沖永良部島をレンタル自転車で爆走してきた<鹿児島・和泊/知名>

まちあるき

ヨロンパナウル王国を去る時がきました。

次の行き先は、お隣の沖永良部島。
与論島から約2時間フェリーに乗っての移動です。

何を勘違いしたか沖永良部島について火山の島というイメージを持っていた私ですが、活火山があるのは屋久島の近所にある『口永良部島』

今回訪れた沖永良部島は西郷隆盛の流刑地としても知られる花の島でした。
全然違った!

沖永良部島はどこにある?

沖永良部島は鹿児島県から南へ約540kmの洋上にある、ー隆起珊瑚礁からなり、周囲約50km、面積約95平方kmの小さな島です。

与論島と同じく島の土壌は珊瑚礁でできているため痩せて保水力に乏しく、夏は毎年日照りに悩まされ秋は大型台風に襲われ。。
冬は農作物にとって致命的な潮飛沫が季節風によって吹き上げられるため、自然の恵みという観点からは恵まれない島
だといいます。

農業用水に恵まれないことから幕末期より溜め池作りを始めており、奄美群島の中で溜め池の数が最も多い島なのだそうです。

奄美群島の経済を支えているのはサトウキビなどの農産業ながら、沖永良部島では政府の補助金の出ない鑑賞用の植物を栽培する花卉栽培によって高い所得をあげているのだとか。

明治時代に栽培が始まり海外へも輸出されているエラブユリだけでなく、菊やフリージア、ソリダゴなど世界農業の規格に適合する農業を実施しています。

沖永良部島

与論港から和泊港までのフェリー

鹿児島~沖縄間の航路は、マルエーフェリーとマリックスラインが交互に一日一便運航しています。
ネットでの予約も可能ですが、今回は出発の10日ほど前に電話で予約をしました。

沖縄奄美友好割(うろ覚えです)が適応されて、片道大人一人で1,310円のダメージ!
悪くありません。

<沖縄発:上り便時刻表>

那覇本部与論和泊亀徳名瀬鹿児島
出7:00入9:00
出9:20
入11:50
出12:10
入14:10
出14:40
入16:30
出17:00
入20:30
出21:20
翌日
入8:30

2時間でもフェリーでひとり酒

今回はたった二時間の乗船なのでサクッと缶ビールでキメてみました。
お隣、沖縄県のオリオン・ザ・プレミアムです。
コクがあって、でも重たすぎない飲み心地が昼のみに最適でした。

14:10に和泊港に到着した後は宿にチェックインしてゆっくり過ごし、明日のハードスケジュールに備えます。

谷山モータースにて自転車をレンタル

今回の旅のお供、レンタル自転車は和泊の中心エリアにある谷山モータースにてお借りしました。
前日に電話で自転車の空き状況を確認すると『明日は大丈夫』とのことだったので、当日は開店と同時にお店にお邪魔しました。

8:30~18:00までの利用で、電動自転車の利用料金は2,000円普通の自転車は1,500円

しかもこちらで発行された申請書を和泊町役場建設課に持って行くと1,000円の商品券がもらえるキャンペーンをやっていると教えていただき、実質1,000円で自転車を借りたかたちになりました。

商品券は和泊町ポイントカード会に加盟店で利用可能。
私は黒糖アンダギーが食べたかったので、後蘭エリアにあるまごころ製糖にて使用しました。

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谷山モータース
鹿児島県大島郡和泊町和泊1207

当日のスケジュール

この日は比較的風が強かったため、知名町に点在するスポットが回れたらいいかな、と目線低めで出発です!

沖永良部島をレンタル自転車で爆走!
  • 8:30
    谷山モータースにて自転車をレンタル

  • 8:55
    和泊町役場にて商品券ゲット

    手作り感あふれる商品券。かわいい。

  • 9:05
    南洲神社

    この時点でバッテリーの残量が80%なことに気づき、若干焦りながら次の場所を目指します。

  • 9:25
    国頭小学校の日本一のガジュマル

    スケールが、、大きい!
    一本の木なのに、木の下に入ると森の中にいるような安心感がありました。

  • 9:35
    国頭暗川(くにがみくらごう)

    暗川が地下を流れる川のこと。
    島内には多くの暗川が分布しているそうで、かつてはこの暗川周辺に集落を築いたのだそう。

    昭和37年に簡易水道が創設されるまで、飲料水や生活用水として使われていました。

  • 9:45
    フーチャ(潮吹き洞窟)

    上から洞窟をのぞき込むように見学するのですが、風が強くてすごく怖かったです。

    波が打ちあがる瞬間は大迫力でした。

  • ウミガメ発見!

    フーチャからさらに海側へ歩いていくと、断崖絶壁になっておりどこまでも続く水平線が楽しめます。

    じーっと海を眺めていると、ウミガメが荒波に揉まれながら泳いでしました。

  • 10:10
    沖永良部西海岸

    少しずつ潮が満ちてきているようでしたが、まだまだ水位は浅く。
    しかしながら高い透明度を思わせる海水が美しかったです。

    目を凝らすとちらほらと絶壁に寄り添いながら釣りをしている人を見かけました。
    高いところにいて怖くないんかな?

  • 10:50
    ソテツジャングル

    約500mのソテツジャングルの小道の両脇には大きなソテツの木がうねうねと植わっています。

    中には数百年前に飢饉に備えて植えられたものもあるのだそう。
    ゴールにはアダンの木もありました。

  • 11:10
    西郷隆盛上陸の地

    薩摩藩主である島津久光の命に背いたことで怒りを買い、島流しにされた西郷隆盛が上陸したのがここ伊延の地でした。

    …この辺からお天気が怪しくなり始めました。

  • 11:30
    西郷食堂

    沖永良部島といえば、伊勢海老。
    という事で、西郷食堂にて『せごどん』をいただきました。

    伊勢海老の下にも絶景が、、新鮮な海鮮は大変美味しかったです。

  • 12:40
    ウミガメビューポイント

    タイミングが早すぎたため、まだ満潮まで時間がありウミガメを見つけることはできませんでした。

    が、いいのです。
    さっきフーチャで見たから!

    それにしてもこの美しい海。
    とても癒されます。

  • 13:00
    半崎

    あああああ、これは晴れていたら海の色がすごかったんだろうなぁ!


  • 13:35
    ウファ(世之主の墓)

    ここから少し内陸に入り、急な坂をひたすら登っていきます。

    14から15世紀ごろに沖永良部島を治めていたとされる、えらぶ世之主のお墓だと言われる場所です。

    奄美群島随一の規模を誇る琉球式のトゥール墓(風葬墓)で、人間は死ぬともとに帰るという琉球思想からお墓のかたちは子宮をかたどったものになっているのだそうです。

  • 13:40
    チュラトゥール

    世之主のお墓を右手に50mほど下って県道に出る少し手前の小道を右に入ると、もうひとつトゥール墓がありました。

    ちゅら=美しい、トゥール=お墓
    詳しい経緯はわかっていないそうですが、恐らく高貴な人のものであっただろうと言われているのだそうです。

  • 14:00
    まごころ製糖

    こちらで、役場でいただいた商品券を利用しました。

    この黒蜜アンダギー、沖永良部島に来る前から楽しみにしていたんです!
    大きなサイズを買ってしまいました。

  • 14:50
    田皆岬

    高さ約51mのあまりの絶景に、、強風の恐怖も忘れて岬の先の方まで出てしまいました。

    奄美十景のひとつでもあり、天気が良ければ水深の浅い手前側では珊瑚も見られるのだそうです。

    こちらで先ほどゲットした黒蜜アンダギーを味見してみました。
    外のカリカリ感と中のやわらかさのコントラストがたまらん!
    揚げてあるとは思えないほど軽い食感で、一気に半分くらい食べてしまいました。
    大変危険です。

  • 16:30
    沖永良部島観光協会 エラブココ

    こちらは幼稚園を改装してつくられた沖永良部観光協会の施設です。
    なぜこんなにもフェリーターミナルから離れた微妙な場所にあるのかは謎ですが、素敵なお土産がたくさん置いてありました。

  • 17:20
    谷山モータースにて自転車を返却

    返却直前に気づいたけど、キーホルダーが面白い!
    何かの部品だろうか。

  • お疲れさまでした!

この日は強風の中、ひたすら自転車で駆け抜けた一日でした。
沖永良部島はどこもかしこも絶景ばかりで、移動していてとても楽しかったです。

この後は夕食もそこそこに、ホテルに帰って爆睡したことは言うまでもありません。。

まとめ:沖永良部島はアップダウンがそこそこ激しい

あまり上り下りのない与論島と同じ感覚で挑んでしまった沖永良部島は、実は思った以上にアップダウンがあってとてもいい運動になりました。
普通の自転車ではなく電動自転車を借りて良かったです。

またこの日は特別風が強いのかと思ったら、島の人によると『島はいつでも強風だわ』とのこと。
日焼け防止のための帽子は、ひも付きのものを被るのが正解のようです。

個人的に自転車での移動が好きな理由の一つに自動車やバイクよりも『気になった場所で停車しやすい』というものがあります。

沖永良部島の海岸線はずーーーーーーっと絶景続きなので、何度も自転車を停めて景色を堪能していました。

ある程度の面積がある沖永良部島ではレンタカーや原付バイクで島をまわるのが一般的なようですが、あえて電動自転車を使ってみるのはいかがでしょうか。

それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。

参照:
ようこそ、沖永良部島へ
マルエーフェリー

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