天吹酒造を訪れたあとは、近隣の酒蔵にも立ち寄ってみたい!
という事で、三養基から車で30分くらいの距離にある小柳酒造に向かいました。
佐賀に入った途端、すっかり日本酒蔵三昧です!
事前予約はしていなかったので蔵見学は叶いませんでしたが、直売所で色々とお話を伺ったり、おすすめのお酒を吟味してきました。
小柳酒造
江戸時代の文化年間(1804年-1817年)創業の小柳酒造は、佐賀の小京都ともいわれる小城町にあります。

江戸時代の雰囲気を残す建物が印象的な小柳酒造の直売所には、かつて使用されていた酒造りの道具の展示が。
なんと、いかにも老舗らしい商屋造りの母屋や仕込み蔵など、敷地内の13棟が国登録有形文化財に指定されているのだそうです。

この辺りは美しい水に恵まれた源氏蛍の里ともいわれるエリアで、もともとは醸造業が大変盛んだったそう。
小柳酒造を訪れた際にも、『この辺は水が綺麗なので、羊羹やお豆腐なんかの美味しいお水を扱うお商売が多いんですよ』と教えてくださいました。
こちらの酒蔵では天山の伏流水と地元で生産されたお米を使用し、流行に流されることのない酒造りをしているのだそうです。
小柳酒造
佐賀県小城市小城町903番地
『高砂 金漿 特別純米酒』

今回ゲットしたのは、小柳酒造でもスタンダードなお酒『高砂 金漿 特別純米酒』です。
後日飲んでみた感想をば。
酒米 | 佐賀の華 100% |
精米歩合 | 60% |
使用酵母 | ー |
日本酒度 | ー |
酸度 | ー |
アミノ酸度 | ー |
すっきりした味わいで、冷やで飲んでも燗をつけても美味しい食中酒だそう。
香りはおだやかながら、ふくよかな香りが漂います。


甘味は控えめで、端麗・辛口よりの味わいです。
フルーティーと言われればフルーティーかも。
キュッとした心地いい酸味があり、そのあとにじわっと苦味、渋味が続きます。
最後はキレ上がりよし。
後味もすっと引くので、つるつる飲めてしまいます。
冷やして飲むと、少しシャープな感じが増した気がしました。
常温もさっぱりしており、飲みやすい。
燗をつけると少し穀物的な香りが濃くなったものの、味そのものに大きな変化は感じられませんでした。
『高砂 金漿 特別純米酒』を飲んでみて

今回飲んだお酒『高砂 金漿 特別純米酒』は地元で長年愛されているお酒だそう。
恥ずかしながら、今までこちらのお酒を知らなかったのですがこのタイミングで味わうことができて良かったです。
佐賀のお料理は甘めの味付けが多く、『高砂 金漿 特別純米酒』はそういったお料理ととっても相性がいいと感じました!
今まで出会ったことのないお酒と出会えるのも、旅の醍醐味ですね。
佐賀県内にはまだまだいくつもの酒蔵があるので、時間が許す限り地元でしか流通していないお酒を含めて飲んでいきたいと思います♪
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。
