やわらかいカップは痛みを感じにくい?
月経カップを使用しているうえで最近確信したことがあります。
それは、やわらかめの月経カップを使っているときは、適当にカップを挿入しても使用中に痛みを感じにくいということ。
というのも通常、月経カップは丁寧に挿入してカップ内の空気量を調節しておかないと痛くなってしまうことがあるんです。でも、やわらかめのカップはリムさえしっかりを開ききっていれば、そんなに気を遣わなくてもいまのところ痛みを感じたことがないからです。
今回はそんな管理人の気づきを共有させてください!
やわらかいカップとは
やわらかい=元のかたちに戻ろうとする力が強くない(弾力性が低い)
という前提で進めていきます。
あなたは月経カップを膣内に挿入後、カップを開かせるのに苦労したこと、ありませんか?
やわらかいカップは挿入後、膣壁に押されてひしゃげてしまっても、かたいカップほど元のかたちに戻ろうとする力が強くありません。
そのため、指や筋肉を使って調整しないと、ひとりでにカップが開くということは珍しいですよね。
管理人が所有しているカップの中で、かたさ1(やわらかめ)とかたさ2(やわらかめのふつう)のものは共に、痛みを感じにくいかたさのカップだと思っています。
それは、これらのカップたちは膣壁によってつぶされた状態でも、カップが元の開いた状態に戻ろうとうる力が弱いから、というのが理由ではないでしょうか。
かたさに関する詳しい情報は、月経カップ比較表の『かたさについて』を是非ご覧ください↓
その他の痛みについてはこっちにもまとめています↓
…なぜカップが開こうとすると痛む?
一言でめっちゃ簡単にまとめると、
カップが開こうとする=子宮口・膣壁が引っ張られる!
なのだと思います。
つぶれた状態のカップの中には空気があまり入っていない状態ですが、カップが開くにはカップを満たす容量分の空気が必要になります。
しかしカップによって膣内は真空状態が生まれており・・・膣内に残っている少ない空気をカップ内に取り込むことでカップが開こうとするため、子宮口や膣壁も空気の移動と共に引っ張られてしまうんです。(多分。)
痛みを予防する方法
じゃあどうやって空気の移動による痛みを防ぐ?
というところですが、これは上記の理由で痛みを感じる場合、簡単に予防することができます!!
カップを挿入後、しっかりとカップ内に空気を送り込んであげてください。
管理人の場合は、挿入後にカップの真ん中あたりを指でやさしく押して空気の通り道を作り、カップが開ききるまで空気を満たしておきます。
そうすることで、膣内でカップが開こうとすることを防ぐことができます。
だってもう既にカップは膣内で可能な限り開いてるし。
今のところ、こちらの方法を実行してからは引っ張られるようなキリキリするような痛みを感じることはありません。
この痛み解決法は、ルネット使用中に学んだことのひとつです。

ちなみに今までの内容は、月経カップの『リム』部分は完全に開いている前提でお話ししています。
リムが完全に開ききっていないと、経血の漏れの原因になるので注意が必要です。
逆に、リムが開いていればカップ本体の部分はつぶれていたとしても、漏れることはほとんどありません。
空気穴の大きなカップは痛みを感じにくい?
個人的に、空気穴の大きさも痛み軽減に貢献している気がしています。
あなたは月経カップの空気穴、特に空気穴のサイズについてじっくり見比べたことはありますか?
管理人は最近までありませんでした。
しかし、暇すぎたある日、お気に入りの月経カップをぼんやり眺めていた時に(怖いな)ひとつ、気づいたことがあります。
ん、もしかして、空気穴の大きなカップも痛みを感じにくい、、?
…ということで、超絶主観的ではありますが、それに気づいてしまった(と思っている)管理人なりの考察をまとめてみました。
空気穴とは。
まず、空気穴とは。
カップ内の空気を外に逃がし、密封を解除して膣内で位置を調整しやすくするための穴。
月経カップを取り出す際にも、真空解除の点で必要になってくるものです。
ブランドによって空気穴の数や大きさは違います。
中には、空気穴がはじめからない月経カップもあります。

左から右へ、リリーカップOne、ハローカップ、オールマターズ。
全て管理人のお気に入りの月経カップです。
空気穴の大きな月経カップは雑にいれても痛くならない説
偶然かもしれませんが、空気穴が大きめのカップをつけているときは、雑に挿入しても痛みを感じることがほとんどないことに気づきました。
雑に入れんといて!というツッコミはおいといて。。。
朝、時間がなくて空気穴をカップ内に送り込む余裕がない時、ありますよね、、?
膣壁の動きとや空気穴の位置の関係で、空気穴が大きいものは小さいものよりも自然と空気の移動が起こりやすい?のかな??と思っています。
そのため、挿入後に自分でカップ内に空気を送り込む作業を省いてしまっても、カップの位置を調節している過程で気づかないうちに空気穴を通ってカップに空気が集められるのではないかと。
(↑管理人の自由な見解です。プロの方、違ったら教えてください。)
以上から、個人的にはやわらかめカップ&大きめ空気穴のコンビネーションが痛み軽減に関しては最強だと感じています。
もしも月経カップ使用中に痛みがあり、いろいろ試してみたけど痛いのが軽減されない、、って場合は、やわらかめカップ&大きめ空気穴のカップを試してみるといいかもです。
無理は禁物!
以上、管理人なりの空気穴と月経カップ使用時の痛みについての考察でした。
今回の記事が、あなたの月経カップによる痛み軽減に少しでも貢献出来ていたら嬉しいです。
せっかく快適に過ごすために使用する月経カップのせいで痛みを感じるなんて、勿体ない。
ちょっとでも不快感や不調を感じるときは、すぐに使用をやめるようにしましょう。
絶対に無理は禁物です!!
身体に合わないかも、体調が100%じゃないかも、など少しでも不安があるときは月経カップの使用はお休みしましょう。
月経カップは生理を快適にすごせるからこそ、使うべきアイテムです。
無理をしてしまったり、ストレスを感じてしまうくらいなら使わない方が絶対良い!
ナプキン、吸水ショーツやタンポンなど、生理用品の選択肢は他にもあります。
あなたに一番合ったものを見つけてみてくださいね。
それでは、ハッピーな生理ライフを♪