前回奈良まほろば館に行った時のこと。
奈良の地酒飲み比べをしている間、周りのお客さんたちがランチに柿の葉寿司とにゅうめんをオーダーしていたのがずっと気になっていました。
柿の葉寿司、普通に柿の葉っぱにくるまっているのは食べたことはあるけど、炙られているのも美味しそう、、、
ということで、今回また新橋に行く機会があったので『炙り柿の葉寿司セット』でランチをしてきました。
奈良まほろば館で飲み比べをしたときのお話はこちら↓

メニュー
こちらが奈良まほろば館一階カフェ・バー『まほら』のメニュー。
一番上のやつが私の気になっているランチ。この日はこちらをオーダーしました。
人気No1の文字が光っており、期待が高まります。


本日のオーダー
『炙り柿の葉寿司セット』ご到着。
柿の葉寿司と三輪そうめん、奈良漬、そして本日のスイーツは葛餅という奈良感MAXな状態で提供されました。

からの鹿ですよ。
さりげない鹿、良いですね。

三輪そうめん
今回初めて三輪そうめんをいただきましたが、こんなに細い麺なのにぷりぷりしていて、嚙んだ時の『プチッ』と感にびっくりしました。

「そうめん発祥の地」とも言われている奈良県の三輪地方では、もともとそうめんは11月から3月という1年の中でも寒い時期に作っていたそう。
天日干しにしたそうめんが冷たい冬の風に吹かれて乾燥することで麺が締まり、細いながらもコシと歯ごたえのあるものが出来上がるんだそうです。
温かいやさしい味の出汁にもよく合うし、これははまってしまいそうです。
柿の葉寿司
そして…奈良といえば柿の葉寿司ですよね!
久しぶりに頂きました。
ネタは鮭と鯖。
炙ってあるので香ばしく、柿の葉の独特の風味もあっておいしいです。

今回初めて知ったのですが、柿の葉寿司は奈良県だけではなく和歌山県、石川県、そして鳥取県でも食べられている郷土料理だそう。
各地域によって特有のネタがあるらしく、ほかのものも食べてみたいと思いました。
ちなみにランチで提供されている柿の葉寿司は店頭でも販売されているので、お土産に買って帰るのもよさそうでした。
奈良漬
こちらは奈良漬。
奈良漬は野菜を酒粕に漬けて作るお漬物で、私の大好きなお漬物のひとつです。
他のお漬物とは違って、酒粕を何度もかえながらべっこう色になるまで、長いものだと5年以上といった期間漬け込むそう。

甘味あり、塩気あり、そして酒粕によるアルコール分からの辛味もありと濃厚で、白いご飯が欲しくなる味でした。
本日のスイーツ
本日のスイーツは、黒糖ときな粉がかかった葛餅です!

葛は紫色に咲く花の美しさから古来より多くの人々に愛されてきたそう。
マメ科のツル性植物で、その葛の根から取れる澱粉が本葛粉という葛餅の原料です。
こちらの葛餅は弾力が半端なく、噛み応え満点ですっごく美味しかったです。
次はかき氷かな
人が何かを食べているのを見ると自分も欲しくなってしまうのは私の悪い癖ですが、今回は思い切って真似してみて良かったです。
こんな近場で、奈良に行った気分が味わえてとっても幸せなランチタイムでした。
それに葛餅…あまり食べたことはなかったですが、これからは定期的に食べたくなる味でした。
あのもっちもっちした弾力が忘れられない!
そして、今回気付いたのは奈良まほろば館のカフェ・バー『まほら』ではかき氷がイチオシされており、種類もいくつかあっておいしそうだったこと。
奈良ってかき氷有名なの…?期間限定フレーバーなどもあり、とても気になりました。
それでは、今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
良い一日をお過ごしください♪
前回奈良まほろば館で飲み比べした記事はこちら↓