先日訪れた堅田の酒造にて見つけたポスターを発見し、即座に参加を決めた『滋賀地酒の祭典 in 大津 2023』。

約4年ぶりの開催らしく、また私自身は初参加なのでドキドキワクワクしながら行ってきました。
まだ当日の興奮が冷めやらぬうちに、イベントの様子をお届けします♪
滋賀地酒の祭典 in 大津 2023
滋賀地酒の祭典 in 大津 2023 は滋賀県酒造組合に加盟する31蔵の酒蔵が大津プリンスホテルに集まる大試飲会で、滋賀酒関連では最大級のイベントです。

各蔵ごとにブースが設けられ、200種類以上の地酒を試飲できるなんて…天国か!!
また、『滋賀の地酒大即売会』も行われており、気に入ったお酒をその場で購入することができるようになっていました。

チケットの購入方法
チケットは、開催の約1か月ほど前に公式サイトのリンクより購入しました。
→ 滋賀地酒の祭典in大津 2023 in滋賀 – パスマーケット (yahoo.co.jp)

前回行った第22回 和酒フェス in 中目黒と同じPass Marketからの購入でスムーズにゲットできました。
【滋賀地酒の祭典 in 大津 2023 開催概要】
日時: 2023年10月1日(日)
第1部 12:00~14:15
第2部 14:45~17:00
定員: 各部 750名
場所: びわ湖大津プリンスホテル(滋賀県大津市におの浜4-7-7)
料金: (前売り)3,000円 (当日)3,500円
主催:滋賀県酒造組合
後援:滋賀県
『もぎり』タイプのチケットなので、受付・入場が早い!
そんなに並ばなくていいのが嬉しかったです。

第22回 和酒フェス in 中目黒に行った時のお話はこちら。
あまりにも楽しすぎました↓
滋賀地酒の祭典 in 大津に出店する酒蔵と銘柄

当日出店していたのは滋賀県酒造組合に加盟している31蔵の酒蔵です。
こうしてリストにすると、前々から気になっていたけど飲む機会がなかったお酒が沢山あって嬉しい!
このイベントに参加するまで一度も飲んだことがなかったお酒を太字にしてみましたが…結構ありました。
滋賀地酒の祭典 in 大津 に出展する酒蔵と銘柄
- 平井商店 浅茅生
- 浪乃音酒造 浪乃音
- 太田酒造 道灌
- 古川酒造 天井川
- 竹内酒造 香の泉
- 北島酒造 御代栄
- 藤本酒造 神開
- 美冨久酒造 美冨久
- 笑四季酒造 笑四季
- 安井酒造場 初桜
- 滋賀酒造 貴生娘
- 田中酒造 春乃峰
- 瀬古酒造 忍者
- 望月酒造 寿々兜
- 松瀬酒造 松の司
- 矢尾酒造 鈴正宗 (近江の地酒カードゲットならず)
- 畑酒造 大治郎
- 喜多酒造 喜楽長
- 増本藤兵衛酒造場 薄桜
- 中澤酒造 一博
- 多賀酒造 多賀
- 岡村本家 金亀
- 藤居本家 旭日
- 佐藤酒造 湖濱
- 冨田酒造 七本鎗
- 山路酒造 北国街道
- 吉田酒造 竹生嶋
- 池本酒造 琵琶の長寿 (近江の地酒カードゲットならず)
- 川島酒造 松の花
- 上原酒造 不老泉
- 福井弥平商店 萩乃露
はて、この前日本橋のここ滋賀で購入した『富鶴』の愛知酒造は組合に入っていないのですかね。
家飲みで楽しんだ富鶴がめっちゃ美味しかったので、また飲めるかなぁと思っていたのですが。
また次の機会のようです!
滋賀地酒の祭典 in 大津 2023 当日

- 11:45プリンスホテル着
会場の前にお手洗いがあったので、念のため済ませてから受付の列に並びました。
- 12:00滋賀地酒の祭典 in 大津 開宴!
いい感じににぎわっています!
人気の酒蔵だと、試飲のために長ーい行列があるところも。私はすべての酒蔵を廻りたかったので、一番入り口に近かった藤居本家から順に反時計回りに回りました。
- 藤居本家
- 福井弥平商店
萩の露のお酒は全体的にバランスが良い、飲みやすいお酒が多いように感じます。優しい味わいで、つるつる飲めてしまう。
グッズがたくさんあってテンションも上がります。
試飲できるお酒の種類もたくさんありました。 - 吉田酒造
一升瓶から注いでいただける、しぼりたて直汲み『ヨトトギ』がフレッシュですっごく美味しかった!
実はこのお酒、ここ滋賀でも気になっていたのでまた飲めて嬉しかったです。 - 池本酒造・矢尾酒造
『ALL SHIGA 32酒蔵コラボ純米酒』はこちらでも試飲ができましたが…実はすでに購入済みで家に帰ってゆっくり飲もうと大事に取ってあるので、今回はお預け。
『琵琶の長寿』は第22回 和酒フェス in 中目黒にて麻原酒造の方が『うちの銘柄・琵琶のさざ波が、よく琵琶の長寿さんと間違えられるんです!』とおっしゃっていたので気になっていました。琵琶の長寿、すっきりドライ系で飲みやすいお酒でした。
- 上原酒造
こちらでは、何回も立ち寄りすぎて毎回『おかえりなさい』と言っていただいていました、、笑
お酒の直売はありませんでしたが、燗をつけてもらえ、至れり尽くせりでした。
蔵の整理をしていたら偶然出てきたというレトロなボトルも可愛かった。
- 川島酒造
前回高島市に行ったとき、『藤樹』というお酒を購入してそれがすごく美味しかったので楽しみにしていました!
こちらも燗をつけてもらえるので、いろいろな温度帯で試せて味の変化が味わえて面白かったです。
- 山路酒造
こちらでは『桑酒モヒート』を。
今回はソーダ水ではなく普通のお水で割ったものをいただきました。
あっさりした優しい甘味が染みわたる。。ひとつひとつ丁寧に手造りしていただけて、よりおいしく感じました。
私もこの前買った桑酒はモヒートで飲もう。 - 冨田酒造
こちら、恐らく会場内で一番長い列ができていました。
オシャレなグッズも多くお酒も雰囲気もスタイリッシュ。無農薬米で醸した日本酒もあり、どれも美味しかったです。
- 太田酒造
- 竹内酒造
こちらは、家飲み用のミニボトル。
蓋を開けてそのまま熱湯につけて、お酒の水面が2㎝程上がってきたら飲み頃なんだとか。
ボトルのままお燗がつけられるなんて知らんかった!説明を受けている間に『純米大吟醸もありますから是非飲んでいってください!』とさらに試飲を勧めていただき色々飲ませていただきました。
来年も東海道酒蔵めぐり、行きたいなぁ。
- 北島酒造
私のお気に入り『びわこのくじら』の蔵元さん。
お酒も美味しいし、グッズも可愛いし、、あとで通い袋の小さいものを買おうと思っていたらすでに売り切れてしまっていました。無念!お酒も全部美味しい。
バランスがよく、とっても飲みやすいものが多いので大好きです。 - 藤本酒造
『神開』は間違いありません。
貴醸酒も初めて飲みましたが、甘味・旨味たっぷりで美味しすぎました。色々と面白いお話をしていただいたので結構長居してしまいました。
パステルカラーの鬼ちゃんTシャツが可愛かった、、買えばよかった。 - 安井酒造場
山田錦を100%使用したお酒は『山田百恵』など、ネーミングが独特!
旨み系の濃厚なお酒が多くすごく私の好みです。ラベルもレトロでめっちゃ可愛い。
『初恋』のすっきりした旨さに癒されました。 - 笑四季酒造
Monsoon、赤い糸、と気になっていたお酒があって狂喜乱舞!
どれもこれも美味しかったです。 - 喜多酒造
スッキリ系の美味しいお酒。
そして美しいラベル…。ステッカーもあったのでいただいてしまいました。
どこに貼ろうかなぁ。 - 増本藤兵衛酒造場
ずーーーーっと猫ラベルが気になっていましたが。
今回やっと味わえました。爽やかな香り、やんわり甘口、スッキリ酸味が合ってめっちゃ飲みやすい。
お酒とラベルがめっちゃマッチしている素敵なお酒でした。 - 畑酒造
初めて飲みました!
濃厚系の大治郎…どれも美味しかったですが、特に生酛純米が好きでした。 - 多賀酒造
今年の8月に誕生したAZMは、滋賀県産の食用米を使って醸されているそう。
Opus 13、14、15と飲み比べていくのが面白かったです。 - 中澤酒造
旨み、パンチ!系のお酒でめっちゃ好きです。
美味しい…。特に、うすにごりと生酛が好みでした。 - 佐藤酒造
スッキリ系できれいめなお酒で、とっても飲みやすかったです。
そして、、こも樽って素敵ですよね。余談ですが、日本酒にバタフライピーを漬けこんだ佐藤酒造の『湖濱 びわ湖長濱ブルー』が家で眠っていることを思いだしました。
- 岡村本家
こちらは玄米(精米歩合100%)の琥珀色のお酒があり、最初は目を疑いました。
紹興酒のような雰囲気の穀物感が強い不思議な味わいのお酒で美味しかったです。精米歩合順にお酒を試していくとだんだん変わっていく味わいが面白かったです。
- 平井商店
ここにきたらまず湖雪を。
そしておすすめされた『あんのん』。
優しくなめらかな味わいで、落ち着く…。冷やも美味しいけど、燗をつけて飲んでみたいお酒でした。 - 浪乃音酒造
旨口系のお酒が多く、全部好きでした。
これは…前回堅田で購入した『ええとこどり』を飲むのが楽しみだ! - 田中酒造
春の『東海道酒蔵めぐり』で訪れた田中酒造。
ラベルがめっちゃ格好いいですね。特に気に入ったのは、白いラベルの…お菓子のような日本酒。(名前が分からない、、)
するする―っとあっさりすっきり飲みやすく、めっちゃ美味しかったです。 - 古川酒造
ラベルを見て勝手にスッキリ系かと思いきや、しっかり濃厚系でびっくりしました。
飲みやすく、でもしっかり旨味があって気に入りました。地図で見てみると、『道灌』の太田酒造のめっちゃ近所にあるんですね。
- 美冨久酒造
美冨久といえば、なぜかシャー。笑
三連星は間違いなく美味しくて、どれも好きだけど私はいちばん白(純米吟醸)が好きだ。ここでも結構長居してしまいました。
- 松瀬酒造
きれいでバランスのいいお酒が多く、すごく飲みやすいです。
特別栽培米で作ったお酒など、農業にもこだわっているのが分かるラインナップで勉強になりました。 - 望月酒造
このたぬきちゃん、どこ見てるの?笑
そっぽ向いててめっちゃ可愛いじゃないですか。寿々兜 (すずかぶと)は初めて飲みましたが、米感が強く、ガツンと日本酒らしい甘味が美味しいお酒でした。
- 瀬古酒造
あろうことか、ここでまさかのジモティトークに花が咲いてしまったため写真を撮り忘れました。
こちらのお酒は大津市内のスーパーでもたまに見かける『忍者』。
お米の旨みが濃厚なお酒で、かなり好みでした。 - 14:15お開き!
終始駆け足だったものの、今まで気になっていた滋賀のお酒をほぼ試飲で網羅することができました。
超弾丸だけど、来てよかった…!
午後の部では滋賀県知事の三日月氏が乾杯なさるそうで。
マイクがセットされていました。

近江の地酒カード
最近は様々のカードがあるのですね。
この前長崎で集めたのダムカード、世界遺産カード、そして離島カード。
滋賀では『近江の地酒カード』なる素敵なカードがありました!
今回の祭典では、29蔵のカードをゲットしてきました♪

蔵見学情報などが載っているのもいいですね。

滋賀地酒の祭典 in 大津 2023 に持って行って良かったもの
滋賀地酒の祭典 in 大津 2023 に持って行って良かったものは『水』です!
会場内にはやわらぎ水が用意されていましたが、容器が大体空になっており補充を待つ人々の姿が。
欲しいタイミングで水を飲みたかったので、ペットボトルの水を用意して行ってよかったと感じました。
まとめ
2時間はあっという間で、美味しいお酒を味見している間にすぐ終わってしまいました。
今まで名前は知っていたけど飲んだことがなかった滋賀のお酒がほぼ試飲できて、大変満足です。
最後の方は…ちょっとあわただしく廻った感じになってしまいましたがとっても楽しかった!
これから滋賀のお酒を選ぶときに、この日の味の記憶はきっと役に立つことでしょう。
この後はちょっと大津駅周りを観光したのち京都に向かいます。
おまけ:夜行バスはかなりきつかった
今回しみじみと関したこと…それは『夜行バスは結構きつい』ということ。
夜行バスに乗るのは約20年ぶり?くらいだったので正直なめていました。。

理由はいろいろありますが、主に下記3つの当たり前のことが再確認できました。
- 座席がフルフラットにならないので熟睡できなくてきつい
- 途中停車ごとに明かりがつくので目が覚める
- 夜の移動なので寝られなかった時は到着後がきつい
ただ、バスの中で熟睡できるお方には時間の有効活用という意味でも夜行バスは最適です。
ホテルもとらなくていいし、朝早くから活動できるので元気な人には超おすすめ!
私は、きつい…と思いながらも時間を有効活用すべく地酒の祭典前後も京都駅・大津駅周辺を満喫できたので、スケジュール的には大満足の旅でした。
ちなみに、友人に『夜行バスを使って弾丸で滋賀の地酒フェスに行ってくるわ』と伝えると、ひとこと『狂ってる』と返されたのも…いい思い出です。(?)
という事で、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。

参照:
滋賀地酒の祭典in大津2023 | 滋賀酒乾杯プロジェクト2023 | 滋賀酒乾杯プロジェクト2023 (shiga-jizake.net)