今年の4月。
博多・大宰府を駆け足で巡った後は、続いて長崎・五島列島に行ってきました!
五島列島への行き方は長崎経由・福岡経由・飛行機・ジェットフォイルなどなど色々ありますが、今回私は福岡・博多港から夜便のフェリーで下五島の福江港に入るスケジュールで移動しました。
五島列島といえば2018年7月に世界文化遺産に登録された『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』や、釣りの聖地として有名ですよね。
今回の旅の目的は主にキリシタン関連の文化遺産を訪れることと日本一美しいと言われる海をこの目で見ること!
ということで、博多から福江まで(寝たまま)一気に移動します。
フェリー『太古』の航路
イメージ的にはこんな感じ。(徒歩が含まれているのは無視してください。笑)
博多を23:45に出発してから翌日8:15に福江に着くまでに、宇久、小値賀、青方、奈留に寄港します。
途中、港に泊まっている時間はすごく短いので船の中からぼんやりとほかの島々の風景を見ていましたが、なんと美しい島々だったことでしょう。。
フェリー『太古』の料金
下記は私が4月下旬にチケットを予約した際の料金。
旅客運賃に加え、指定客室を利用する場合は追加で各客室使用料がかかります。
今回の私の航路は博多から福江(4,930円)。
そしてマットレスなども使用したかったので、グリーン和室(+1,500円)を追加しました。
トータルダメージは6,430円です。
フェリー代は月によって変動するみたいです。
最新の情報については、野母商船のウェブサイトをご覧ください。
→ 乗船予約 | 太古 博多~五島を結ぶ定期フェリー (nomo.co.jp)
フェリー『太古』の予約方法
博多発五島行:五島到着日1ヶ月前の朝9時より開始
五島発博多行:乗船日1ヶ月前の朝9時から予約開始
予約は、Web予約・電話予約・窓口予約の三種類があり、私はWebにて予約しました。
Web予約の場合は、太古のウェブサイト上で新規会員登録しないとチケットが買えないので気をつけてください。
2か月くらい前から五島に行くことが決まっていたのでさっさとフェリーのチケットを買いたかったものの、出発の一か月前にならないと購入できなかったので、チケットの購入自体を忘れてしまいそうでドキドキしました。
フェリー『太古』船内の様子
こちらは私が泊まったグリーン和室の様子。
自分以外にもう1人しかゲストがおらず、2人でこのスペースを使えてとっても快適でした。


各マットレスの頭の部分にはコンセントまで設置されていました!
船で(しかも雑魚寝で)一夜を過ごすということで何も期待していなかったんですが、想像以上に快適に過ごすことができたので、1500円をケチらなくてよかったと思います。笑
船内には自販機やゲームセンターもありました。


ちなみに、追加料金が発生しない船内の雑魚寝エリアはこんな感じ。


マットレスはないものの、毛布はレンタルできるのでかたいところでも平気な人はこちらでもいいのかも?
ただ、コンセントは数が沢山設置されている感じではなかったので、早い者勝ちのようでした。
場所によっては使用できなさそうだったので、充電が心配な人はモバイルバッテリーなどがあったほうが良いかもしれません。
フェリー『太古』のラウンジでひとり酒
フェリー『太古』内には、素敵なラウンジもありました!
何がいいって、景色がいいところ&いつ行っても人がいないところ。
寝る前にこちらで日本酒を少しいただきました。

今回フェリーに乗り込む前に購入したのは福岡のお酒・株式会社喜多屋の純米吟醸55%磨き寒山水です。



ワンカップってちょうどいい飲みきりサイズで、寝る前の一杯に最適ですよね。
こちらのお酒は淡麗でスッキリとした味わいの飲みやすいお酒で、美味しかったです。

雰囲気を出すため、柳宗理デザインの冷酒グラスを使用。
割れ物だけど持ってきてよかった。
暗闇の中にうっすらと浮かぶ島々を眺めながらちびちび飲むお酒は最高でした。
寝てる間に移動できるって素敵
お酒を飲んで爆睡したら、いつの間にか朝に。
寝ていただけなのに小腹がすいたので、先のラウンジでおにぎりをいただきます。

部屋に戻ると同室の方は最初の港で下船されたらしく部屋に一人になっていたので、30分ぐらい誰の目も気にせずストレッチをして時間をつぶしました。
見えたらいいなぁ、くらいに思っていたハリノメンドも船の中からチラリと見ることができてひそかに満足。

ぼんやり外を眺めているうちに、時間は8時を過ぎ船は福江港に到着。
寝ている間にかなりの距離を移動していたというのはちょっと面白いですね。
そんな感じで人生初の夜行フェリーで博多から下五島の福江まで、約8時間ちょっとの船旅は終わりを告げました。
思っていたよりもはるかに快適で楽しく、また乗りたいと思うほど楽しい経験でした!
余談ですが、喜多屋の寒山水のワンカップは福岡・長崎のスーパーでは取り扱いのあるところが多かったので、こちらではメジャーなお酒なのかなという印象を受けました。
美味しいお酒が買いやすいっていいですよね。
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございます♪
素敵な一日をお過ごしください。
参照:
太古 博多~五島を結ぶ定期フェリー | 野母商船 博多~五島航路「太古」 (nomo.co.jp)
*本ブログの内容は、2023年4月時点のものです。最新の情報は、各ウェブサイト等をご確認ください*