長崎滞在最終日。
この日は事前に予約していた端島(軍艦島)のツアーに行ってきました。
当日の天気は予報通り大雨。。。
しかし予報では本日は波が落ち着いており軍艦島に上陸できる可能性が高いとのことだったので、期待を胸に長崎港に向かいます。
前日に高島より軍艦島を眺めた話はこちら↓

軍艦島
軍艦島は長崎港から南西に約18㎞の沖合に位置する『端島(はしま)』という島のこと。
埋め立てが繰り返され、岸壁が島全体を要塞のように覆い、高層鉄筋アパートが立ち並ぶ島の様子が、当時造船真っただ中だった戦艦『土佐』と似ており、新聞に『軍艦にみまがうようである!』と紹介されたために軍艦島と呼ばれるようになったそう。

2015年には先日訪れた高島炭坑(北渓井坑)とともに『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』のひとつとして世界文化遺産に登録されています。
その良質な石炭で高島とともに日本の近代化に大きく貢献した端島は最盛期の1960年には約5300人もの人が住んでいたそうですが、主要エネルギーが石炭から石油へと移行したことにより1974年に閉山となりました。
端島(軍艦島)
長崎県長崎市高島町
軍艦島上陸周遊クルーズ(マルベージャ)
今回は、やまさ海運株式会社の軍艦島上陸周遊クルーズ『マルベージャ号』にて軍艦島のツアーに参加してきました。

事前にじゃらんでネット予約してクーポンなどを利用したため、金額は大人1名3500円。
加えて、乗船当日は施設見学料として受付窓口で現金310円支払う必要があるので、現金を準備しておきましょう。
→ 軍艦島上陸クルーズのネット予約 |やまさ海運 (gunkan-jima.net)
ちなみに…意外と端島上陸はハードルが高く、風速5メートルを超える場合、波の高さが0.5メートルを超える場合、現場海域の視界距離が500メートル以下の場合などなど上陸できない条件がいくつかあります。
『2回クルーズに挑戦したけど、1度目は悪天候で船がでず、2度目は出航したものの上陸できなかった』と話していた知り合いもあるので、『軍艦島は上陸できたらラッキー』という気持ちで行くのがいいかと思います。
実際、前日のツアーでは船は出航したが上陸は午前・午後共にできなかったそうです。
上陸についての判断は運航当日の船長判断となるため、船が出向してから軍艦島周遊クルーズ(110分)という別のコースに変更になることもあるとのこと。。
詳しい情報は各運航会社のウェブサイトをご覧ください。
実際の軍艦島上陸周遊クルーズ
当日は大雨の中、濡れてもいい格好でクルーズに参加してきました!
- 8:15長崎港ターミナル内で受付手続き開始
当日はそこそこ人がいたものの、窓口で対応しているスタッフの数が多かったのでスムーズに受付できました。
受付の前に同意書の確認や署名などをする必要があるので、時間に余裕をもって受付することをおすすめします。
やまさ海運株式会社
長崎市元船町17-3 長崎港ターミナルビル1F 7番窓口 - 8:40乗船案内(第2桟橋)
雨の中、こちらの桟橋で並んで乗船の案内を待ちます。
マルベージャ号は写真真ん中の左手に停泊している船。
- 9:00長崎港出航
出航後は船から見える景色を中心に観光案内が流れ始めます。
この日は英語と日本語で案内がありました。
しかしながら雨で全く外が見えなかったため、お話だけ聞きながらおとなしく席に座っていました。
よりよりは止まっているホテルの近所で購入したもの。
噛み応えがあり、程よい甘味が美味しい食べ応えのあるお菓子でした。created by Rinker¥1,100 (2026/04/19 14:23:24時点 楽天市場調べ-詳細) - 9:30軍艦島接岸・上陸・見学
出航から約30分後、とうとう軍艦島の姿が見え始めます。

最初の感想は『本当に軍艦のように見える』(写真でしか見たことないけど)。
これが島だというのが不思議な感じさえします。
こちらが端島港。
この日は幸い波も穏やかで、無事に端島に上陸することができました。
噂通りの THE 廃墟。

端島は傘の持ち込みが禁止のため、皆レインコートを着用して上陸です。
島内では強風のため、傘が飛ばされて危険なのだそう。
私はクルーズ船内でレインコート(200円)を購入しました。
あまりに良心的な価格設定にびっくりだったのは私だけではないはず。。『見学施設利用券』は上陸した際に係員に渡す必要があるので、なくさないように!

第一見学広場 端島島内では、決められたルートに沿って移動します。
全部で3か所の見学広場があり、それぞれ違うガイドさんが広場から見える建物についてや、端島炭坑の歴史などを話してくれました。
第二見学広場 島には娯楽施設は何でもそろっており、学校や病院・商店のほかパチンコホールや映画館などの娯楽施設も充実していたそうです。

第三見学広場 中には端島出身のガイドの方もいらっしゃって、
『1916年には日本で最初の鉄筋高層アパートが建築されるなど、国内で最先端の技術が終結したような場所だった』
『最盛期のこの島は人口密度が非常に高く、当時の東京の9倍もの人口密度だったこともあった』
『今残っている建物はいつ壊れてしまってもおかしくない。時にはこうしてガイドをしている間に建物が一部崩れることもある。朽ちていくだけで、保存には莫大な費用が掛かるため何もできないのがもどかしい』
など、いろいろなお話をしてくださいました。
- 10:00軍艦島離岸・出発
約30分の端島滞在後は、島周辺をくるりと船で一周します。

端島小・中学校、端島病院、そして端島神社などなど…見学広場からは見えなかった島の側面や裏側も船から見学することができました。


真中・右手に見える祠は端島神社のものだそう。
拝殿などは木造のため朽ちてなくなってしまったものの、祠のみコンクリートで造られていたため今も残っているんだそうです。
端島周辺のクルーズを終えた後は、長崎港に向けて出発です。

途中、船から見える世界遺産などについてもアナウンスがありました。
このころには雨は小雨になっていたので、景色も見られて来た甲斐がありました。
万が一端島に上陸できなくても、単純にクルーズとして乗船しても十分楽しめる内容だったと思います。
- 11:30長崎港到着
約2時間半のクルーズを終えて長崎港に到着です!
まとめ
やまさ海運株式会社の軍艦島上陸周遊クルーズは、短い時間ではありましたがかなり充実した内容で大満足でした。
特に行き帰りの景色を見ながら船内放送で解説があったため、飽きることなく船内での時間を過ごすことができました。
正直に言うと、数日前に池島を訪れていたためほんの少し感動が薄れていたような気もしますが、それでも『軍艦島』の姿を間近に見ることができたこと、また実際に上陸できたことはとても心を動かされる出来事だったことは間違いありません。

下船後には『軍艦島上陸証明書』が配布されました。
雨の日の軍艦島上陸ツアーにおすすめの恰好
最後に、今回豪雨の中端島を訪れて、私なりにこれがあったらそこまでストレスなく端島上陸を果たせるのではないか?と思うものをまとめてみました。
端島島内は基本的に屋根のないところをひたすら順路に沿って歩いて回ります。
傘は風が強く飛ばされる危険性があるため禁止されており、運悪く雨の日に当たってしまった場合はいかに濡れない服装(もしくは濡れても早く乾く服装)でツアーに参加するかが大切です。
特に、運動靴を履いていらっしゃる方々は軒並み『中が濡れた!』とおっしゃっていましたし、長靴だった方もズボンの裾を長靴の中に入れていたため、口の部分から水が入ってしまったと言っていました。
(長靴の場合は、防水ズボンのすそで長靴の口を覆って水が入らないようにカバーするのがよさそうですね。)
雨の日の軍艦島上陸ツアーにおすすめの恰好
- 速乾性の上下
(濡れても乾きやすいTシャツやズボンなど) - フード付きのレインコート
(船内でも購入できますが、フリーサイズで形は選べません) - かかとが固定されるタイプのサンダル
(サンダルは濡れてもすぐに乾くのでストレスフリー!
ビーチサンダルのようなかかとが浮くタイプのものでは上陸できません) - 防水のズボン、もしくはレインコートで隠れる長さの短パン
(長ズボンだとレインコートで覆われていない部分は濡れるため) - つばのある帽子
(レインコートのフードだけだと、顔に雨が吹き込んできます) - 携帯用の防水ケース
…ま、晴れてたならば何も心配いらないんですがね。
天気はどうにもならないので、備えあれば憂いなしということです!
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。
参照:
端島(軍艦島) | 観光スポット | 【公式】長崎観光/旅行ポータルサイト ながさき旅ネット (nagasaki-tabinet.com)
軍艦島上陸クルーズのネット予約 |やまさ海運 (gunkan-jima.net)



