<保存版>生理中、デリケートゾーンのかゆみがつらすぎる時の対策と予防まとめ

月経カップ

こんにちは。
快適な生理のために!をモットーに、ゆるーくブログをアップしているMayuです。

いきなりですが、あなたは快適な生理を過ごせていますか?
私は、生理用品=使い捨てナプキンと信じて疑わなかったために、20年以上使い捨てナプキンを使用していました。そしてその20年間、生理期間中はほぼずっとデリケートゾーンのかぶれ・かゆみに悩んでいました。

最近は生理用品を月経カップにかえたために劇的に生理が楽に!なった!のですが、『月経カップってなんやねん』という方や、『知ってるけど興味ない』って方もいらっしゃると思いますので、今回は生理用ナプキンを使い続けながらも実践できるかゆみの対策と予防についてまとめました。

生理中の主なかゆみの原因

そもそも、なんでデリケートゾーンってかゆくなるかというと。
デリケートゾーンの名の通り、この部分は皮膚が薄く外部からの刺激に敏感なため、生理用品をはじめ皮膚に触れるものの影響を受けやすいからなんです。

  • 経血や生理用品によって通気性が悪くなることによるむれ
  • 生理用品や経血に触れたり擦れたりすることによるかぶれ

などが主に生理用品によるかゆみの原因を生み出すといわれています。

ほかにも、デリケートゾーンのかゆみには生理とは関係なく感染症によって引き起こされるかゆみもあります。おりもののにおいや色がいつもと違うなど、心配な場合は婦人科にて診てもらった方が良いかもしれません。

生理用品によるむれ

例えば、使い捨ての生理用ナプキン。
こちらは一般的に、いくつかの素材がレイヤー状に重なって作られています。

  1. 表面材
    デリケートゾーンに直に触れる部分で、主に不織布(ふんわりした肌触りが特徴)と開孔フィルム(ドライタイプ)の二つに分類される
  2. 吸収材
    表面材と防漏材の間の層で、実際に経血を吸収する部分
  3. 防漏材
    吸収した経血が漏れださないよう、吸収体を覆っている部分
  4. 固定材
    下着に張り付けられるよう接着できるようになっている部分で、粘着テープなどがついている

このように、吸収した経血が下着や服に染みださないように加工がしてあるため、必然的に通気性も悪くなってしまいます。

もともとデリケートゾーンの部分はぴったりした下着をつけているため、風通しが良くないですよね。
そこに経血が出ていることと下着よりも分厚い使い捨てナプキンをあてることで、さらに熱気と湿気がこもりやすくなるということなんですね。。

むれ・かぶれの対策と予防

この困った『むれ・かぶれ』は、下記の方法で軽減することができます。

  • 2~3時間に1度はナプキンを交換する
  • 下着を見直し、通気性を改善する
  • あなたの肌に合ったナプキンを選ぶ
  • デリケートゾーンを清潔に保つ

ひとつずつ詳しく紹介していきます。

2~3時間に1度はナプキンを交換する

使い捨てナプキンを装着している間は雑菌が繁殖しやすい温度や湿度が保たれているため、2~3時間に1回はナプキンの交換をすることが望ましいとのこと。

放置すると臭いも気になり始めるので、交換の頻度は大切ですね。

ナプキンを交換するごとに、溜まってしまった温度や湿度が一度リセットされるため、むれにくい環境をつくることができます。

着を見直し、通気性を改善する

使用中は生理用ナプキンがずれないよう、ぴったり身体にフィットする下着をつけている方も多いのではないでしょうか?

締め付けのきつい下着や厚い生地の下着を着用していると、湿気が籠りやすくなります。
ぴったりしたレギンズやストッキング・タイツなども、むれを防ぐためには避けた方が無難です。

通気性の良い下着を身に着け、ボトムスもスカートやキュロットなど締め付けの少ないデザインのものを選ぶと通気性が向上しやすくなるのでおすすめです。

あなたの肌に合ったナプキンを選ぶ

そのかぶれ、もしかしたら今お使いのナプキンが肌に合っていないのが原因かもしれません。

最近はいろいろなブランドからコットンの使い捨てナプキンや低刺激性のナプキン、また布ナプキンが発売されており、たくさんの選択肢の中からあなたに合った生理用ナプキンを選ぶことができます。

  • オーガニック素材のナプキン
  • 表面材がドライタイプのナプキン
  • 薄めでごわごわ感のないナプキン
  • 布ナプキン

などなど。

ナプキンによっては表面材に凸凹があり、肌に触れる面積が少なくなるような工夫がされているものなどもありますので、思い切って違うブランド・種類のものにしてみるとかぶれが改善するかもしれません。

デリケートゾーンを清潔に保つ

経血や汗がデリケートゾーンに付着したままで放置していると、かぶれの原因になることがあります。

ビデでデリケートゾーンを洗浄したり、デリケートゾーン専用のウェットティッシュで拭きとるなどして外陰部を清潔に保つと、かぶれが進行しにくくなるとのこと。

可能であれば、ナプキンを交換するごとにデリケートゾーンに付いた経血や汗を取り除くと良いでしょう。

ちょっとした気配りでも改善できる!

今回あげた4つのポイントはいずれも即効性がある方法ではないながら、普段より気をつけることで改善できるものばかりですので、ぜひ試してみてください。

管理人のケースでは、まず低刺激で自然派のナプキンを使い、数時間ごとに交換することでむれがかなり改善できたと思います。経血量が少ないのでナプキンがほぼ汚れていない状態で交換するのは勿体ない気がしましたが、背に腹は代えられん、と心を鬼にして実行していました。また、生理中にゆるっとしたボトムスを履くのも効果的だったと思います。

ちなみに、管理人は最近こちらの使い捨てシートを使って感動しました。
特に夏のむれやすい時期、外出中などでシャワーに入るのが難しい時にこれを使うとかなりスッキリします♪

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欲しい情報が見つかるって大事

ここからは管理人の体験談(つぶやき)です。

中学に入って初潮を迎えてから大学に通うまで、生理用品と言えば使い捨てナプキンを使用しており、使い方に関してもナプキンのパッケージに書いてある情報しか知りませんでした。友人や家族と生理用品について話す機会もなかったうえ、生理用品に関するアンテナは完全に閉じていたのが原因です。

そのため特に夏の暑い期間の生理中はむれから派生するかぶれ・かゆみがひどく、デリケートゾーンがいつも不快な状態で、でもそれは生理中は当然のことだと思っていました。

めっちゃかゆい!でも恥ずかしくて誰にも相談できない、、
きっとほかの人もみんなこんな感じなんだろう、、、(聞いたことないから知らんけど)

みたいな。

今考えたら『さっさと病院に行って先生に相談したらよかったのに』と思いますが、当時は婦人科の敷居が高く感じられたうえ、親に相談するのも恥ずかしかったのでひとりで耐え忍んでいました。

携帯から欲しい情報に簡単にアクセスできる今考えるとちょっと懐かしい感じもしますが、1990年代後半の当時、我が家で使っていたインターネットはダイヤル回線(電話回線を使ってインターネットにアクセスするため、その間家の人は電話が使えなくなるやつ)で、ネットでの調べ物も最低限の時間内で調べるのが主流だったため、快適な生理に関する情報収集に費やす時間はありませんでした。

なんの話や?って感じですが、時は変わって、今は比較的『生理について』話題にすることの恥ずかしさのようなものが薄れてきており、自分から探しに行けば、多くの情報が得られる環境も整っていると感じています。

そもそも毎月生理が来るのは事実であって自然の摂理。
そんな当然かつ自然なことに対して恥ずかしく思う必要なんてないですよね。
むしろもっといろいろな情報を共有し、みんなの生理がより快適に過ごせるようになったらいいなぁと思っています。

当時はなかった(あったかも知らんが主流ではなかった)生理を快適に過ごすために便利なアイテムも続々と市場に出てきており、これからは私たちの生理事情が改善していく未来しか見えません!

最後に脱線しましたが、そんなこんなで、あなたが生理を快適に過ごすための情報が得られていたら幸いです。

それでは、快適でハッピーな生理ライフを♪

参照資料:
Rashes from Pads: Treatment, Symptoms, How Long It Lasts, and Pictures (healthline.com)
一般社団法人 日本衛生材料工業連合会 | ナプキン (jhpia.or.jp)

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