秋の佐賀旅★鹿島酒蔵ツーリズム!呉竹酒造所有の水頭別宅と『呉竹 特別純米』<佐賀・鹿島>

まちあるき

先日鹿島市で開かれたイベント第13回 肥前浜宿 秋の蔵々まつりに訪れた際、肥前浜宿の酒蔵通りに位置する呉竹酒造に出会いました。

酒蔵通りは昔ながらの宿場町の街並みが現代に残る美しい小径。
歩いているだけで楽しくなるような、素敵なエリアでした。

第13回 肥前浜宿 秋の蔵々まつりに行ってきたお話はこちら↓

呉竹酒造

明治初期に創業した呉竹酒造はかつては九州で最大規模を誇る酒蔵だったそう。

現在は酒造りはしていませんが、かつての酒蔵はコンサートやシンポジウムなどの会場として使用されることもあり、500人を超える人員を収容したこともあるんだとか。

呉竹酒造の総ケヤキ造りの母屋、一番蔵、東蔵の3棟が文化庁の登録文化財に選定されています。
(こちらの建物は一般公開はされていないようです)

呉竹酒造
佐賀県鹿島市浜町乙2751番地

水頭別宅

肥前浜宿にある酒蔵通りの中ほどに位置する呉竹酒造の向かいには、水頭別邸と呼ばれる建物があります。
こちらは肥前浜宿の特徴的な白漆喰壁の町家で、現当主の祖父が『静かに余生を過ごす家』として建てられたそう。

『呉竹』を購入した際に『ぜひ別邸でゆっくり景色を楽しんでいってくださいね』といっていただいたので、浜川を臨む優雅なお庭を眺めながら、しばしの間こちらのお座敷でゆったりした時間を過ごさせていただきました。

私が余生を過ごしたいわ…

『特別純米 呉竹 Since 2023』

2023年5月に4年ぶりに開催された『鹿島酒蔵ツーリズム』に合わせ、新たに開発・販売された特別純米酒『呉竹』を購入してみました。

『特別純米 呉竹 Since 2023』の醸造は長崎県諫早市の『杵の川』で有名な株式会社杵の川が行っています。
杵の川酒造は昭和55年(1980年)に呉竹酒造の営業権を取得したのだそうです。

『特別純米 呉竹 Since 2023』テイスティング

呉竹酒造の43年ぶりの新商品とのことで、ワクワクしながらの開栓です。

とろりとした、濃厚な甘み。
柔らかい酸味と、しっかりした旨みが感じられます。

最後に舌に残る穀物感に『日本酒飲んだ』感を感じるお酒。

しっかりと味があるので、お酒だけでも物足りなく感じることなく美味しく飲めました。
個人的にはおつまみなどがなくても美味しいお酒で、これだけで楽しんでしまいました!

『特別純米 呉竹 Since 2023』の醸造元『杵の川』も気になる

今回は醸造元が杵の川酒造だとは知らずに購入した『呉竹』でしたが、とっても美味しかった!
そして醸造元である長崎では存在感のあった『杵の川』が、更に気になり始めるという事態になりつつあります。

イベントに参加すると思いもよらないところで新たな発見があるので面白いなぁと感じました。

今回飲んだ『呉竹』は普通に手に入れるのは難しいようですが、ご縁があって味わうことができ、とてもラッキーでした。
次巡りあうことができるのはいつになるのでしょうか。

それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

よいお年をお迎えください!
来年も、宜しくお願いいたします。

こちらが今回飲んでみた『呉竹』の醸造元である杵の川酒造のお酒。
今年の春、長崎にいたときにとってもメジャーで気になっていたお酒です↓

その後、ちゃんと『きのかわよかよか』に行ってきました! ↓

参照:
佐賀のお酒ポータルサイト 佐賀県酒造組合 SAGASAKE
株式会社杵の川 | 長崎県諫早市で天保10年より180年の歴史を誇る蔵元です。黎明やしぼりたて生原酒、磨き60などの地酒を製造。蔵見学、試飲、蔵開きイベントなど。 (kinokawa.co.jp)

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