もはや『いつの話やねん』シリーズになってしまいそうな気もしますが、『小川町酒蔵まつり』に行ってきました。
2月に。。
埼玉県小川町は、秩父山系を源とする良質の水と造り酒屋に適した気候から『関東灘』の異名を持つ名醸地だそう。
このイベントでは、埼玉県小川町にある松岡醸造と清雲酒造の二つの蔵をめぐってまいりました。
小川町酒蔵まつり

小川町までのアクセス

最寄り駅は東武東上線の小川町駅。
池袋駅からは乗り換えなしで約一時間の電車旅になります。
開催場所は小川町内で、当日は専用無料シャトルバスで各蔵をまわれるようになっていました。
一方、車での来場は不可となっており駐車場はありませんでした。
こちらのイベントは参加費無料!
しかし試飲をする場合は事前・もしくは当日に専用のお猪口を購入する必要があります。
私は絶対に試飲したかったので、イープラスというサイトから前もってお猪口引換券を購入。
金額は事前購入の場合は800円・当日購入の場合は1000円でした。
当日は大盛況!
当日小川町駅に到着した私は、あまりの混雑具合にひるんでしまいました。
恥ずかしながら、なんとなく勝手に『このイベントは小ぢんまりとしたものなのであろう』と勝手に思っていたからです。
気を取り直して、まずは事前に購入したお猪口引換券をスタッフに見せてお猪口をゲット。
お猪口引き換え窓口は小川町駅を出てすぐ右手のエリアに設置されており大変見つけやすく、どれだけ方向音痴な人(私)でも迷うことがない配慮がされていました。
この時、イベント開始時間ちょうどの朝の10時。
シャトルバスを待つ人々で小川駅前には長蛇の列ができており、私がバスに乗れたのは10:20頃でした。

松岡醸造
まず最初に訪れたのは1851年(嘉永4年)創業の松岡醸造です。
こちらでは、地下130メートルからくみ上げた仕込み水としてはトップクラスの硬水を使用し、まろみと奥深さを持ったお酒を醸しているそう。

こちらの蔵では押し合いへし合い、もみくちゃになりながらもたくさんのお酒を試飲させていただきました。
中でもこの小川町酒蔵まつり限定酒『純米大吟醸生原酒』が旨み濃厚ながらキレが良く、本当においしかったです。
残念ながら、私が買おうとしたころには既に売り切れており、悔しい思いをしました。。。

そして、試飲後に気に入ってこの日のお酒として購入したのはプレミアム 赤磐雄町 純米原酒。
敷地内に出店していた屋台の食事とともに味わいます。
ラベルがちょっとペラペラ(すみません)で剝がれかけだったのでどんな感じかと思いきや、濃厚でお米のふくよかな感じがあり、それでいてスッキリ飲みやすいフルーティーなとても美味しいお酒でした。

小川町酒蔵まつりのすごかったところは、試飲だけではありません。
蔵の敷地内にいくつも地元グルメの屋台が出店していたんですが、すべて価格が良心的で買いやすかったうえに美味しかったんです!
うどん、焼きそば、焼き鳥各種。。。すべてお酒と合うやつですね。
庭園も開放されており、自由にピクニック形式で食事をとることができたのも素晴らしかったです。

13:00からはほろ酔い気分で酒蔵見学へ…。

…人が多すぎて全くスタッフの方の話が聞こえませんでしたが、こうやって蔵の中に入れるというのは貴重な体験ですね。


酒蔵見学のあとは、酔い覚ましに大吟醸アイスクリームを食べました。
冷たくてほんのり酒粕の味がして、シャリシャリとした食感が美味しかったです。
アイスクリームを食した後は、清雲酒造に向かいます!

松岡醸造
埼玉県比企郡小川町大字下古寺7-2
松岡醸造株式会社【帝松】|埼玉県比企郡小川町の酒蔵 (mikadomatsu.com)
清雲酒造
清雲酒造では主に地元埼玉産のお米をメインに使用しつつも目指す味わいによって使うお米を選んでいるそう。
…実は、松岡醸造を出たのが14:30頃。
シャトルバスに乗れなかったため、徒歩で移動した私が清雲酒造に到着したのはまつりが終わる10分ほど前、、、
ということで、全く見学できませんでした。無念すぎる。。。
松岡醸造から清雲酒造までは約1.9㎞、歩いて25分程度の距離。
私が清雲酒造に到着したころには、屋台は撤収作業を始めんとするところで蔵の見学等もすでに終わりかけている状態。
次回訪れる際は、清雲酒造から見学し始めると同時に、時間配分に気をつけねばならぬと学びました。
清雲酒造
埼玉県比企郡小川町大字大塚178-2
武州小川の地酒蔵「手造り晴雲」 | 晴雲酒造株式会社 (seiun-sake.co.jp)
酒蔵まつり初参加は学びが多かった

今回、初めて大規模な酒蔵まつりに参加してきました。
(東海道酒蔵めぐりに参加したのはこの後の3月!)
試飲あり・出店あり・酒蔵見学ありと本当に充実した内容で勉強になったうえ、コロナ禍では考えられなかった大規模なイベントがどんどん開催されており喜ばしいことですね。
今回は時間配分をミスったために残念な部分もありましたが、これを糧に次回はもっと要領よく回りきれたらと思っています。
それでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
良い一日をお過ごしください♪
参照:
小川町商工会 – 小川町酒蔵まつり (syokoukai.or.jp)
武州小川の地酒蔵「手造り晴雲」 | 晴雲酒造株式会社 (seiun-sake.co.jp)
松岡醸造株式会社【帝松】|埼玉県比企郡小川町の酒蔵 (mikadomatsu.com)