佐賀県にある有田町といえば江戸時代初期に初めて日本で磁器が焼かれた場所で、日本の磁器発祥の地として知られています。
有田町の江戸時代から昭和初期の和風・洋風の建造物が建ち並ぶエリアは1991年に国の『重要伝統的建造物群保存地区』に選ばれており、昔ながらの街並みがノスタルジックで素敵なんです。


そんな有田町へ観光へ行った帰り、前から気になっていた『宗政』を醸す宗政酒造へ立ち寄ってみました。
宗政酒造

昭和60年(1985年)設立の宗政酒造は、水源の森100選にも選ばれている黒髪山から注がれる岩清水を仕込み水に使用し、旨口の『宗政』を醸す酒蔵で、有田焼のテーマパーク・有田ポーセリンパーク内にあります。
清酒だけでなく、焼酎の『のんのこ』やリキュール類も製造・販売しており、五島にいた際飲んだ焼酎『のんのこ』は佐賀からきていたのか…と今更ながら知りました。
ウェブサイトに酒蔵見学の案内があったので事前に電話してみると、見学は団体しか受け付けていないとのこと。
残念でしたが酒蔵見学は諦めてそれ以外の場所を訪れてみました。
宗政酒造 有田蔵 (有田ポーセリンパーク内)
佐賀県西松浦郡有田町戸矢乙340番地28
有田ポーセリンパーク

宗政酒造株式会社が運営する有田ポーセリンパークは1993年に開園しました。
敷地内には有田町と姉妹都市でもあるドレスデンにあるツヴィンガー宮殿を模した宮殿をはじめ、広大な庭園や有田焼体験工房、登り窯、お土産物屋などがあります。
広大な敷地内を散歩していると、あたかもヨーロッパにいるような気分になる素敵な場所でした。
近くにこんな場所があったら結構な頻度でお散歩にきたい感じです。
実際、ペットのお散歩で訪れているゲストもちらほらいらっしゃいました。
今回は時間切れで有田焼体験工房は訪れることができませんでしたが、陶芸体験ができるのも面白そう。
また佐賀滞在中に来たいなぁと思いました。
お土産は『宗政 純米吟醸 -15』

今回はインターナショナル ワイン チャレンジ2023 金賞、ワイングラスでおいしい日本酒アワード金賞受賞、とあったこちらをお土産に購入しました。
『宗政 純米吟醸 -15』はThe SAGA 認定酒 2023 春 に選ばれており、リストに乗っていたので気になっていたんですよね。
濃醇・華やか・甘口、と私的に気になる評価が書かれていたので、ここで見つけられてよかった!

日本酒度 -15、酸度 1.7という事で、はっきりと濃醇甘口に分類されるお酒です。
いかついラベルが日本酒らしくて格好いい!
The SAGA 認定酒 のラベルが貼ってある通り、100%佐賀県産の原料を使ったお酒になっています。
チャート外に飛び出すくらいの『濃醇甘口』な数値。
開栓して実際に味わうのが楽しみです!
有田観光は車必須

いきなりですが、今回有田を訪れて思ったこと…それは有田観光は車必須だということ。
有田焼の窯元や有田焼を取り扱うお店は広範囲に分布しており、中々徒歩で周るのは厳しそうだと感じました。
加えて宗政酒造がある有田ポーセリンパークも有田駅から約4㎞離れているため、徒歩では厳しいかな。。
ウェブサイトでは有田駅からタクシーの利用が推奨されていたので、車でない場合は電車・徒歩・タクシーをうまく使い分ける必要がありそうでした。

(最後、盛大に話がずれましたが)最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。
参照:
宗政酒造 有田蔵 総合案内 (nonnoko.com)
2023haru(1).pdf (sagasake.or.jp)