球体関節人形のラベルとお酒の名前が個性的な中野大好きナカノさん ナカノさんは『純米酒で』を飲んでみました。
最初ラベルを見たとき『ん?どこからどこまでが名前なん?』と思ったのは私だけでしょうか。
そして今も正式な名前はわかっていませんが…醸造元はかの大和川酒造店。
名前の謎は置いておいて、とっても美味しいお酒でした。
中野大好きナカノさんプロジェクト

『中野大好きナカノさん』は中野区の公式キャラクター。
そして『中野大好きナカノさんプロジェクト』は身長44㎝、球体関節人形のナカノさんがあらゆる個性を受け入れるまち・中野にきて様々な日常に出会い、地域の魅力を発信していくプロジェクトです。
今回友人にこちらのお酒をいただきナカノさんの存在を知った私ですが、中野区にお住いの方々の間では有名な存在なのでしょうか。
どうでしょう?
ちなみに、ナカノさんのお酒シリーズの中には梅酒やワイン・梅酒などもあるそう。
お酒好きで、且つナカノさん好きな人にはたまらないコラボなのでしょうかね!
ナカノさんは『純米酒で』

今回手に入れたお酒『ナカノさんは『純米酒で』』は、中野大好きナカノさんプロジェクトの一環で、『中野大好きナカノさん』と中野区の酒販店がコラボしてつくられた純米酒なのだそう。
製造元は福島県にある『弥右衛門(やうえもん)』で知られる大和川酒造店です。
販売元は中野酒販協同組合となっていました。
大和川酒造店
大和川酒造店は江戸時代中期の寛政2年(1790)創業。
飯豊山の伏流水を仕込み水、そして酒造りの過程で出る有機副産物(酒粕や米ぬかなど)を使用したサステナブルな土づくりによって自社栽培されたお米を使って『なめらかでやさしくやわらかな『調和』のとれた味わいが一体となって表現された』お酒を醸す酒蔵です。
以前東北の地酒まつりにて出会った、酒米夢の香を60%まで精米して醸された『純米辛口 弥右衛門(やうえもん)』は深みがある、しっかりとお米の味が旨いお酒でとても美味しかった記憶があります。
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大和川酒造店
福島県喜多方市字寺町4761
ナカノさんは『純米酒で』スペック

ナカノさんは『純米酒で』はきりっとした辛口の純米酒、と説明されました。
冷やでよし、燗で良しと様々な温度帯で楽しめるお酒なのだそうです。
ナカノさんは『純米酒で』テイスティング

甘味を感じるようなお米の香り。
色はほんの少し黄色がかっています。
まずは少し燗をつけて。
ひとくち口に含むと最初から濃醇な、こってりとした旨味を感じます。
そしてほのかにブドウを感じる甘味。
きりっとした酸味と、舌の側面をはしるぴりりとした辛味。
飲み込むと、こっくりとした穀物的な香りが鼻を抜けます。
余韻は長め。
味わい深い美味しいお酒だと感じました。
次は、冷酒で。
冷やしたことで香りが少し閉じてしまったようです。
ほんのりお米感と甘さを感じる香りがしました。
濃醇な甘みと旨味はそのままに、引き締まった味わいになりました。
フルーティーな、瑞々しいブドウを感じるような甘味がとても美味しい!
燗をつけたときの少々こっくりした感じがマイルドになって、もともと飲みにくいわけではなかったものの、味に厚みがありつつも飲みやすくなったように感じました。
ナカノさんは『純米酒で』を飲んでみて

中野区とは関係のない人間ながら、今回飲んだコラボ酒・中野大好きナカノさん『ナカノさんは『純米酒で』』はとても美味しく、また冷やでも燗をつけても美味しいお酒でした。
しかしながら…一点だけ気になった点があるとすれば。
大和川酒造店とのつながりがどういったものか知らないながら、中野区コラボのお酒ならば、せめて東京都内の酒蔵とのコラボだったらより地元産のものというつながりができて面白いのではないのかな、と思いました。
これって中野区のお酒屋さんでは普通に売っているものなのでしょうか?
また機会があれば確かめてみたいと思います。
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。
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参照:
大和川酒造店 (yauemon.co.jp)
中野大好きナカノさんプロジェクト | 中野区 (tokyo-nakano.lg.jp)