Uniqlo: Mame Kurogouchi 吸水ショーツレビュー★メリットとデメリットもご紹介

月経カップ

使い捨ての生理用品に代わるアイテムとして、吸水ショーツという選択肢があります。
UniqloやGUでも売り出されており、比較的簡単に試すことができる生理用品ではないでしょうか。

生理中は月経カップを愛用している筆者は、最近まで吸水ショーツを試したい!と思ったことはありませんでした。
しかし、最近インスタグラムの『あなたにおすすめ』で頻繁に吸水ショーツの広告が出てくるため気になってしまい…たまたま近所のUniqloに行った際、実物を手に取る機会があったのでそのまま購入してしまいました。

そんな流れでうっかり買ってしまった吸水ショーツ。
ただ買っただけで満足していてはもったいないので、今回は管理人なりに感じた吸水ショーツのメリット・デメリットと併せた『Uniqloの吸水ショーツ使用レビュー』をお届けしたいと思います。

吸水ショーツってなに?

吸水ショーツとは、ショーツ本体に吸水機能が内蔵されており、履くだけで経血を吸収してくれるもの。生理中でもナプキンやタンポンを使う必要がなく、快適に過ごすことができると話題になっています。

ぱっと見、至って普通のショーツです。
特に吸水部分は分厚そうというイメージを持っていたため、股下部分が意外にも薄くてびっくり…。

吸水シートは10~15mlの水分を吸収

本当に経血を吸収してくれるのか不安ながら、使ってみないことには効果のほどが分からないため一念発起して使ってみました。

吸水ショーツの使用レビュー

前側・吸水部分はかなり広めにとってある!
後ろ側も吸水部分が広めで◎寝るときも安心できそう

着用感は、普通のショーツを履いているときと同じ。

経血が出てくると、デリケートゾーンに触れる部分が若干じわりとする感覚があるものの、すぐに吸水層に吸い込まれていくのか『濡れている感じ』はそこまでありませんでした。

Uniqloの吸水ショーツを使ってみて気に入った点は、エアリズム素材でできているので通気性がいいところ!記事がサラサラしているので肌触りも快適でした。

ただ、これは吸水ショーツとは関係ないんだけど、久しぶりに感じた、経血がドロッと出てくるあの感じがたまらなく不快。。。
ここ一年以上月経カップを使っていたので、この感覚を忘れていました。

ちなみにこの吸水ショーツ、サニタリーショーツのように生理用ナプキンの羽根がしまえる二重構造になっています!

パッケージに同封されていた白い板紙を挟んでみましたw

例えばお出かけ序盤は生理用ナプキンを装着しておき、取り外した後は吸水ショーツのみで使うなど、色んな使い方ができそうです。外で吸水ショーツを交換するのはハードルが高そうですが、ナプキンと併用であれば楽かも、と思いました。

吸水ショーツを使ってみて感じたメリット

まずはメリットから。
個人的に以下の点が吸水ショーツを使う上で便利だと感じました。

  • ずれない
  • 履けばOK
  • 交換しなくていい
  • 生理用ナプキン特有のごわごわ感がない
  • 繰り返し使えるのでエコ

ずれない

ショーツのサイズさえ合っていれば吸水部分(ナプキンの部分)は本体に縫い付けてあるため、ずれることがありません。

生理用ナプキン(特に羽根なし)だと、普通に歩いているだけでもずれてしまっていることはありませんか?
ナプキンがずれると、経血が下着に染み出してしまったり、不快感につながったりと良いことはありませんよね。。

しかし吸水ショーツでは吸水機能とショーツが一体なので『ずれる』ということが起こらないのが魅力に感じました。

履けばOK

吸水ショーツの使用に関しては、スキルも何もいりません!
ただ履くだけで、完了します。

タンポンは挿入の際に正しい向きで挿入することが必要だったり、月経カップは入れる場所を正しく把握する必要があったり、と誰もが一回目の使用で漏れや不快感なく使える、というものではないと思っています。

その点、吸水ショーツは履くだけで吸水効果が得られるため、練習などしなくても一日目から快適に使用することができるので、誰でも簡単に使えるアイテムだと感じました。

交換しなくていい

管理人のケースでは、10~15mlの吸水量で問題なく半日使用することができました。
(こちらは個人の経血量によって変わってくると思います)

またデリケートゾーンに実際に触れる表面の部分は、濡れてもサラサラが保たれる素材で作られているため、使い捨てナプキンを使用しているときに感じる『じめっと濡れている感じ』がそこまで強くありませんでした。

生理用ナプキン特有のごわごわ感がない

生理用ナプキンと比べると、圧倒的に薄い吸水ショーツ。
そのため、デリケートゾーンに触れる部分のごわごわ感が皆無です。

もしかしたら生地の薄さに加えて、デリケートゾーンが触れる部分の素材の違いもあるのかもしれません。

『今!生理中です!』と主張するような分厚いナプキンの存在感がないので、濡れている感じさえなければ生理中であることを忘れられるかも、と感じました。

繰り返し使えるのでエコ

吸水ショーツは洗って繰り返し使うことができます。

そのため、洗って干して、という手間はかかるもののとっても環境にやさしい生理用品だと思いました。ゴミが出ないのにはいくつか嬉しいポイントがあって、

  • 使い終わったナプキン・タンポンをどこに捨てよう、、と悩まなくていい♡
    汚物入れがないお手洗いも怖くない!
    友達の家でお手洗いを借りたときも、使い終わった生理用品の処理に悩まなくていい!
  • 自宅の汚物入れも必要なくなる♡
    (これ、掃除するの結構ストレスじゃないですか?)
  • 微々たることだとしても環境にプラスになることができるって気分がいい♡

などなど、いいことばかりだと思っています。

吸水ショーツを使ってみて感じたデメリット

次に、吸水ショーツを使っていてちょっと気になった点をいくつか挙げます。
人によっては全く気にならないポイントもあるかもしれません。

  • ちょっとはムレる
  • 経血量が多い方は頻繁に交換が必要かも
  • 洗濯する前に手洗が必要など、手間がかかる
  • 生理期間中ずっと吸水ショーツで過ごす場合、1枚だけでは足りない

ちょっとはムレる

通常のショーツよりかはデリケートゾーン部分に厚みがあるため、普段に比べるとムレやすいと思います。
ただ、使い捨てナプキンを使用しているときと比べると、かなりムレがマシだと感じました。

(ほとんどむれない)通常のショーツ >>>> 吸水ショーツ >> 使い捨てナプキン(めっちゃむれる)

個人差はあると思いますが、吸水ショーツは思ったほどには『濡れている感じ』がありませんでした。
もしかしたら使用している素材の肌触りがさらさらしているのでそう感じたのかもしれません。

経血量が多い方は交換が必要かも

吸水ショーツによってスペックが違い、吸水できる容量も違ってきます。
購入前に、自分の経血量を逆算して吸水ショーツを選んでおくと安心だと感じました。

例えば、今回購入したUniqloの吸水ショーツの容量は10~15mlとなっています。

吸水ショーツ着用中の経血量がこれより多い方は、最初はナプキンを使うなど別の生理用品を併用したり工夫する必要があるかな、と思いました。人によっては吸水ショーツの着替えを持ち歩いている方もいるみたい。あなたに一番合った方法を見つけてみてください。

洗濯する前に手洗いが必要など、手間がかかる

吸水ショーツを着用した後、そのまま洗濯機に放り込んで洗えたらいいのですが、そういうわけにもいきません。一回つけ置き・水洗いして、経血をある程度落としておく必要があります。

大した手間ではないながら、吸水ショーツを使っていなければ発生しない作業ですので、人によっては面倒だと感じるかもしれません。

1枚だけでは足りない

当たり前ですが、生理中ずっと吸水ショーツを使う場合は最低でも2枚持っていたほうがいいです。余裕があれば3枚…。

着替え用の吸水ショーツがないと、洗濯した後、それが乾くまで使うことができません。。

それに、吸水ショーツの水分を吸収する部分が乾くまでには結構時間がかかります。
バックアップを考えると、3枚程度あったほうが安心かな、と思いました。

おすすめしたい使い方

吸水ショーツは生理中ずっと使用できるように作られていますが、個人的に特に使いたいと思うシーンは以下の2つです。

  • 生理のはじめの時期&終わりかけの、経血量が少ない時に使う
  • (月経カップユーザー限定)体調不良などで月経カップを入れる気力がない時に使う

生理のはじめの時期&終わりかけの、経血量が少ない時に使う

生理が始まりそうなとき(でもまだ始まっていないとき)いつ来るかわからないので、取り合えず吸水ショーツを履いておくのはアリだと思います!

月経カップはとっても快適ながら、どうしても入れる・出すというアクションが必要になってきます。
その点、吸水ショーツは履くだけなのでとっても簡単で手間いらず。

実際に生理が始まったタイミングで月経カップに切り替えるのが、個人的にベストな組み合わせの予感。

また、生理の終わりかけも経血量が少ないので吸水ショーツを使うのにいいタイミングと言えそうです。漏れる心配をしなくていいので、安心して使用できそうだと思いました。

体調不良などで月経カップを入れる気力がない時に使う

気分がすぐれないときや具合が悪いとき、月経カップを使う気に慣れないことがあるかもしれません。
そんなタイミングで生理が来たら、、テンション下がりますよね。

そんな時、吸水ショーツは履くだけでOKなのが魅力に感じることと思います。

生理用ナプキンみたいに、袋から出して、ショーツに貼り付けて、、という動作が不要なのも楽なので、気力がない時には重宝しそうです。

吸水ショーツの注意点

さて、最後にこれは気をつけた方がいいかな?と思ったことをまとめました。
吸水ショーツを使う時は参考にしてもらえたら嬉しいです。

  • 容量を把握しておく
  • 着用時は吸水部分が正しい位置にあるか確認する
  • 洗う時は熱いお湯を使わない
  • 洗った後はよく乾かす

容量を把握しておく

あなたの経血量よりあまりにも少ない容量の吸水ショーツを買ってしまうと、頻繁に交換が必要になる可能性があります。
吸水ショーツを何回も交換するのは面倒だと思うので、購入する前にショーツの容量を把握しておきましょう。

経血量を測る方法はいろいろあるようですが、一番簡単なのは目盛り付きの月経カップを使用することだと思います。

生理用ナプキン・タンポンを使用されている場合は、使用前と使用後の重さを量ることで、経血量が分かるといわれています。

着用時は吸水部分が正しい位置にあるか確認する

ズレなどがあると、漏れる原因になってしまいます。
吸水ショーツを履くときには、吸水ゾーンがちゃんと膣をカバーしているか確認しましょう。

吸水ショーツはサイズも大切です。
大きすぎるショーツだと、吸水部分と膣の間に空間ができてしまい経血の漏れにつながることも。

購入前にしっかりをあなたに合ったサイズのものを選ぶようにしましょう。

洗う時は熱いお湯を使わない

経血の成分であるタンパク質は、熱によって固まってしまうという特徴があります。
吸水ショーツに経血によるシミをつくらないためにも、冷たい水で洗うようにしましょう。

洗った後はよく乾かす

洗濯後の吸水ショーツは普通のショーツに比べると乾くのに時間がかかります。
時には、表面はさらさらしていても中身はまだ湿っていることも。

他の洗濯物が乾いているからと言って吸水ショーツも一緒に片づけてしまうと、雑菌が繁殖する事態にもなりかねません。
また、完全に乾いていないまま着用すると、容量が最大限に生かされない可能性もあります。

吸水ショーツを片づける前には、しっかりと乾いていることを確認するようにしましょう。

吸水ショーツはアリ!

以上、実際に管理人が吸水ショーツを使ってみた感想&レビューでした。
今回使用したのはUniqloの商品でしたが、ほかの吸水ショーツはまた違った特徴があるかもしれません。

使ってみた感想は、

水洗いがちょっと面倒だけど、悪くない!
生理用ナプキンのごわごわ感がないので、使いやすい!

という感じ。
個人的には月経カップを引き続き使っていくと思いますが、たまには吸水ショーツで趣を変えるのもいいかも、と思いました。

それでは、ハッピーな生理ライフを♪

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