日本酒ファンのためのイベント、和酒フェスin中目黒に行ってきました!
今まで蔵開きなどの蔵元が主となって行うイベントには参加したことがありましたが、大きな会場でたくさんの日本酒が楽しめるイベントに行くのは初めてのこと。
日焼けと熱中症対策を万全に、参戦してまいりました!

和酒フェス
2015年11月にスタートし、今回で22回目を迎える和酒フェスは東京圏で酒類業界、飲食業界、観光業界に関わる方々のために、また蔵元に会いたい日本酒ファンのために開催されるイベントです。
このイベントの魅力は『全国各地の和酒の飲み比べが可能』なこと。

今回の和酒フェスのテーマは、
『夏の暑さを吹き飛ばす!爽やかなお酒を探そう!夏酒、スパークリング、プレミアム酒を楽しもう!』
ということで、全国各地から43蔵243種類の和酒が中目黒GTタワーに集結していました。
チケットの購入方法
チケットは開催日の約1か月ほど前に公式サイトのリンクより購入しました。
→ 第22回和酒フェスin中目黒 | 和酒フェス WASHU FES / 東京 TOKYO, 大阪 OSAKA (sakefes.com)
【第22回 和酒フェス in 中目黒 開催概要】
日時: 7月29日(土)・30日(日)
第1部(試飲会)12:00~14:10 (2時間10分)
第2部(試飲会)15:00~17:10 (2時間10分)
定員: 各部 500名
場所: 中目黒GTタワー前広場 (東京都目黒区上目黒2丁目1-1)
料金: 前売り券 3,300円(税込)
主催:和酒フェス実行委員会
後援:国税庁、観光庁
下記は当日受付の際に見せたチケット。
サクサクとチェックインされていて、非常に効率的でした。

和酒フェス in 中目黒 当日の様子

- 11:45入場開始
開始時間の15分前より入場開始です。
オンラインで購入したチケットを受付で見せてものの数秒でチェックイン完了。プラスチックのミニミニワイングラス(試飲用)・団扇・各酒造が提供する銘柄のリストが乗ったパンフレットをいただきました。
- 12:00試飲開始
この時点で人気の酒蔵の前には長蛇の列が。
私も負けじと(?)気になっている酒造の列に並びます。 - 唯々 / 竹内酒造(滋賀)
今年の春の東海道酒蔵めぐりでお邪魔した竹内酒造。
前回は『香の泉』しか飲んでいなかったので初めての『唯々』です。冷えた赤いラベルの『モダンガール(生酛造り)』が濃醇系で気に入りました。
ロックにしても美味しそうだでした。 - 作 / 清水清三郎商店(三重)
言わずもがな…受付直後から長い列ができていました。
普段なかなか飲めない『作 なぐわし 伊賀神の穂』を試飲しました。
キレがあって安定の美味しさ。。
肉肉しい肉と一緒にいただきたいお酒ですね。 - 四海王 / 福井酒造(愛知)
『四海王 純米 搾りたて生原酒』はお米の味がしっかり感じられる冷酒で、この日の気候に最適。うっかり、おかわりしてしまいました。
- 梅乃宿 / 梅乃宿酒造(奈良)
『いろどり 純米 黄ラベル』は華やかな香りとお米感のある甘味が美味しいお酒。
『Unfold Sake』はラベル&名前が気になって試飲させてもらいました。
すっきりした爽やかな香りで、やさしい甘味を感じるお酒。
ガッツリ系のご飯と一緒でも負けなさそうな味わいで美味しかったです。 - 七冠馬 / 簸上清酒(島根)
The Seven (Sparkling)を飲んでいた人が『美味しい!』と騒いでいたので私も便乗。
ドライでキレが良く、でもほのかに日本酒っぽい甘味が美味しいスパークリング。
甘くないチョコレートと一緒に食べたい感じのお酒でした。 - 久保田 / 朝日酒造(新潟)
久保田はブランディングがブレないので遠くからでもすぐに見つけられますね。
『久保田 雪峯』は山廃仕込のコクのある味わい…。
バーベキュー用(アウトドア用)のお酒なんだそう。さすが新潟!
少し燗をつけても美味しそうだと思いました。 - 華燭 / 豊酒造(福井)
『華燭 Sparkling Methode Rurale』見た目も味も、日本酒ですよと言われなければわからぬほどのワインっぽさ。
瓶内二次発酵のお酒だそうで、甘味がありスッキリした味わいが夏にぴったりのお酒でした。 - 水芭蕉 / 永井酒造(群馬)
『Awa Sake 水芭蕉 Pure』は今回のフェスでいただいたスパークリングの中で一番好きなお酒でした!しっかりシュワシュワしながらも、しっかりと日本酒らしい味わいがあって美味しすぎた。。
- 天鷹 / 天鷹酒造(栃木)
『有機純米大吟醸 天鷹 槽搾り 原酒』は深みがあり、酸味のバランスが良く穏やかな味わいの日本酒。美味しかった。
思わず二度見する値段。。ここで試飲できてよかったw 飲んでから値段を見て度肝を抜かれました。。笑
- 秩父錦 / 矢尾本店(埼玉)
『白麹純米吟醸 Unification』を試飲しました。
ワイングラスでも美味しいお酒だそう。
甘味と酸味のバランスが良く、つるつる飲めてしまう危険なお酒。
とても飲みやすかったです。 - 米鶴 / 米鶴酒造(山形)
『Sparkling Rose』という、日本酒では見ないワードを見かけてしまい、思わず立ち止まりました。
なんでも、『赤色酵母』という日本酒に色を授ける種類の酵母を使用してお酒を醸しているそう。
甘味と酸味がマッチしておりアルコール度数も9%と低めで、かなり飲みやすいお酒になっていました。 - ラベル式 / 河武醸造(三重)
なんともオシャレなボトルとケース。
私はとってもフルーティーな『式 Shiki Rich』の華やかな香り・深みがあってキレのいい味わいがとっても気に入りました。 - ラベル綾菊 / 綾菊酒造(香川)
『綾菊 讃岐オリーブ 純米生原酒』を試飲。
オリーブの実から採られた酵母を使って醸したお酒で、スッキリとしたの飲み口が夏にマッチしています。
きりっとした酸味と適度なコクと旨味があって、美味しい!イタリアンやフレンチにも合うそうで、私は白身魚なんかと食べたらおいしそうだなぁと思いました。
- その後…
すべての酒蔵をまわったはずが、上記以外のところでは写真を撮っていませんでした!
- お燗ブース
試飲に試飲を重ね、最後にたどり着いたのが『お燗ブース』。
私の大好きな『帝松 雄町 純米』を燗にしていただきました。
お米が存分に味わえる濃厚な旨みと切れの良い飲みごたえが特徴のお酒ですが、燗をつけることによって旨みが増して…。冷酒ばかり飲んでいたので、改めて燗をつけたお酒もお美味しいとほっこりしました。
- 14:10お開き
14:00を過ぎると案内のアナウンスなどが始まり、14:10にはお開きとなりました。
2時間でどれだけ廻れるのか…?と思っていましたが、急ぎ足ながら全部のブースを周る余裕があり、とっても楽しかったです!
和酒フェスに持って行って良かったもの
今回炎天下の元開催された和酒フェスでしたが、会場の大部分が日陰となっており快適に過ごすことができました。
そんな中、今回のイベントに持って行って良かったものがいくつかあったのでご紹介します。
初参戦の和酒フェス★持って行って良かったもの
- 水
- 帽子・タオル
- リュックサック
水は蔵元によっては仕込み水を提供しているところがありました。
加えて、受付近くの販売ブースでもペットボトルの水の販売がありましたが、タイミングによっては列ができていることもあり、欲しい時に手元に水があったほうがいいかなと思いました。
会場のほとんどが日陰だったとはいえ、一部直射日光の当たるテントもありました。
また日陰とはいえとっても暑く、終始汗だくになっていました、、
ですので汗拭き用のタオルや帽子は持って行って良かったです。

最後に両手が使えるのでリュックサックは最強!でした。
蔵元によっては、パンフレットやグッズをくれることがあります。
そんな時、かた一方の手は常に試飲用のグラスを持っていて塞がっていたものの、もう一方の手が空いているとスムーズに動きやすかったです。
ちなみに…私は持っていないが、他の参加者が持っていて『めっちゃ便利そう!』と思ったのがこちら。
これがあると完全に両手がフリーになるのでいいですね。
首から下げるタイプのものを使用している方もいらっしゃいました。
まとめ
今回は約40蔵がひとつの会場に集結しており、飲んだことのあるお酒もあれば初めて目にするお酒もあって、そのすべてを味わうことができるというとても面白い経験ができました。
飲んだのに写真を撮っていないものが沢山あり、がっかりすると同時に次回(あるのか?)はしっかりと記録に収めていければと思いました。

和酒フェスの定員は500名。
行く前はどれくらいの混雑具合になるのか全く想像できませんでしたが、実際には適度に人がいながらも混みすぎておらず、でもガラガラでさみしいという訳でもないという絶妙な密集具合が心地よかったです。
今回の収穫は新しいお気に入りのお酒を見つけることができたこと。
いつか、今回出会ったお酒を醸す酒蔵を実際に訪れてみるのも面白そうだなと思いました。
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
素敵な1日をお過ごしください。
参照:
第22回和酒フェスin中目黒 | 和酒フェス WASHU FES / 東京 TOKYO, 大阪 OSAKA (sakefes.com)