大人の越後湯沢旅道中は、日本酒ばかりにかまけていたわけではありません!
ちゃんとそれっぽい観光もしてきました。
そう、日本三大峡谷のひとつに数えられている清津峡見学です。

柱状節理の峡谷が美しい屏風岩を見ることができるこちらのトンネルは、朝8:30の開場直後から大変混雑していました。
最初は『人が多いなぁ…』と思っていたのですが、他のゲストのシルエットが入って素敵な写真が撮れるのである程度人がいた方が好ましい、とても特別な景勝地だと感じました。
そして。

清津峡にて自然の雄大さに感動した後は、越後湯沢に戻る前に前から気になっていた津南酒造へも足を運んでみました。
津南醸造

1996年に設立された津南醸造は、地域の生産者、JA、行政(津南町)が地域の酒米を守るために出資して設立された酒蔵で、このような蔵は全国でも大変珍しいそう。
津南醸造では地元で栽培・収穫された酒米・五百万石しか使用していません。
しかしながら地元で採れる五百万石の生産量が造りたいお酒に対してとても少ないのだそうで…それが今後の課題となっているんだそうです。
津南酒造のこだわり

- 資源の価値が循環する持続可能な酒造り
日本酒を醸す工程でできる副産物を可能な限り有効活用したり、自然界から生み出される資源を取り入れるなど、サステナビリティを大切にしている。
- 地域の特性や営みと共存する
100年経った後も地域の環境と酒造りの営みが共生することを目指し、効率だけでなく水、土、そして人を大切にした酒造りを行っている。
- 多様な価値観との関わりを広げる
固定概念に囚われず、多様化する価値観やニーズに寄り添った酒造りを目指している。
津南醸造
新潟県中魚沼郡津南町大字秋成7141
津南醸造の日本酒ガチャ

津南醸造の1階には直売店があり、グッズや日本酒だけでなく1回1000円の『日本酒ガチャ』なるものがあったのでやってみました。
結果は…芳しくなく。
ただ、いただける商品は1000円以上のものがお約束されていたのでヨシとしましょう。
野遊び用日本酒『GO POCKET DOLCE 純米大吟醸』

これ、すごいんです。
日本酒が100㏄のパウチに入っているのですが、そのまま湯煎にもかけられるし凍らせてシャーベットのように食べてもいいという、アウトドア好きの人にぜひおすすめしたい日本酒。
DOLCEは精米歩合 55%で、フルーティ―な甘みが特徴のお酒なんですって。
どんなふうに飲もうか…悩んでしまいます!
GO~GELATO 純米大吟醸酒粕ジェラート

純米大吟醸酒粕を贅沢に使用して作られたなめらかなジェラート!
さらりとした味わいでほんのり甘く、口に入れるとすっと溶けてしまうような繊細な食べ応え。
こちらは直売店の外で雄大な景色を見ながら食べてしまいました。
すごく美味しかったです。
日本酒ガチャ、面白かった!

随分新しい酒蔵なんだなと思っていましたが、地元の酒米の価値を未来につなぐために設立された酒蔵だと知り納得しました。
既にほかの酒蔵とは一線を画す商品ラインナップを誇る津南醸造ですが、今後どのような新しい取り組みがされていくのが楽しみです。
『GO POCKET DOLCE 純米大吟醸』が気に入ったら、オンラインショップで飲み比べセットもチェックしてみようかな。
ちなみに津南醸造では、事前に予約をすると酒蔵見学もできるそうです。
今回私は予約していなかったのですが、また次の機会があればぜひいろいろとお話を聞いてみたいと思いました。
それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。
その後、名門大洋フェリー『おおさか II』で『GO POCKET DOLCE 純米大吟醸』を飲んでみたお話はこちら↓