前回の長崎旅行中に入手した生酒『いきなはからい』を開栓してみました!
『いきなはからい』は昨年、五島列島を旅している間に立ち寄った地元のスーパー・エレナにて出会ったお酒。
ほとんど焼酎文化圏(だとおもっていた)長崎にて見つけた数少ない日本酒のひとつで、滞在中は何度もリピートするくらい気に入っていました。
重家酒造(おもやしゅぞう)

麦焼酎発祥の地ともいわれる長崎県壱岐市に蔵を構える重家酒造の創業は大正13年(1924年)。
壱岐焼酎に加えて、2013年より日本酒の醸造を23年ぶりに再会しました。
酒造りに向いたミネラル豊富な水源の上に蔵を建て、全ての工程でその水を使用しています。
また壱岐産の原料にこだわった酒造りをしており、使用するお米は壱岐産の山田錦です。
重家酒造では最新の設備を導入し、蔵内を常時5℃で管理することで酵母にとって最適な環境をつくっているのだそう。
氷温貯蔵にて管理され出来上がったお酒は、フレッシュな味わいが特徴となっています。
数量限定『いきなはからい 純米吟醸 生』

数量限定の『いきなはからい 純米吟醸 生』は重家酒造の醸す日本酒の主要銘柄のひとつ『よこやま』シリーズのお酒。
エレナグループのためにオリジナルラベルで製品化されたものなのだそうです。
壱岐のシルエットがホログラムになっており、素敵なデザインのラベル!
ちなみに、数量限定でないバージョンの『いきなはからい』はモノトーンなデザインのラベルになっていました。
『いきなはからい 純米吟醸 生』のスペック

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酒米 | 山田錦 100% |
精米歩合 | 掛米 55% 麹米 50% |
使用酵母 | – |
日本酒度 | – |
酸度 | – |
アミノ酸度 | ‐ |
『いきなはからい 純米吟醸 生』は無濾過生原酒。
搾った後に濾過も火入れも加水もされていないので、お米の味わいがそのままに残った旨みのしっかりとしたお酒になっている予感です。
こちらのお酒は低温発酵にて醸されました。
低温発酵のお酒は通常よりも緩やかに発酵がすすむため、よりすっきりとした味わいになると言われています。
5℃以下にキンキンに冷やして飲むのがおすすめ、とあったのでそのようにして飲んでみました!
『いきなはからい 純米吟醸 生』テイスティング

限りなく透明に近いクリアなお酒の色をしています。
香りはフルーティーで、青りんごのような甘みを感じる瑞々しい果実のよう。
あとから少しだけ杉を彷彿させる、爽やかな木の香りが追いかけてくる気がしました。

口に含むと、生酒らしいしゅわっと強めの発泡感が喉に気持ちいい!
フルーティー・濃醇な甘味・じわっと広がる旨味・きれいな酸味・最後に若干の苦み。
キレがいいわけではないけれど、すーっと静かに引いていきます。
しっかりと濃醇甘口な印象ですが、どの方面にもくどくなく全く飲み疲れません。
すごく全体の味のバランスがいいお酒だと感じました。
このクオリティのお酒が普段行くスーパーで(しかも良心的な価格で)買える長崎…うらやましすぎます。
『いきなはからい 純米吟醸 生』はどこで買える?

『いきなはからい 純米吟醸 生』は長崎県・佐賀県にて展開するスーパーマーケット『エレナ』にて購入することができます。
(私の場合は佐賀県のエレナを何店舗か見て回ったが見当たらなかったものの、長崎県の店舗では取り扱いがありました)
グラスワインで飲むのが似合うお酒で、普段日本酒を飲まない人にも抵抗なくおすすめできるタイプの日本酒なのでお土産にも良さそう。
ぷちぷちした飲み心地がとっても気持ちよく、これから暑くなる季節にもピッタリのお酒だと感じました。
次はいったいいつ長崎に行くことができるか未定ながら、その時は必ずエレナに寄ってこのお酒をゲットしたいと思います!
それでは、最後までお付き合いただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。
長崎・五島列島に滞在中にで『いきなはからい』を飲んでみたお話はこちら↓
参照:
【公式】 長崎県、壱岐の島の焼酎・日本酒蔵 「重家酒造」麦焼酎ちんぐがおすすめ (omoyashuzo.com)
エレナ – 長崎・佐賀のスーパーマーケット (ellena.co.jp)