沖縄ではまった泡盛コーヒーはロックでも美味しく、ミルクを加えるなどアレンジも効くので飽きないおいしさが魅力のお酒です。
元々は若者の泡盛離れを減速させるために生まれたものらしく、泡盛のクセや独特の香りがコーヒーによってマイルドになりとっても飲みやすい!
そんな泡盛コーヒーですが、実は超簡単に自分でつくれるということを教えてもらったので実際につくってみました。

泡盛コーヒーづくりに必要な材料

コーヒー豆は泡盛100mlに対して10gの割合がいいそうなので、手元の泡盛の量に応じて調整してください。
ちなみに私は600mlのボトルに入った泡盛を100ml飲んで500mlにしてから泡盛コーヒーづくりに着手しました。
- 泡盛 500ml
- 新鮮なコーヒー豆(中深煎り以上がおすすめ) 50g
あると良いもの:
- ペーパーフィルター
- コーヒードリッパー
出来上がった泡盛コーヒーからコーヒーオイルや粕などを取り除くために使います。
なくても全然OKです!
泡盛コーヒーのつくり方

- 1500mlの泡盛のボトルに50gのコーヒー豆を投入
- 2よく混ぜる
コーヒー豆をしっかりと泡盛に浸けることで成分が均一に抽出される。
ボトルのふたを閉めて、ボトル全体優しく振るのがおすすめ。 - 3暗い場所で常温保存
- 4一日に一度→よく混ぜる
泡盛がしみ込んだコーヒー豆は底の方に沈んでいくので、全体がよく混ざる様にボトルを振る。
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1日目はまだ泡盛に色が付いておらず、珈琲豆も浮いている状態。
2日目の泡盛は着色が進み、茶色っぽくなってきました。
珈琲豆もゆるゆると沈んでいくのが面白いです。3日目ともなるとほとんどのコーヒー豆が沈みました。
4日目。
泡盛がいい感じに茶色くなってきています! - 55日後、完成!
一日一回混ぜるだけで完成するとは、、自作といっても泡盛とコーヒー豆を混ぜるだけでとっても簡単にできました!
- 6最後のひと手間。
手元にコーヒーフィルターとコーヒードリッパーがある人は、是非とも出来上がった泡盛コーヒーを濾しましょう。
コーヒー豆の粕やコーヒーオイルなどの除去できるのでクリアな味わいになります。
旅先でコーヒードリッパーがなかったため、ペットボトルを切って代用にしました。
一般的には10日ほどコーヒー豆を泡盛に漬け込むことが多いそうですが、雑味の少ないすっきりした味を楽しみたい場合は5日も漬け込めば十分だそう。
聞いた話だと、中には好みで数か月ほど漬け込むのが好きな方もいらっしゃるんだとか。
何回かコーヒー豆を漬けこむ期間を変えてつくってみて、自分の好みのレシピを見つけるのも面白そうですね。
泡盛コーヒーのおすすめの飲み方
ロック

言わずもがな、泡盛のアルコール度数は30度と高めです。
大きな氷が少しづつ溶けるのを待ちつつ、ちびりちびりと飲むのが美味しい!
水割りに比べると強く泡盛の風味を感じるものの、コーヒー感もしっかり味わえるのでお気に入りの飲み方です。
水割り

これは沖縄の居酒屋さんで教えてもらって気に入った飲み方。
泡盛コーヒーに水を加えると、不思議なことに甘みが増すんです。
シロップも入れていないのに変な感じですが、アルコールのピリッとした感じが薄まるからかなぁ?
とっても飲みやすくなるので一回騙されたと思ってやってみてください。
お湯割り
寒い日に泡盛コーヒーを飲むならば、お湯割り一択!
ホットコーヒーを飲んでいるような錯覚に陥り、身体も温まるうえ泡盛パワーでかなりリラックスできます。
お湯割りにする場合は、水割りの時よりもお湯の分量を多くするのがおすすめです。
理由は、泡盛が温まることによってアルコールをより強く感じてしまうから。
少し薄め?くらいの方が泡盛コーヒーを楽しめると思うので、私は泡盛コーヒー3:お湯7くらいが気に入っています。

以上、『自宅で泡盛コーヒーをつくってみた』でした♪
思った以上に簡単に美味しい泡盛コーヒーが出来上がるので、癖になってしまいそうです。
一点注意したいことは、こちらはコーヒーが入っているためカフェインが含まれているということ。
私は夜にカフェインを摂ると眠れなくなってしまうので、寝る前には飲まないようにしています。
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
素敵な一日をお過ごしください。
今回使用した泡盛は識名酒造の『時雨』です!
参照:
沖縄泡盛酒造所 有限会社 識名酒造 – 古風味豊かな琉球泡盛「時雨」・「歓」 (shikinashuzo.com)