友人と上野公園付近を散策していた時に見つけた『酒屋角打ちフェス』。
2024年2月の開催は第8回目だそうで比較的新しいイベントのよう。
酒蔵が出店するスタイルではなく、主に酒販店が出店する角打ちスタイルとなっています。

週末の開催でにぎわっていたこともあり、面白そうだったので偵察してきました。
酒屋角打ちフェス

酒屋角打ちフェスは角打ちスペース、フードスペース、音楽スペースの3つのエリアで構成されています。
角打ちスペースでは各お酒屋さん選りすぐりのお酒を、フードエリアではお酒に合うおつまみから食事系まで様々な料理を、音楽スペースではアーティストによる歌や踊りなどのパフォーマンスを楽しむことができるイベントです。
イベント中はプロ厳選の日本酒や焼酎・酎ハイ・ワイン・クラフトビール等が『角打ち』スタイルにて提供されます。
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イベント | 第8回 酒屋角打ちフェス |
開催日 | 2024年2月16日(金)17日(土)18日(日) (雨天決行・荒天中止) |
開催時間 | 16日(金)12:00~20:00 17日(土)10:00~20:00 18日(日)10:00~19:00 |
入場料 | 500円 『きき酒体験』付き |
会場 | 上野恩賜公園 竹の台広場(噴水広場) |
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上野恩賜公園 竹の台広場(噴水広場)
角打ち(かくうち)とは

角打ちとはお店で買ったお酒を店内でそのまま飲むこと。
瓶で購入する前に気軽に味見をしてからお酒を決めることができる、素敵なシステムです。

元々お酒は通い徳利を持参し酒屋さんより量り売りで買うものだった時代、お店の一角に今でいうイートインコーナーを設けて購入したお酒をその場で飲めるようにしたものが『角打ち』の由来といわれています。
四角いかたちをした枡の角に直接口をつけて飲むから、もしくは酒屋さんの片隅(一角)にてお酒を飲むから、『角打ち』と呼ばれるようになったんですって。
当日の様子
私が訪れたのは開場直後の1時間と閉場直前ごろ。
用事があったので最も盛り上がっていたであろう時間帯にはいくことができなかったものの、逆に空いていたのでほとんどのお店で並ぶことなく楽しむことができました。
当日中であればリストバンドを見せると再入場できたのがよかったです。
角打ちエリア

角打ち=日本酒、のイメージがあったので焼酎やワインなどほかのお酒も飲めるというのが新鮮でした。
また角打ちの醍醐味ともいえる『酒屋さんにおすすめを聞く』こともでき、とっても楽しむことができました。
しかし、楽しみすぎて全く写真がありません!
飲んだことがないお酒を飲もうと意気込んでいたものの、古伊万里酒造の『古伊万里 前(さき)』を取り扱っているブースがあったので突入。
やはり佐賀のお酒って美味しいなぁと居座ってしまいました。
無料きき酒体験コーナー

入場料に含まれているのがこちらの無料きき酒体験。
この日のお酒は『金婚 辛口 本醸造』と『国府鶴 純米』でした。

どちらも飲んだことのないお酒だったので、わくわくしながら挑戦。
国府鶴は気持ちのいい酸味があるお酒でスッキリとドライな味わい。
しかし長時間紙コップに入っていたのか、紙コップの味がついてしまっていました。
金婚はライトで甘味があっておいしい。
辛口、と書かれたラベルから想像していたような味ではなく飲みやすかったです。
有料きき酒体験コーナー

有料きき酒体験コーナーでは1500円で3種類のきき酒を楽しめます。
また1回のきき酒購入でハズレなしのガラポンに挑戦できました。
お酒は『千代鶴 大吟醸』『江戸開城 純米吟醸』そして『十右衛門 純米無濾過原酒』です。

私はというと、参加賞をゲット。
こちらの樽酒をプラカップに1杯いただきました!
有料きき酒の銘柄を見事当てるともう1回ガラポン挑戦権が得られるのですが、残念ながら私は当てることができませんでしたw
刺激物・熱いものの食べ過ぎで舌がダメージを受けているのでしょうか。
『十右衛門 純米無濾過原酒』は自宅にストックがあってお気に入りなので、これだけ当てることができました。笑
しかしどのお酒もとても美味しかったです。
音楽スペース

もう閉場間際で人が少ない瞬間に撮った写真なので閑散としていますが、明るい時間はもっとたくさんの人がいたようですごく盛り上がっていたそうです!
カクフェスに行く際に気を付けること

樽酒がこぼれてめっちゃもったいなかった、、
- カクフェスへは両手がフリーになる格好で
- 小銭は多めに準備しておく(ポシェット型の小銭入れがあると便利)
- 事前に水を調達しておく
お金の支払いや、お酒・フードの受け取りなど、片手がふさがっているとすべての動作に時間がかかってしまいます。。
イベントに参加する時は、リュックサック・もしくは斜め掛けカバンなどで行きましょう!
また、小銭を多く持って行くとスムーズに支払いができるのでいいなと思いました。
すぐに出し入れできるよう、ポケットに入れておくと便利です。
そして、お酒を飲むととっても喉が渇きますよね。
水は会場内でも売っています!
どうせ必要になるのはわかっているので、お酒を飲み始める前に入手しておくのがいいと思いました。
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最後に…協賛リストの中に『道灌』の名前があったのですごくテンションが上がったのですが、道灌を取り扱うお酒を見つけることができず。。
どこにあったのでしょうか!笑
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。

太田道灌ゆかりの酒★太田酒造『道灌 渡船 直汲み 特別純米生原酒』を飲んでみたお話はこちら↓
『道灌』を醸す太田酒造の蔵見学に行ってきたお話はこちら↓
参照:
酒屋角打ちフェス【2024年2月16~18日開催】 – 日本酒・焼酎・ワインの専門店が、上野に大集合!! (kakufes.com)