今回は、五島バスの『五島めぐり定期観光バス』に乗ってきたときのお話。
よかとこ満喫Cコース(Aコース、Bコースを1日でまわるプラン)で福江島を一周してきました♪

五島めぐり定期観光バスって?
五島めぐり定期観光バスは、福江島内の主要な観光スポットをスムーズにめぐることができる観光バスツアー。
福江島内の観光スポットは場所によっては路線バスが通っていないところがあったり、バスはあっても本数が圧倒的に少なかったりと行きにくい場所にあるスポットが多々あります。
そんな時、こちらの定期観光バスを使うとサクッと主要観光地を廻れる…ということで、今回はよかとこ満喫Cコースに参加してきました。

今回私が参加したCコースは、1日で午前(東シナ海Aコース)と午後(歴史と文化Bコース)をこなす合わせ技のコース。
東シナ海Aコース(午前) →本記事
- 井持浦教会(ルルド)
- 大瀬崎灯台
- 高浜ビーチ
歴史と文化Bコース(午後) →この記事
- 堂崎教会
- 武家屋敷通り(車窓から)
- 鐙瀬溶岩海岸
ちなみに、こちらの1日コースには昼食はついていません。
Aコースが終わって12:50に福江港に戻ってから、Bコースが始まる13:50までに自分でお昼ご飯を手配する必要があるので注意です。
五島めぐり定期観光バスのチケットはどこで買える?
五島めぐり定期観光バスのチケットは福江港のターミナル内にある五島バス観光課にて購入しました。
満員でなければ当日でも購入可能とのことでしたが、ちょっと心配だったので数日前に電話で予約し、当日支払いをしました。
大人1名、5600円のダメージです。
五島バス観光課
〒853-0015 長崎県五島市東浜町2丁目3−1
0959-72-2173
集合場所

当日の集合場所は、下記の3つの中から選べます。
私はチケットの支払いがあったので、福江港からの乗車を選びました。
- 8:45 五島コンカナ王国ワイナリー&リゾート
- 9:05 カンパーナホテル
- 9:20 福江港
9:20に全員集合していることを確認し、バスに乗り込んだら出発です!
午前のルート
こちらが、本日の大体のルート。
午前中で福江島を一周するかたちになります。
立谷教会跡(車窓から)
9:20に福江港を出発し、山沿いの道を通過して10:00頃には玉之浦地区に入りました。
こちらは通り過ぎる車窓からの見学です。

立谷(たちや)教会は1878年に五島最初の教会として建設されましたが、1987年老朽化によって自然倒壊してしまいました。
県道に建てられているのはミニチュアの立谷教会。
実際の教会はここから約350mほど入ったところに建っていたそうです。
井持浦教会(ルルド)
10:15井持浦教会(ルルド)に到着です。
こちらで出滞在時間は15分のみ。ちょっとあわただしいですが、ガイドさんのお話を聞きながら足早に廻ります。
こちらの地区に住んでいた大村藩からの移住キリシタンたちは、五島藩によって塩づくりの竈場で働かされていたそう。
そのため、玉之浦地区ではキリシタンに対する迫害はなかった、とする人もいるそうですが…強制労働は迫害の一種なのでは、と思いながらガイドさんの話を聞いていました。

今建っているのは1988年に建てられたコンクリート造りの教会で、1897年建立のレンガ造教会は台風で倒壊してしまったそうです。

フランスにあるカトリックの聖地・ルルドの泉再現されたペルー神父は五島の信徒に呼びかけ、1899年に日本で最初のルルドが造られました。
この霊水を飲むと病が治ると言われているんですって。


ルルドの聖水は持ち帰り可能です。
教会のサイドの入り口近くに持ち帰り用の容器も販売されていました。
ツアーに参加していたお客さんの中には、ルルドの水を持ち帰るように空の容器を持ってきている人もいました。
大瀬崎灯台
10:40分、大瀬崎灯台着。
ルルドのある井持浦教会からはすぐの移動でした。
ツアーでは、大瀬崎灯台まではいきません。
訪れたのは『大瀬崎灯台展望台』という、大瀬崎灯台を見るための展望所です。
駐車場から灯台へは、行きは下り坂のため約20分・帰りは上り坂のため約40分かかるそう。
思っていたよりかなり遠目ですが、青い海に映える白い灯台を拝むことができました。
今回訪れたのは午前の時間でしたが、なんと福江島の最西端に位置する大瀬埼灯台は九州で最も遅い時間に夕陽が沈む場所なんだそうです!

こちらの灯台は映画『悪人』のロケ地にもなったそうです。

10:55には大瀬崎灯台展望台を出発!
次は玉之浦エリアを北上し、高浜ビーチを目指します。
途中、マグロの養殖場を発見しました。
この円柱状の囲いの中でマグロたちが遊泳しているそうですが、中には囲いの外に逃げ出し、釣り人に釣られてしまうこともあるそうです。

高浜ビーチ
『日本一美しい砂浜』の呼び声が名高い高浜ビーチには11:40に到着。
ここでは約20分間自由時間があったので、桜貝を拾い集めて過ごしました。

この日は波もおだやかで、ザザ…ザザザ…と寄せては引く波の音が気持ちよかったです。

こちらは展望スポットから見た高浜ビーチ…美しい海の色に心が癒される思いです。

こちらが最後の立ち寄りスポットだったので、三井楽エリア・水ノ浦エリアを通り抜けて福江には12:50に帰ってきました。
途中バスの右手に水之浦教会を通り過ぎましたが、私は左側の座席に座っていたので全く見ることができませんでした。笑
車窓からチラリとみるだけですが、もし確実に水之浦教会を見たい方はバスの右側の席に座ったらいいかもしれません。
午後のコースは13:50福江港発なので、約1時間は各自ランチ休憩です。
おすすめの持ち物
今回、五島めぐり定期観光バスよかとこ満喫Cコースの午前パートに参加した際、これを持って行って良かった!というものがいくつかあったので共有します。
飲み物
そこまで徒歩の移動はないものの、喉が渇いたときのために水を持ってきていてよかったです。
お手洗いは井持浦教会・大瀬崎灯台・高浜ビーチとすべてのスポットで利用できたので、トイレに行きたくなっても我慢する必要もなく、自分のタイミングで水分補給しても大丈夫そうでした。
日よけ
バス内で日当たりがいい席に当たってしまうと日焼けしてしまいます。
日焼け止めを塗っていくのが一番いいですが、念のために帽子など日よけになる物もあると日焼け防止にはより効果的かと思います。
小さいタオル
高浜ビーチでの滞在時間は短いものの、人によっては足だけでも海に入りたいと思うかもしれません。
そんな時、小さめのタオルがあると便利です。
あったらいいかも
次に、なくてもいいけどあったら便利そうなものはこちら。
酔い止め
バスに乗っている時間が結構長いので、乗り物酔いしやすい人は持っていたほうが安心です。
私はいつも飲むわけではないですが、お守り代わりにトラベルミンを常備しています。
空のボトル
こちらは人によりますが、ルルドの聖水を持ち帰りたい場合は『小さな空のボトル』があったらいいかもと思いました。
(空のボトルは教会でも購入できます。)
以上、五島めぐり定期観光バスよかとこ満喫Cコース・午前の部に参加してみたお話でした。
次回は午後の部編です!
それでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
素敵な一日をお過ごしください。
参照:
定期観光バスモデルコース/五島彩戸【着地型観光】 (goto-sight.com)
*本ブログの内容は、2023年5月時点のものです。最新の情報は、各ウェブサイト等をご確認ください*