秋の佐賀旅★鹿島酒蔵ツーリズム!富久千代酒造『鍋島 特別純米酒』を飲んでみた<佐賀・鹿島>

日本酒のこと

昨年鹿島市で行われた『第13回 肥前浜宿 秋の蔵々まつり』にてゲットした、富久千代酒造の『鍋島 特別純米酒』と『鍋島 Harvest Moon 60% 純米』。

今回はいろんなウェブサイトで最初に飲むならこれ、とおすすめされている『鍋島 特別純米酒』を開栓してみました。

富久千代酒造

こちらは秋の蔵々まつりで通りすがった富久千代酒造

富久千代酒造は鹿島市にある肥前浜宿にて1923年に創業されました。

主要銘柄である『鍋島』は地元の鹿島市を元気にしたいという想いから、1998年にゼロから造られたものだそう。

江戸時代、約300年もの間佐賀を統治していた鍋島家に因んで名づけられた『鍋島』。
この名前は地元に愛され、また誇られるようなお酒であってほしいという想いから新聞にて公募で名付けられました。

富久千代酒造
佐賀県鹿島市浜町1244-1

鹿島酒蔵ツーリズム

こちらは鹿島市にあるお稲荷さん『祐徳稲荷神社』

富久千代酒造の『鍋島大吟醸』が平成23年(2011年)に世界最大規模で最高権威と評されるワインの品評会インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)で世界一の栄誉チャンピオン・サケに選ばれたことをきっかけに、鹿島の日本酒を活用した街づくり、そして地域活性化を図るために始まりました。

鹿島市内6蔵の同時蔵開きを中心としてそれまでは別に開催されていたイベントなどと連携し、平成24年(2012年)に開催された第1回鹿島酒蔵ツーリズムには、当時の鹿島市とほぼ同等の人数の参加者が訪れたそう。

平成27年(2015年)のイベントからはお隣の嬉野市の3つの酒蔵が主催していた『嬉野温泉酒蔵まつり』との共催となり、更に大きな活動となっています。

鹿島酒蔵ツーリズム推進協議会は地域の活性化や活動による経済効果などの取り組みが評価され、令和2年(2020年)に総務省より『ふるさとづくり大賞』の最優秀賞を受賞しました。

『鍋島 特別純米酒』

『鍋島』を飲むならば最初にこれを、と思っていた『鍋島 特別純米酒』。
富久千代酒造には直売所はなかったため、特約店である鹿島市の小楠酒店にてお酒を購入しました。

『鍋島 特別純米酒』テイスティング

『開栓注意』と書かれていたので気を引き締めて栓を開けると、シュッと音がして優しく蓋が飛び出してきました。

うーん、華やかで甘い香り!

お猪口にお酒を注ぐと、しゅわ…と発泡感があり、口の中でぷちぷちした感覚が楽しめます。

どちらかというと、辛口よりでしょうか。

爽やかな甘みとすっきりした味わいで、すごく飲みやすい!
ピリッとした酸味あり、若干穀物感のあるコクあり、でも全体的にはさっぱりしていてキレがいいお酒だと思いました。

そして。
『鍋島 特別純米酒』は燗をつけるとさらに美味しい、とどこかで読んだのでぬる燗にしてみました。

温まると、沸騰した時のような気泡が次から次へと出てきたので少し焦りつつ。

うん、これは好きだ。
あっさりさっぱり、そしてピリリとした酸味という基本の味わいはそのままながら、爽やかな甘みとお米的な味のふくらみが増して美味しい!

季節的にも身体がほっこりしました。(この時の気温は7℃)
燗をつけて美味しいお酒はこの時期重宝しますね。

『鍋島 特別純米酒』を飲んでみて

あっさり、さっぱり、軽やか。

これが私が初めて鍋島 特別純米酒を飲んでみて感じた印象です。
香りがよく、しゅわっとした口当たりで飲みやすく、全国的に人気があるのもわかるなぁと思いました。

さて、次はHarvest Moonが待っている…!
こちらも開栓するのが楽しみです♪

それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。

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参照:
佐賀の酒 鍋島|富久千代酒造 (nabeshima.biz)

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