、穏やかで純米酒らしい香り。
しっかりとした旨みとコクがありますが、キレ上がりがいいので全く疲れません。
爽やかな気持ちいい酸味があって、めっちゃ美味しいお酒です。
合う料理はこってりした濃厚な味のものという事で麻辣香鍋と合わせてみましたが、美味しい!
なんだろう、すっきりとした酸味がマッチしたのかしら。
妙な組み合わせながら、意外にも美味しくて合わせた自分でびっくりしてしまいました。
しかしこの酸味…おそらく燗をつけても美味しいやつだと思うので、やってみました。
うーん、、、温めすぎるとちょっとアルコール感が強く出過ぎてしんどいかも。
温度が少し下がった人肌燗(35℃くらい)になったあたりでお米の旨みが引き立ち、甘味もふくらんで一番おいしく感じました。
お酒を飲んでいる途中に、カップの内側から絵を覗いてみると2人の表情が見えてびっくり!
なんて素敵な仕掛けなんだい?
遊び心にあふれたデザインで、ますます『純米酒 ずZOOっと旭山』が好きになりました。


飲み終わったカップはペン立てに♪

完全にジャケ買いで購入したお酒でしたが、個人的には大当たりなお酒でした。
淡麗系で分厚すぎないコクがあり、横からキュッと引き締めてくれる酸味がたまらん!
キレも良いので飲みやすく、とっても美味しかったです。
普段あまりカップ酒を飲むことがないのですが、たまにはジャケ買いしてみるのもいいものですね。
飲み終わった後のグラスもポップなデザインが可愛らしいので、見えるところに飾って有効活用しようと思います。



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その後、このカップを使って酒粕レアチーズケーキをつくってみました。
可愛すぎる…!

それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。