皆さん、焼酎はお好きですか?
九州といえば焼酎!ですよね。
五島列島にいる間に『五島列島酒造 2023 新酒まつり』なるイベントが開催されると知り、焼酎はあんまり飲めないながらこれを機に好きになりたいという想いで参加してきました。

事前にお天気を調べると、まさかの雨。
イベント告知ポスターには『当日が雨天の場合は、4月30日(日)順延予定』の文字が。
しかし、天気予報では30日の天気も怪しげ…。

一体どうなることか、と当日までドキドキしていましたが、直前に一日延期となり30日に開催されることが決定し一安心しました。

五島列島ってどこ?
五島列島は九州は長崎県に位置し、大小約150の島々からなる列島です。
長崎から飛行機で約30分・ジェットフォイルでも約1時間30分で移動できるので、離島とはいえそこまでアクセスが悪い場所ではありません。
遣唐使時代に日本で最後の寄港地となった福江島や、世界遺産『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』の構成資産でもある『久賀島の集落』『奈留島の江上集落(江上天主堂とその周辺)』はあまりにも有名ですね。
ちなみに、五島列島は上五島(新上五島町)と下五島(五島市)に分かれています。
五島列島全体について調べようとしても上五島と下五島の情報は完全に分離した状態でしか出てこないのでちょっぴり不便でした。
五島列島までは博多から夜行フェリー『太古』で移動しました。
その時の記事はこちら↓
五島列島酒造

五島列島酒蔵は下五島である五島市の福江島にあります。
こちらの蔵の特徴はなんといっても『五島列島産原料100%』。
島で大切につくられた原材料を使い、島の人の手でお酒を醸しているところです。

今回のイベントは五島列島酒蔵の向かいにある道の駅・遣唐使ふるさと館にて行われるとのこと。
時間があればすこし五島列島酒蔵の建物も拝みに行けそうです。
五島列島酒造
長崎県五島市三井楽町濱ノ畔3158番地
五島列島酒造 - 長崎 五島列島の原料を使用した本格焼酎の製造 (gotoretto.jp)
五島列島酒造 2023 新酒まつり
当日、会場までは福江港から出ている無料のシャトルバスに乗って移動しました。
人が多くてシャトルバスに乗れなかったらどうしよう…と心配していましたが、一番早い時間のバスに乗ったためか、乗車率は40%くらいでした。
福江から五島列島酒蔵のある三井楽までは、バスで約25分の距離。
珍しい景色に見とれている間に今日のイベント会場の遣唐使ふるさと館に到着です。

出店もたくさん!
楽しみです♪

朝9時ごろの会場の様子。
まだ準備中のお店もあったりとこれから感が漂っています。

それにしても…他では考えられないような良心的なお値段設定。
これは、ちょこちょこと色々試せそうです!
早速試飲♪
ほぼほぼ開場と同時に到着したので、並ばずに飲み物を買うことができました。
しかし私は焼酎初心者…右も左もわからないので、スタッフの方にいろいろ聞きながら焼酎をオーダーさせていただきました。
五島芋焼酎前割りロック
まずは、スタッフさんおすすめ『五島芋焼酎前割りロック』。

このグラス、まさかの100円。
私の面倒くさいオーダー(焼酎が苦手な人でも飲めるやつください)に応えて、とっても飲みやすいものを用意してくださいました。
前割りとは前の晩に作った水割りのことだそうですが、前日につくることで焼酎と水が馴染んでまろやかな味わいになるそう。
五島芋の甘い香りがふわりと漂いいい気分に。
味も、荒々しい感じはなくとても飲みやすい一杯でした。
GOTO GIN ソーダ割
続いて選んだのは、五島つばき蒸留所のかの有名なクラフトジン、GOTO GIN。
これ1杯で300円って信じられる…?

スタッフの方々おすすめの飲み方『ソーダ割』にていただきました。
なんと、このジンには五島らしく椿の実が入っているそうです。
個人的には、ほかのジンを飲んだ時に感じたことのない独特な風味の後味が気に入りました。
GOTO GINのボトルも美しい!
椿の花をイメージしたデザインでジンが大切に包まれているよう。
飲み終わった後にインテリアとしても活用できそうな素敵なボトルでした。
五島芋 紅はるか 熟成樽の水割り
こちらはブランド芋紅はるかだけを使って作られた焼酎。

紅はるかはスーパーでも見かけることがあるサツマイモですが、こちらは一般的なサツマイモと比べて糖度が高いのが特徴だそうです。
そんな紅はるかを使って作り上げた焼酎を、シェリー樽(深いコクと甘みが加わる)とオーク樽(琥珀の色合いと木樽の香ばしさが加わる)にそれぞれ漬け込み、ブレンドしたものがこちらの焼酎。
ソーダ割で飲むのもおすすめとのことでしたが、今回は水割りでいただきました。
五島芋 白麹仕込 水割り

こちらの芋焼酎は、白麹を使うことによってすっきりとシャープな味わいと、マイルドな飲み口を実現したお酒だそう。
芋の香りや風味はありつつ、飲みやすい焼酎でした。
GOTO GIN ソーダ割(2杯目)とチーズ饅頭
ボトルで買うのはなぁ、と思って記念にもう1杯いただくことにしたGOTO GIN。
お供に真鳥餅店のチーズ饅頭もゲットしました。

このチーズ饅頭、なぜか出汁の香りがしました。
私の鼻がおかしいのか?
そして食べ進めると、中には濃厚なクリームチーズが入っていて、小さいのに結構な満足感が。
ところどころに入っていたレーズンとは相性最高でした。
五島麦焼酎前割りロック
最後に、五島麦焼酎の前割を。

麦は麦らしい香ばしい感じのある香りがしますね。
しかし味の方はまろやかで、麦に対する苦手意識は少し薄れたかも?
こんな感じで、一人で粛々と飲んでいると徐々にお昼の時間に近づき、人も増え始めてきたのでそろそろお暇することに。
朝から美味しいお酒が飲めるとは、休みの日の醍醐味ですな。
唎き焼酎クイズで惨敗
最後、会場を後にする前に唎き焼酎クイズなるものに挑戦しました。
A~Fのマークの付いた6種類の焼酎を右の用紙の1~6番の中のどの焼酎か当てるクイズです。

結果は…1問正解!!
クイズの前に沢山焼酎の練習をしたのに、何も分かってはいませんでしたw
ちょっと自分の舌にがっかりしながら、でもいい気分で、バラモンちゃんが飛び回るシャトルバスにて福江まで帰りました。
バスの中ではぼんやり転寝していたことは言うまでもありません。。。

以上、朝から焼酎を堪能したお話にお付き合いいただき、ありがとうございました!
素敵な1日をお過ごしください♪
参照:
五島列島酒造 - 長崎 五島列島の原料を使用した本格焼酎の製造 (gotoretto.jp)
*本ブログの内容は、2023年4月時点のものです。最新の情報は、各ウェブサイト等をご確認ください*