<滋賀の地酒>古川酒造の『天井川 特別純米 生原酒 みずかがみ』を飲んでみた

日本酒のこと

東京から滋賀へ、大津の夏の風物詩であるびわ湖大花火大会を見るために青春18きっぷで移動していた日のこと。

そういえば草津には酒蔵がふたつあって、どちらも駅から歩いて行けたような…。

という事を思い出し電車の中で検索をかけると、滋賀地酒の祭典 in 大津 2023にて初めて味わった『天井川』を醸す蔵元があることが分かりました。

これは行かなきゃならんでしょう!

という事で、大津を目前に途中下車してJR南草津駅から徒歩で約10分の距離に蔵を構える古川酒造を訪れてみました。

ちょうど1年前に駅から歩いて行けるもうひとつの酒蔵、『道灌』を醸す太田酒造を見学させていただいたお話はこちら↓

古川酒造

古川酒造が蔵を構えるのは、東海道の宿場町のひとつである『草津』の地。
滋賀県内にある酒蔵は車でしか行けない場所に蔵を構えているケースが多いものの、古川酒造はJRの駅から徒歩で訪れることができる、かなり珍しいところなんです。

こちらは草津が宿場町として栄えていた頃から現存する唯一の酒蔵で、現在は草津の水、風土、近江米(農薬・化学肥料不使用米)にこだわった酒造りをしています。

古川酒造
滋賀県草津市矢倉1-33-3

主要銘柄『天井川』

平成14年(2002年)に廃川となった草津川は、かつて『天井川』と呼ばれていました。
理由は草津川の川底が、周辺の家の天井よりも高いところを流れていたことにあったそう。

天井川は繰り返す氾濫によって出来上がった自然堤防が、人為的に河川の流れを固定するために更に強化され、それを繰り返すうちに河川を流れてきた土砂が川底に積り、川底が高くなってしまいできたもの。

このような形状の川は周囲の土地の方が川よりも低く、氾濫がおこると周辺の住宅などに大きな被害をもたらすため、天井川(草津川)は2002年に新しい河川に付け替えられました。

古川酒造の主要銘柄の名前は、公募によってこのように歴史ある川の愛称である『天井川』が選ばれたのだそうです。

『天井川 特別純米 生原酒 みずかがみ』

『天井川』は農薬・化学肥料を使わずに、主に地元である草津にて栽培された米を使って醸されています。

食用米『みずかがみ』

滋賀県内のスーパーでよく見かける食用米『みずかがみ』は滋賀県のブランド米で、琵琶湖をはじめとした滋賀県の自然環境に配慮し生産されたお米です。

ボトルの裏ラベルによると、こちらの『みずかがみ』は『環境こだわり農作物』認証を受けたもの。

化学合成農薬・化学肥料を従来の5割以下に減らし、濁水の流出防止など環境への負担を減らして生産されたもの、と書かれていました。

この前買ったお米(滋賀県産コシヒカリ)にもこのマークが付いていました

『天井川 特別純米 生原酒 みずかがみ』スペック

酒米滋賀県産 食用米
みずかがみ 100%
精米歩合60%
使用酵母
日本酒度‐1.5
酸度1.8
アミノ酸度1.5

『みずかがみ』使用と言うのが滋賀らしくて気に入ったので、いくつかあった天井川の中から『天井川 特別純米 生原酒 みずかがみ』を選びました。

精米歩合は60%という事で、きれいながらお米の味わいをしっかり感じされるお酒になっている予感です。

数値だけ見ると濃醇辛口なお酒に仕上がっているようで、期待が高まります!

『天井川 特別純米 生原酒 みずかがみ』テイスティング

直売所で、冷酒で飲むのがおすすめを教えていただいたのでそのようにして飲んでみました。

最初に感じるのは、穏やかにお米の甘味と香ばしさを感じるような香り。

口に含むと、強くお米を感じるコクがあり、厚みのある甘味がきました。
濃厚でこってりした印象で、余韻は長め。
しっかり酸が効いていて、だるい感じもなく。

喉を通るときの熱さと言い、原酒らしくしっかりアルコールを感じる味わいです。

鼻を抜けるのは穀物感の強い、こっくりした香り。
すっきりと抜けていくのに長めの余韻が残ります。

味わい深い、とても美味しいお酒だという印象を受けました。

今回は冷酒で全部飲んでしまいました。
常温でもかなり美味しいのでは、とふと思ったものの時すでに遅し。
次回に期待することとします。

『天井川 特別純米 生原酒 みずかがみ』を飲んでみて

『天井川 特別純米 生原酒 みずかがみ』は濃厚な味わいながら飲みやすく、強い甘味とお米由来のコク・旨味が大変美味しいお酒

食中酒に最適と聞いていたお酒で実際その通りでしたが、お酒自体の味がしっかりしているため、お酒単体でも満足感が高いと感じました。

この日はふと思い出して立ち寄った南草津にて美味しいお酒をゲットすることができ、大変嬉しい旅の始まりとなりました。

また滋賀を訪れた際は別のつくりの『天井川』も飲んでみたいと思います。

皆様も、もし滋賀・南草津駅で降りることがあったら是非おいしい地酒『天井川』をお土産にしてみてはいかがでしょうか。

それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。

振り返るといつも弾丸トリップ。
夜行バスで滋賀地酒の祭典 in 大津 2023 に行ってきた時のこと↓
(天井川を初めて飲んだ日の記録!)

参照:
手造りの本当に旨い酒 東海道草津宿 古川酒造 (furukawashuzo.com)

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