網走でお土産を探していた時に見つけた『流氷硝子館』。
運営するジオ株式会社はリサイクルガラスを使用した作品づくりをはじめ、地域での教育活動や講演、脱プラスチックや再生エネルギーへのシフトなど、企業活動を通して環境問題に取り組んでいる会社です。
せっかく何かを思い出に買うならば、毎日の生活で使えて意味のあるものを。
そんなタイミングで知った『流氷硝子館』に行ってきた時のお話です。
流氷硝子館

流氷硝子館は道の駅 流氷街道網走から歩いて約2~3分ほどの距離にあります。
『流氷硝子』は流氷をはじめとした自然から生まれる美しいかたちがいつまでもここにあってほしい、という願いを込めて生み出されたそう。
『網走流氷観光砕氷船おーろら』がクルーズ後に網走港に入港する前にこの流氷硝子館の前を通過するのですが、なんとスタッフの方々が船に向かって手を振ってお出迎えしてくれるんです!
とっても素敵&温かいサービスに凍えた体がほっこりしました。
店内にはエコピリカ製品の置物やグラス、アクセサリーなどが所狭しと並んでいました。
色んなデザインのものがあり、カラフルなものもあればシンプルなものも。
どれにしようか迷ってしまい、結構な時間をお店で過ごしてしまいました。
流氷硝子館
北海道網走市南4条東6丁目2-1
エコピリカ
流氷硝子館でつくりだされる『エコピリカ』は廃棄された蛍光灯が原料となっています。

よく聞くアイヌ語のひとつ『ピリカ』は正しい、美しいという意味。
そこにエコロジーの『エコ』を合わせて、『エコピリカ』と名付けられたんですって。
シーニックカフェ 帽子岩
流氷硝子館内には『シーニックカフェ 帽子岩』というカフェが併設されています。
お買い物の後はこちらでひと休み。

カウンターから硝子工房の制作風景も見る事ができるのが素敵。
窓際の席からは流氷の浮かぶオホーツク海を臨むこともできます。
私は凍えそうになっていたにもかかわらず流氷ソーダをオーダーしてみました。
北海道の乳製品ってリッチなミルクの味が美味しいですよね。
セルフサービスのお水と一緒に流氷硝子館でつくられたエコピリカのカップが置いてあり、好きなものを使うことができました。
お土産は『あられワイングラス』

今回私が購入したのは『あられワイングラス』。
リサイクル硝子特有の気泡と少し緑がかったような透明の色合いがまさに流氷みたい。
ころんとしたフォルム、口のすぼまったリム。
愛らしいかたちとは裏腹に、表面にちりばめられた少しとがった突起たち。

リムの部分がぽってりと分厚めで、唇が触れたときの感触が優しいのがお気に入りです。

流氷は地球温暖化の影響で量が減少しており、毎年少しずつ見られない日の割合が増えてきているのだそう。
地球温暖化…個人でできることは多くなさそうですが、それでも一人一人ができることをやっていかないといけないのだな、と改めて認識するいい機会となりました。
このグラスを使うたびに、自分に『ちゃんとできることはしてるのか?』ってリマインドしていこうと思います。
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。
網走にて青い流氷ビールで流氷に乾杯してきたお話はこちら↓