秋の佐賀旅★鹿島酒蔵ツーリズム!瀬頭酒造の『金紋東長 本醸造』を飲んでみた<佐賀・嬉野>

まちあるき

佐賀の酒どころ(と私が勝手に読んでいる)佐賀県鹿島市のお隣、嬉野市にも3つの酒蔵があります。

今回は嬉野市にある瀬頭酒造を訪れてみました!
こちらの蔵では酒蔵見学はされていませんが、敷地内に直売所がありさまざまな種類の東一が販売されています。

道を挟んで向かいには『東一』を醸す五町田酒造もあり、お酒造りが盛んな地域であることがうかがえました。

瀬頭酒造

寛政元年(1789年)創業の瀬頭酒造は、もともとは『平正宗』の銘柄を醸していました。

しかしながら第19代内閣総理大臣 原敬首相から『アヅマの国のオサ、すなわち東洋の王者にふさわしい』と讃えられたことをことをきっかけに『東長』と改名したそう。

昭和20年にダグラス・マッカーサー元帥がGHQ指定商品として『東長』を推薦したとの逸話も残されています。

瀬頭酒造では佐賀県産のお米に強いこだわりを持っているそう。
生産のプロセスから携わっていくことで確保した良質なお米を、原温原湿精米機(米内の水分を保ちつつ低温で精米する精米機)で丁寧に精米しているのだとか。
なんでも、原温原湿精米機を使用するとお米が乾燥しないため、精米の際に砕けにくくなるんですって。

瀬藤酒造
佐賀県嬉野市塩田町大字五町田甲3117番地

『金紋東長 本醸造』

瀬頭酒造のお酒は自然由来の甘味のある味わいが特徴だそう。
人工的に甘味を付加する米糠糖化装置や、酵素剤などは一切使用していないのだそうです。

今回、おすすめのお酒を聞いてみると『金紋東長 本醸造』は地元で愛されているスタンダードなお酒だという事だったので、こちらを購入してみました。

本醸造酒とは

本醸造酒 = 米・米麹 + 水 + 醸造アルコール

米・米麹、および醸造アルコールや水を原料にして造った日本酒のこと。
本醸造系に添加できる醸造アルコールは白米の総重量の10%以下という決まりがあります。

醸造アルコールを加えることで味や香りが整えられすっきりとシャープな飲み口になりやすく、味のバランスが良くなるといわれています。

『金紋東長 本醸造』のスペック

酒米レイホウ 100%
精米歩合68%
使用酵母協会7号
日本酒度‐8
酸度1.5
アミノ酸度1.3

スペックだけ見ると、『金紋東長 本醸造』は佐賀らしく濃醇甘口なお酒な印象です。

東長を醸す際には、昔ながらの製法で透明感のあるすっきりとした甘みのある味わいを表現しているそう。

また佐賀県産の酒米レイホウのみを使用し、地元産のお酒であることにもこだわって造られているそうです。

ってか、68%…?
この数値は東長が最適解として純米酒を醸す際に使用している精米歩合なのだそうです。

『金紋東長 本醸造』テイスティング

さすが瀬頭酒造で一番人気の本醸造酒!

しっかりと甘みはあるものの、もったりしたダルい感じはなくサッパリした後味が美味しいお酒です。

重くないのですいすい飲み進めることができ、地元の濃い味付けのお料理に合いそうだと思いました。

『金紋東長 本醸造』を飲んでみて

今まで本醸造のお酒はあまり飲んだことがありませんでしたが、今回『金紋東長 本醸造』を飲んでみて、自然な甘みが美味しくサッパリと飲めるのがとっても気に入りました。

『東長』は全体的に甘みのある味わいが特徴のお酒だそうなので、是非とも『東長』銘柄の純米系のお酒も飲んでみたいと思います。

特に『慶紋東長 特別純米酒』はお米本来の旨みが残るお酒だそうなので、とっても気になっています。

それでは、最後まであ付き合いいただきありがとうございました!
素敵な一日をお過ごしください。

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参照:
東長|瀬頭酒造株式会社|日本酒 | 佐賀 | 甘口 | 銘酒 | 金賞 | 地酒 (azumacho.co.jp)

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