レトロで派手ハデな黄色いパッケージに入ったサラダパンは、滋賀県のご当地グルメのひとつ。
日本橋にある滋賀県のアンテナショップ・ここ滋賀でも取り扱いがあり目にする機会も多いので、秘かに気になっていました。
今回は滋賀県から東京に戻る途中にサラダパンを製造・販売するつるやパンのある木之本に立ち寄る機会があったので、念願のサラダパンをゲットしてみました!
つるやパン

つるやパンは滋賀県の北の方、長浜は木之本に本店を置くパン屋さん。
1951年に創業して以来、地元で愛され続けている老舗です。
柔らかさとほのかな甘さが特徴のパンは、手作りにこだわってつくられているそう。
定番のパンから季節限定のものまで、常時約30種類のパンがお店に並んでいます。
木之本 つるやパン本店
滋賀県長浜市木ノ本町木之本1105
サラダパン

前回つるやパンを訪れた際は営業日だったものの売り切れのためサラダパンをゲットできず。
今回は朝のうちに訪れることができたので、無事サラダパンが買えました♪
お値段はひとつ180円。
超人気のパンらしいのでもっとお高くとまった感じのプライスなのかと思っていましたが、意外にも良心的な値段で拍子抜けしました。

給食に出てきそうな雰囲気のコッペパンの中に、細かく刻まれたたくあんが入っています。
最初見たときは『キャベツ?』と思ったものの、食感がまぎれもなくたくあんでした。
食べてみると、中身がポリポリしていて美味!
マヨネーズにたくあんの優しい甘味がマッチして、意外にもしつこくなくあっさりと食べられてめっちゃ美味しかったです。
これは、ハマりそう。

軽い味わいなので一瞬で完食してしまいましたが、カロリーはしっかりと365kcalありました。
そして、たくあんではなく『たくわん』なんですね。
どっちが正しいの…?
店内にはオリジナルグッズが沢山あり、キーホルダーやペンケース、Tシャツなど可愛いものが沢山ありました!
今回はパンしか買わなかったけど、次回行くことがあればキーホルダーなど買ってしまいそうです。
サラダパンの由来
ちなみになぜサラダが入っていないのに『サラダパン』と名付けられたかというと、もとはおにぎりに代わるような甘くないパンとして、サラダ油などで作ったマヨネーズにキャベツをあえて、パンに挟んだものを売っていたからだそう。
そのパンは大変好評だったものの、キャベツから出る水分で1日も経つとべちゃべちゃになってしまうために1年で製造中止に。
その後、マヨネーズによく合い、食感がよくって水分も出ず、日持ちするものとしてたくあんを使用し始めたとこによってめでたく今のサラダパンが完成しました。
内容が変わったにも関わらず名前がサラダパンのまま据え置かれた理由は、1年で製造中止になった元祖サラダパンの包装が過剰在庫として残っていたため、そのまま継続して同じパッケージを使用し続けたからなのだそうです。
コッペパン×マヨネーズ×たくあん=悪魔的においしい総菜パン

長い間気になっていたサラダパンをようやく食すことができました。
こちらのパンは長浜市内ではスーパーや平和堂などでも購入できるそう。
東京では、滋賀県のアンテナショップ・ここ滋賀にて曜日限定で販売されているそうです。
コッペパン×マヨネーズ×たくあん、という中々にパンチのきいた組み合わせながら、思っていたよりもはるかにあっさりとした、悪魔的においしい味わいの総菜パンでした。
特に気に入ったのはその食感!
柔らかいパンに包まれたたくあんのポリポリ感がとても味わい深く感じました。
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。