とうとう待ちに待った、春の東海道酒蔵めぐり ~酒蔵でつながる東海道~ の季節です!
このために再び滋賀に行って参りました。
2023年は4つの蔵が同時に蔵開きを行いましたが、2024年はなんと6つの酒蔵が参加。
盛りだくさんすぎて、当日は大変忙しい一日となりました。

昨年、初めて春の東海道酒蔵めぐりを訪れたお話はこちら↓
春の東海道酒蔵めぐり ~酒蔵でつながる東海道~ 基本情報

日時 | 2024年3月30日(土)・3月31日(日) |
時間 | 10:00~16:00 |
場所 | 蔵開き会場・JR草津線 貴生川駅会場 |
お楽しみイベント | ① 無料・有料試飲会 ② 新酒、限定酒の販売 ③ スタンプを集めると抽選で55名に秘蔵酒3本セットが当たるスタンプラリー ④ 各蔵独自の物販、フードコーナー ⑤ 【貴生川駅会場】貴生川駅前に湖南市甲賀市全酒蔵のお酒が大集合! ⑥ 『酒蔵マルシェ』で300円以上お買い物をして東海道酒蔵めぐり今年限定デザインのオリジナルアクリル升をあてるチャンス |
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<蔵開き会場>
- 竹内酒造 :滋賀県湖南市石部中央1-6-5
- 北島酒造 :滋賀県湖南市針756
- 藤本酒造 :滋賀県甲賀市水口町伴中山696 ←まだ行ったことない!
- 美冨久酒造:滋賀県甲賀市水口町林口3-2
- 笑四季酒造:滋賀県甲賀市水口町本町1-7-8 ←まだ行ったことない!
- 田中酒造 :滋賀県甲賀市甲賀町大原市場474
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<JR草津線 貴生川駅会場>
湖南市・甲賀市にある全酒蔵の11蔵が大集合します!
- 蔵元出店:安井酒造/瀬古酒造/望月酒造/滋賀酒造
- 共同ブース(試飲のみ):
西田酒造/竹内酒造/北島酒造/藤本酒造/美冨久酒造/笑四季酒造/田中酒造
今回は時間がなさ過ぎて、貴生川会場に行くことはできませんでした。。。
蔵開きはやっていない酒蔵が4軒も参加していたので、次回(もしあれば)絶対に行きたいところです。
各会場への無料シャトルバス

2024年も各酒蔵への最寄り駅(JR石部駅、JR貴生川駅)から無料シャトルバスの運行がありましたが、時刻表があるわけではないようだったので前もって移動の計画を立てるのは難しそうでした。
各会場ではバスに乗車する人々が列をなしており中々込み合っていましたが、乗れていない感じではなかったです。

田中酒造

今回田中酒造に来るにあたって楽しみにしていたのは1回300円・制限時間90秒の『酒粕詰め放題』!
袋からあふれてもどんどん積み重ねていってOKという事だったので、1年分くらいの酒粕が手に入りました。笑

こちらでは『春乃峰きき酒セット・しっかり純米系』(3杯500円)を飲んでみました。
今回選んだのは、『純米酒 玉栄・秋の詩 65% 9号酵母』『純米にごり酒 玉栄 55% 秋田酵母』そして『純米吟醸 玉栄 60% 9号酵母(当日販売なし)』の3種類。

春の陽気を感じながら、木陰で飲むお酒は最高すぎる。
しかしここで時間を使いすぎてしまうと他のところに行けなくなるので、1時間程度で退散しました。

酒蔵の向かいには田中酒造のカフェ兼売店があり、お酒だけでなくお土産物やパン、おつまみなども購入することができました。
田中酒造では、飲み比べで美味しかったこちらのにごり酒をゲットしました。

笑四季酒造

今回初めて訪れた笑四季酒造。
蔵内が一部公開されており、お酒造りをする機会や施設の一部を順路内から見学することができました。




蔵人の方が付けていた白色の前掛けがめっちゃ素敵だったのでいつか販売してほしい!
『赤い糸』のラベルと同じ人がデザインしたのかな?
ラベルはおしゃれなものが多く、お酒の名前も横文字多め。
一瞬だけ見ると、ワインらしい雰囲気を感じるなぁと思いました。
定番のお酒から普段絶対に手が出ない高級酒までラインナップされている中で初日の午前にもかかわらず売り切れているお酒もあり、笑四季の人気ぶりを垣間見ることができました。

蔵の人と話すタイミングがあったので今年の東海道酒蔵めぐりで蔵開きをしている中で一番おすすめの蔵を訪ねると『藤本酒造ですかね、この辺では珍しいエスニックな料理があって面白いですよ』と教えてくださいました。
美冨久酒造

美冨久酒造では、春の東海道酒蔵めぐりにあわせて春の蔵まつりが開催されていました。
建物内では無料試飲とフォトスポット、そしてお酒造りについての展示があり、仕込蔵内を自由に散策できるようになっていました。
細長い蔵を抜けて外に出ると、外には屋台・有料試飲スペースが!
鮒ずしや近江米カレー、近江牛をはじめ酒粕を使用したスイーツなどの販売もあり、とっても賑わっていました。


こちらでは『山廃純米 ゆきかすみ 生』『山廃純米生原酒 あらばしり』『山廃純米原酒 チェリモフ』そして『山廃純米吟醸 い吟純聖』の飲み比べセットを飲んでみました。

藤本酒造

大津絵の描かれた徳利に入ったお酒が有名な『神開』を醸す藤本酒造も今回の蔵開きに参加していました!
『神開』は昨年日本橋にある滋賀県のアンテナショップ・ここ滋賀にて初めて飲んで以来すっかり好きになってしまったお酒のひとつです。

笑四季酒造で教えてもらった通りペルー料理の屋台があって、まさかのインカコーラまで売っていました。
かつてペルーに行った際、高山病防止とかこつけて毎日インカコーラを飲んでいた思い出がよみがえったので思わず購入。
まさかこんな場所で再開するとは…って感じでした。

藤本酒造はほかの蔵に比べるとかなりのどかなエリアにあり、開放感のあるオープンスペースでお酒を飲めるのが最高でした!



こちらでは雷ちゃんの絵が愛らしいTシャツをゲットしました。
白・黒・紺色が多い酒蔵系のTシャツには珍しいミントグリーン色で、この夏大活躍しそうです


北島酒造&酒蔵マルシェ

『御代榮』の北島酒造では、水道水当てクイズが行われていました。
入っているのは、ミネラルウォーター・水道水、そして仕込み水の3種類。


飲んでみると水道水はすぐに分かりました…そして硬水っぽい硬い味わいの水が恐らくミネラルウォーターだったのではないかな、と。
なんとこちらのクイズで正解すると金の盃がいただけました!
無料でこんなお土産、太っ腹すぎます。


こちらでは『有料試飲・コンプリートセット』をゲット。
御代榮飲み比べ3種(美山錦 おりがらみ・御代榮 大吟醸・北島 生酛愛山)、枡酒、お燗酒、そして酒粕の豪華すぎるセットでした。


お酒のお土産は、滋賀大学生が育てたというお米・みずかがみを使用して醸された純米酒の『琶ぐくみ』と昨年の『滋賀地酒の祭典』で見かけて気になっていたミニ酒袋。
一合瓶が2本入るサイズ感が可愛い!
小さい巾着としてガンガン使って行こうと思います。

竹内酒造
最後に訪れたのは竹内酒造。
しかし到着時間が16:15分ですでに解体作業が始まっておりました。。。
ひとつひとつの蔵で時間を使い過ぎていたようで、クローズまでに間に合わなかったのが残念でした。

しかしながら、お片付け中だったにもかかわらず最後に滑り込みでスタンプラリーを投函できたのでよしとしましょう。
今見ると竹内酒造のスタンプ押し忘れてるのが笑えますね。慌てすぎ!

去る前になんやかんやで『8泡美人』をゲット。

後日、家で開栓しました。
優しい微炭酸。ほんのりと甘味があって、低アルコールで飲みやすい!
桜味(桜餅に巻いてある桜の葉っぱの風味)が効いていて変美味しかったです。
すでに2025年の『春の東海道酒蔵めぐり』開催が楽しみです!

長らく楽しみにしていた春の東海道酒蔵めぐり ~酒蔵でつながる東海道~、本当に行けて良かったです!
6蔵同時開催(サテライト会場もあり)のためかひとつひとつの場所が大混雑する事もなく、でもとっても賑わっていて活気がありました。
前の場所で会った人と移動先の蔵でまた出会ったり、お酒を通じたコミュニケーションもあってとても楽しかったです。
そして、全体的に試飲などの価格設定が低くコスパが良すぎたのが驚きでした。
チケット制などにして入場料を徴収してもいいくらい、充実したラインナップの無料試飲&良心的な有料試飲・フードの数々。
是非また来年も訪れたいと思います。
FYI、今回蔵開きを行っていた酒蔵の中で、唯一笑四季酒造には駐車場がありませんでした。
次回はどうなるか分かりませんが、車を利用して蔵めぐりをする際は要注意です。
(今回はお酒を我慢してくれる人にドライバーをしていただき、その辺を運転して待っていてもらいました。感謝!)
お酒のイベントなので電車やバスを利用するのが一番いいのでしょうが、いかんせん会場が広範囲に散らばりすぎている…!
車でも最後の蔵には時間内にたどり着けなかったことは強調したい!
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。
2023 滋賀地酒の祭典 in 大津に行ってきたお話はこちら↓
参照:
春の東海道酒蔵めぐり~酒蔵でつながる東海道~ | 滋賀県湖南市観光ガイド ぶらりこなん (burari-konan.jp)