長崎県内でよく目にする清酒『杵の川』。
ずっと気になっていた杵の川のお酒をついにゲットしてきました。
きっかけは先日佐賀県鹿島市を訪れた時に参加してきた『第13回 肥前浜宿 秋の蔵々まつり』です。

こちらのイベントに出店されていた呉竹酒造の『特別純米 呉竹 Since 2023』がとっても美味しかったため調べてみると、醸造は長崎県諫早市の『杵の川』で有名な株式会社杵の川が行っていることを知り、いてもたってもいられなくなってしまったのでした!
第13回 肥前浜宿 秋の蔵々まつりに行ってきたお話はこちら↓
呉竹酒造所有の水頭別宅訪問と『呉竹 特別純米』を飲んでみたお話はこちら↓
株式会社 杵の川

天保10年(1839年)に長崎県東彼杵町で『丁子屋醸造』として創業。
そして昭和55年(1980年)に、長崎県内の丁子屋醸造、黎明酒造、雲仙酒造、そして佐賀県の呉竹酒造の4つの蔵が合併・営業権譲渡したことにより『杵の川』が誕生しました。
酒米山田錦やレイホウを始めとした酒米は地元の産の契約栽培米を使用。
仕込み水には多良山系の軟水を使うことで、地元の食事に合うソフトな味わいのお酒を醸しています。

杵の川

東彼杵町の『杵』と、お酒造りに大切な水を表『川』を取って『杵の川』と名付けられたそう。
元々は清酒銘柄の名前でしたが、平成14年(2002年)には社名もブランド名と同じ『杵の川』へと変更されました。
蔵元ファクトリー『きのかわ よかよか』

杵の川の新しい直売所『きのかわ よかよか』は蔵元とお客様が直接触れ合えるようにつくられたそう。
瓶詰めをしていたエリアを改装して造られた角打ちスペースにはかつて瓶を洗うために使用されていた機械が展示されており、おしゃれな空間となっていました。

こちらでは季節の限定酒や甘酒や甘酒ジェラートなども楽しめます。(ノンアルコール!)
車を運転する人でも楽しめるのがいいですね。

杵の川には全国にも30名ほどしかいないといわれている、手作りの樽職人のひとりが在籍しており、『きのかわよかよか』の奥には吉野杉を使用した杉樽の作業場がありました。
タイミングがいいと実際に職人さんが杉樽を作成している様子が見学させてもらえるそうです。


お土産は『純米酒 純忠』

『純米酒 純忠』は令和2年(2020年)に福岡国税局鑑評会の純米部門で金賞を受賞したお酒です。
こちらのお酒は大村ならではのお酒を造るために半年かけて開発されたお酒なのだとか。
『純忠』という名前は、日本で最初のキリシタン大名として知られる大村純忠のこと。
大村を最も象徴する名前として、公募で選ばれました。
長崎県大村産酒米『にこまる』を100%使用し、醸されています。
米本来の旨みが活きた、キレのよいお酒なのだそう。
このお酒は東京に持って帰って、長崎を思い出しながらゆっくりと味わおうと思います。
地元産の原料にこだわって造られたお酒という事で、お土産に最適ですね!
開栓するのが楽しみです♪
それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。
このお酒、日本橋にある長崎のアンテナショップ長崎館でも取り扱いがありました!↓
参照:
株式会社杵の川 | 長崎県諫早市で天保10年より180年の歴史を誇る蔵元です。黎明やしぼりたて生原酒、磨き60などの地酒を製造。蔵見学、試飲、蔵開きイベントなど。 (kinokawa.co.jp)