2025年2月は祝日が2回もあってわくわくしますね。
今回は初めて、下北沢で行われた『2025.1st 気仙フェア 下北沢デ三陸ノ食ト酒』に行ってきました。

2025.1st 気仙フェア 下北沢デ三陸ノ食ト酒

開催日時 | 2025年2月 15日(土)13:00~19:30 16日(日)11:30~19:00 |
場所 | 気仙フェア特設会場 東京都世田谷区北沢2丁目25-13 |
主催 | しもきた商店街振興組合 |
後援 | 世田谷区 世田谷区産業振興公社 |
協力 | ぶらり下北沢、ぶらり気仙 |
『2025.1st 気仙フェア 下北沢デ三陸ノ食ト酒』は物販と観光業を通じ、地域と地域をつなぐために陸前高田を中心に事業主の方々とともに開催しているイベントなのだそう。
岩手県大船渡や気仙沼(宮城県)、住田町、陸前高田市の物産&飲食ブースが並んでいました。
美味しかった三陸のお酒
下北沢という場所柄もあり、気仙フェアの会場周辺は大変おしゃれなエリアで目的地にたどり着くまでドキドキしてしまいました。
近くでは様々なハンドクラフト作家が出店しているイベントもあり、たくさんの人で賑わっていました。
海中熟成酒 酔仙 本醸造辛口 飲み比べ / 酔仙酒造

初めて海中熟成酒という言葉を聞いたのは福岡県宗像市に蔵を構える勝谷酒造。
当時はちょっとお値段が高かったため購入はせずどんな味だったのかは分からずじまいでしたが、今回は一杯だけの飲み比べセットが販売されていたので試してみました。
オリジナルの『酔仙 本醸造辛口』は正統派の辛口で、きりっとしまった旨みのあるお酒。
それが海中で熟成されると、とてもまろやかで甘味の強い味わいに。
本当に同じお酒?と信じられないくらい味が変化していて面白かったです。

海中熟成の過程でボトルに張り付いたと思われるフジツボ。
実はフジツボって貝類ではなく甲殻類なのだそうです。
蒼天伝 特別純米 滓がらみ 搾りたて生原酒 / 気仙沼 男山本店

今回のイベントでは蒼天伝シリーズのお酒が3種類ほどありましたが、中でもこちらが一番気に入りました。
ちょっぴり濃醇で落ち着いた果実のような甘味、すっきりと軽やかな舌触り。
原酒無調整の荒々しさはありながらどことなく控えめな上品さもあり、とても美味しいお酒でした。
この日飲んだお酒の中で一番好きな味わいのお酒でした。
AKABU F / 赤武酒造

前回ふるさとグルメてらすの東北まつりにて初めて飲んだ『AKABU 純米 NEWBORN』がめちゃくちゃ好みで、これも絶対に好きになると確信していたので安心してオーダーしてみました。
完熟メロンのような濃厚な甘い香り!
フルーティーな味わい、ライトボディでキレがよく、流れるように飲めるお酒でです。
この日飲んだお酒の中で、一番やわらかくお上品な味わいで更にAKABUが好きになりました。
浜千鳥 純米吟醸 吟ぎんが / 浜千鳥

スタッフの方に辛口のお酒の中で一番おすすめ、と教えてもらったもの。
こちらはGI岩手のお酒という事で、原材料の全てが岩手県産のものなのだそう。
爽やかな甘味、きれいでさらさらした舌触りがとても美味しいお酒でした。
七福神 超辛口 純米酒 / 菊の司酒造

『七福神 超辛口 純米酒』は飯米を使用して醸されたお酒なのだそう。
超辛口と書いてあったのでドライな感じなのかと思っていたら、とても強い旨味があるどっしりタイプのお酒で大変美味しかったです。
日高見 特別純米酒 魚ラベル / 平孝酒造

三陸の海鮮に合うお酒、という事でスタッフの方におすすめしてもらったこちらのお酒。
日高見(ひたかみ)特別純米酒 魚ラベルはかなりしっかりと旨味の強いタイプのお酒で、程よい酸味とすっきりした飲み心地が大変美味しかったです。
キレがいいのですいすい飲めてしまい、大きいサイズで頼めばよかったと後から気付きました。
ホタテ、秋刀魚メンチ、焼きそばなどフードも美味しかった!



今回はお酒と合わせて、海鮮焼きそば(写真を撮る前に上に乗っていたホタテを食べてしまったw)や秋刀魚メンチ、蒸しホタテをオーダーしました。
全体的に味付けが濃い目で、すごくお酒に合うメニューになっていました。
特にホタテ…!
『日高見 特別純米酒 魚ラベル 』はもちろんのこと、『七福神 超辛口 純米酒』や『浜千鳥 純米吟醸 吟ぎんが』とも相性抜群でした。
おしゃれエリアだと思って敬遠していた下北沢には数えるほどしか訪れたことがありませんでしたが、行ってみると意外にもそんなに恐ろしい場所ではありませんでした。笑
何事も構えすぎず、挑戦してみることが大切ですね。
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な時間をお過ごしください。
参照:
ぶらり下北沢