佐賀県鹿島市には5つの酒蔵があり、県内でも有数の酒どころとなっています。
今回は鹿島の酒蔵のひとつ、『能古見(のごみ)』を醸す馬場酒造場にてお酒をゲットしてきました。
馬場酒造場
鹿島市の山々に囲まれた能古見地区にある馬場酒造場は、1795年(寛政7年)に創業されました。
地元である鹿島にて栽培された酒米最高峰の山田錦や佐賀県オリジナルの酒米『佐賀の華』をはじめ、原料は全て地元産を使用して醸した特定名称酒にこだわって酒造りをしており、かつての地名である『能古見村』より名づけた『能古見』が主要銘柄となっています。
仕込み水は弱軟水の多良岳山系の伏流水で、県内でも名水として知られているのだそうです。
馬場酒造場
佐賀県鹿島市大字三河内乙1365
馬場酒造場が蔵を構えるエリアは、鹿島市街から少し離れた山間部にあります。
蔵の周りに広がる、緑豊かな里山風景…のどかに流れる木庭川(こばがわ)のほとりは、そこだけゆったりとした時間が流れているよう。
そんな景色に癒されつつ。
私が馬場酒造場周辺に到着したのは午前9時前だったのですが、すでに直売所はオープンしており無事にお酒をゲットすることができました。
『能古見(のごみ) 特別純米』
今回こちらで購入したのは、晩酌にぴったりな300mlサイズの『能古見 特別純米』。
馬場酒造場のお酒っは地元佐賀の甘く濃い味付けに合うよう、お米の旨みを活かしつつやや甘口のお酒を基準としているのだそうです。
『能古見 特別純米』のスペック
酒米 | 佐賀の華、さがびより |
精米歩合 | 60% |
使用酵母 | ー |
日本酒度 | 4 |
酸度 | 1.6 |
アミノ酸度 | ー |
佐賀産の酒米を使用したお酒で、数値的にはややリッチな味わいよりのすっきり系ドライなお酒、でしょうか。
精米歩合は60%とのことなので、しっかりとお米の味がしそうな雰囲気です。
『能古見 特別純米』のテイスティング
香りは控えめな、穀物系の甘い香り。
そしてほのかに感じるヨーグルトのような酸っぱい香り。
お米!感のある味わいで、確かにこれは味の濃い食事と相性がよさそう。
独特の酸味があり味が引き締まってとてもバランスがよく、美味しいお酒です。
全体的にわずかなヨーグルト感を感じるまろやかな味わいで、最後も軽やかに消えていきます。
最初は『これ、結構クセがあるやつ…?』と思ったのですが、飲み進めるとまとまりのある飲みやすさが勝ってすいすい飲めてしまいました。
すごく美味しかったです。
ペアリング、したい
いつも酒はお酒だけで飲んでしまう私。
常々、食事やおつまみなどと日本酒を合わせてマリアージュを楽しみたい!と思っているのですが、気付いたら日本酒だけで飲み終わってしまっていることばかりです。
『ああいう食事を合わせたら美味しかっただろうな(想像)』などと後から思うことも多いのですが、どうやったら今すぐ飲んでしまいたいという欲に打ち勝てるのでしょうか。。笑
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。
参照:
馬場酒造場 (nogomi.co.jp)
鹿島酒蔵ツーリズム|KASHIMA SAKAGURA TOURISM (sakagura-tourism.com)