<滋賀の地酒>藤本酒造の『神開レトロ 特別純米・山廃純米・純米吟醸』を飲んでみた

日本酒のこと

ちょっと前に滋賀県甲賀市へのふるさと納税にてゲットした『神開 蔵元直送便 レトロ』セットを開栓してみました。

神開は大好きな銘柄なのですが、レトロラベルのお酒は飲んだことがなく。
今回こちらの3本セットを見つけてすぐさまオーダーしたものです。

ラベルのデザインも色合いもあまりにもレトロで素敵です

………………。

最初に補足しておくと…手元に届いたのはちょっと前、ではなく一年前です。
お酒の色を確認すると立派に素敵な熟成酒となっており、色合いもレトロで落ち着いた山吹色の水色でいい感じでした。

新酒で飲むのとは全く違う味わいであろうと思いつつ、自分で言うのもなんですが中々素敵にエイジングしていたので個人的には満足しています。

ということで Let’s go!w

藤本酒造の神開レトロラベル

神開のレトロラベルシリーズでは『純米大吟醸 レトロ黒』は常時販売されているようですが、今回購入したものは公式サイトでは見つけることができませんでした。
もしかしたらふるさと納税のみの取り扱いなのかも…?

以下、内容です。

  • 『神開 特別純米 レトロ緑』
  • 『神開 特別純米 レトロ赤 山廃仕込』
  • 『神開 純米吟醸 レトロ青』

購入時はこの3本のセットのお値段はなんと15,000円。
お得すぎるとは思いませんか??

『神開 特別純米 レトロ緑』

『神開 特別純米 レトロ緑』には滋賀県甲賀市産の『玉栄(たまさかえ)』が使用されています。

心白発現率が低く精米時に割れやすいため高精白のお酒には向かないとされている『玉栄』ですが、収穫量が多く比較的溶けやすいという性質をもっており、一般的に吟醸酒ではなく純米酒や醸造酒を醸すのに向いているのだそう。

『玉栄』の主な生産地のひとつである滋賀県ではよく使用される酒米で、キレと深いコクのある風味が特徴のお酒が出来上がるといわれています。

酒米滋賀県産 玉栄 100%
精米歩合60%
使用酵母
日本酒度₊4
酸度
アミノ酸度

日本酒度+4からは想像していなかった濃厚な甘味、ガツンとくる旨味、なんと言うか、濃い!
もともとコクのあるタイプのお酒だったのだろう味わいがぎゅぎゅーーっと濃縮されて濃醇。

ほんのりナッツのような風味。
ちょっぴりチーズも感じる。
そして強めの酸味。
なんだろう、穀物感のかなり強い酸味。

さらさらと流れるように入ってくるようなお酒ではありません。
でもデザートみたいなお酒で、甘くておいしい。
ひと口ひと口、時間をかけてゆっくりいただきました。

『神開 特別純米 レトロ赤 山廃仕込』

酵母を添加しない山廃仕込は酛造りの伝統的な手法で、米麹と水を合わせた水麹に蒸米を混ぜ合わせて酒母を造ります。
天然の乳酸菌を取り込んで雑菌を駆除して酵母を育てるため、1か月ほどの時間がかかるといいます。
速醸であれは2週間程度なので、それだけ山廃造りは時間と手間のかかるつくりなんです。

一般的に山廃でつくられたお酒はしっかりとした旨味と濃厚さ、そして特有の酸味のある味わいが特徴です。

酒米滋賀県産米 100
精米歩合60%
使用酵母
日本酒度+1
酸度
アミノ酸度

とろりとしたお酒で、『神開 特別純米 レトロ緑』と同じくまず濃厚な甘味がきます。
そのあとは、メンソール?のようなハーブのような爽やかさが通り過ぎ、続く凝縮されたお米感。

すごく美味しいねんけど、最初に感じる濃い甘味とハーブの風味が若干の歯磨き粉感!が気になる!

しかし飲み進めていくと不思議に爽やかな風味にも慣れ、それがなんとも言えずクセになって、杯が進みます。
なんて不思議な味わいのお酒なんだ。

食前酒としてソーダで割って飲んでもめっちゃ美味しいやつだと思いました。
すごく濃い味わいなので、ロックにしても良い。
勿論そのままでも美味しい
です。

これ、届いてすぐに飲んでいたら一体どんな味だったんだろう。
そこかしこに感じるハーブはどこからやって来たの?
今となっては分からないものの、すごく気になります。

『神開 純米吟醸 レトロ青』

『神開 純米吟醸 レトロ青』には『神開 特別純米 レトロ緑』に使用されていた玉栄に加えて、吟吹雪という酒米も使用されています。

吟吹雪は山田錦と玉栄をかけ合わせて造られた品種で吟醸酒に向いていると言われており、その味わいの特徴は柔らかさだと言われています。
吟吹雪自体がすでに玉栄の特徴も兼ね備えているという事は、『神開 純米吟醸 レトロ青』は玉栄とのブレンドによってさらに玉栄っぽさが強調されていそうです。

酒米滋賀県産米 玉栄・吟吹雪
精米歩合55%
使用酵母
日本酒度+3
酸度
アミノ酸度

青りんごのような爽やかな香りは、どちらかといえば穏やか。
でも明らかにレトロ緑・レトロ赤とは違った、軽やか且つ甘やかな香りです。

葡萄のようなやさしい甘味。
ふっくらとしたお米を感じる落ち着いた旨味があり、まろやか。

鼻を抜けるのは甘味の強い果物を彷彿させる香り。
さらりとした飲み心地で、あとはすぅっときれいにキレていきます。
余韻は短め。

今迄に出会ったことのある神開は個性的なものが多く、こんなにも優等生っぽいお酒を飲んだのは初めてでした。

2年寝かせたにもかかわらずこの透き通った水色、明らかに『神開 特別純米 レトロ緑』や『神開 特別純米 レトロ赤 山廃仕込』とは様子が違いました。

藤本酒造の神開レトロラベルシリーズを飲んでみて

今回開栓した神開レトロシリーズすべて、本当に美味しかったです!

熟成させようと思ってさせたわけではないものの、常温でいい感じにエイジングしてくれたのには下記の条件があったからかと考えています。

  • 純米酒であること
  • 化粧箱にて保管
  • 押入れ(直射日光が当たらない、涼しい場所)に保管

とは言え結果論なので、狙ってやったわけではありません。
そもそも神開のお酒が自家熟成に向いていただけかもしれないし。
まだまだ押入れには推しの純米酒がいくつも眠っているので、順次開栓していきたいと思います。

特に気になっているのは『春鹿 純米旨口 四段仕込』!!!
結構(3年くらい?)寝かせているので、新しい四段仕込みを買って飲み比べをやってみようと目論んでいます。

それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な時間をお過ごしください。

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参照:
http://f-shinkai.com/

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