花の浮島訪問記の自動更新が続いていますが、いったん中断して第25回 和酒フェス in 中目黒に行ってきた記事をアップします!
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北海道から戻ってきて早数日…東京の夏は本当に厳しいものがありますね。
こんな時は暑気払いに限る!
という事で、昨年行って楽しかった日本酒のイベント・和酒フェス in 中目黒に今年も行ってきました。


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2023年7月末に開催された第22回和酒フェスに行ってみたお話はこちら↓
チケットの買い方や当日の流れなどは、こちらの記事をご参照ください。
第25回 和酒フェス in 中目黒 参加銘柄

今回の和酒フェスは夏真っ盛りの開催、という事で『夏の暑さを吹き飛ばす!爽やかなお酒を探そう!』がテーマとなっており、スパークリング日本酒や冷やして美味しい夏酒など、暑い季節にぴったりなラインナップのお酒が多く提供されていました。
第25回 和酒フェス in 中目黒 参加銘柄リスト
- 南部美人(27日のみ)
- 一ノ蔵
- 浦霞
- 六歌仙
- 郷乃誉
- 徳正宗
- 天鷹
- 水芭蕉
- 天覧山
- 琵琶のささ浪
- 帝松
- 秩父錦
- HINEMOS
- 〆張鶴
- 北の庄
- 渓流
- 無尽蔵
- 一滴千山
- 臥龍梅
- 四海王
- 式
- 三重の寒梅
- 宮の雪
- 玉乃光
- 日本魂
- 白鷹
- 五橋
- 山猿
- 花雪
- 泰斗
- 会州一
- 笹の川
- 岩の井
- prototype(27日のみ)
- 上善如水
- 舞姫(27日のみ)
- 花の舞
- 鈿女
- 美冨久
- 稲田姫
- 鷹勇
- 福小町
- 越の鷹
- 七笑
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余談ですが、事前情報では滋賀県の蔵である『忍者』を醸す瀬古酒造も出店すると書いてあったものの当日はいらっしゃいませんでした。。楽しみにしていたのでちょっと残念でした。

印象に残ったお酒

今回の主な目的は美冨久酒造。
2回ほどお邪魔して色々試飲させていただきました。笑
美冨久酒造の『三連星』の中では個人的に白(山田錦の純米吟醸)が大好きです!
理由は全体のバランスが良くて、すっきりしていながらしっかりと旨味もありとても飲みやすいから。
冷蔵庫のスペースが空いたら三連星を補充しなくては。
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上記の三連星をはじめ、今回飲んだ日本酒はすべて美味しかった…!
のですが、特に記憶と写真に残っているものを順不同でリストアップしてみました。
花の舞酒造『フルーツスパークリング 実 ニューサマーオレンジ』(静岡県)

この日はあまりにも暑かったので、5.5%と低アルコールで甘味のある発泡酒『フルーツスパークリング 実 ニューサマーオレンジ』がすごく美味しかったです。
伊豆稲取産のニューサマーオレンジという夏ミカンに似た果実を使用したお酒で、爽やかな酸味が身体にしみいるよう。
ほんのりと日本酒感もありながらとても飲みやすく、今の季節に最高に合うと感じました。
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毎年カルディで発売される可愛くて美味しい猫柄のカップ酒(カップなのに純米吟醸!)を飲んでみたお話はこちら↓
三和酒造『臥龍梅 超辛口 純米吟醸』(三重県)

最初何と読むかわからなかった臥龍梅(がりゅうばい)。
五百万石を55%まで削って醸されたお酒で、すっきりしながらもしっかりと旨味のある美味しいお酒でした。

他にも『Garyubai Sparkling Rose』というおおよそ日本酒らしくないスパークリング日本酒もありました。
こちらもほのかな甘みときりりとした酸味が心地いい、とても美味しいお酒でした。
舟木酒造『北の庄 久寿龍 純米吟醸』(福井県)

復活した『九頭竜』というお米を使用して造られた純米吟醸で、やや辛口よりの、すっきりとしたのどごしが美味しいお酒でした。
暑いじっとりした気候でも飲みたくなるタイプの日本酒です。
いただいたものは冷えた状態でしたが、常温でも美味しいと聞いたのでまた機会があれば違う温度帯で飲んでみたいです。
丸彦酒造『三重の寒梅 夏酒』(三重県)

普段から日本酒を飲まない人にもおすすめのお酒なのだそう。
ライトボディで適度に旨味があり、すっきりと飲みやすいお酒でした。
一ノ蔵『一ノ蔵 純米吟醸』(宮城県)

『一ノ蔵 純米吟醸』はどんな食事にでも合うように、とつくられたお酒で、冷酒で飲むのが一番おすすめなのだそうです。
やわらかい飲み心地でさっぱりとしており、キレがいい。
お上品な旨味で、するすると流れるように飲めるところが気に入りました。
Rice Wine『HINEMOS Hanabi for HACHIJI』(神奈川県)

HINEMOSは時間帯でおすすめの日本酒を飲むことを提案する新しいスタイルの日本酒。
ボトルのデザインがポップで素敵なのも特徴です。
今回試飲した数量限定の『Hanabi for HACHIJI』は甘口にごり酒がスパークリングになったものでした。
甘い!甘いんだけど、若干のヨーグルトっぽさを感じるすっきりした甘味でくどくない。
瓶内二次発酵の微炭酸も全体の爽やかさを後押ししていて、とても飲みやすく美味しいお酒でした。
南部美人『南部美人 純米吟醸 夏酒 Breezy』(岩手県)

『南部美人 純米吟醸 夏酒 Breezy』は『ぎんおとめ』という酒米を使用して醸されたお酒。
瑞々しい果物のような優しい甘味とお米を感じるくどくない旨みのある味わいで、するすると引っかかりなく喉を流れていくような飲み心地でした。
萩原酒造『徳政宗 純米原酒 河岸花火』(茨木県)



そして…今回お土産に購入したのがこちら、『徳政宗 純米原酒 河岸花火』です。
必ず冷やして飲む様に、との言いつけを守り、しっかり冷やしてから開栓しました。
めっちゃ美味しい。
桃を思わせるフルーティーな香り。
あっさりとしたライトボディのお酒で、こっくりとしつつも瑞々しい甘みがあります。
独特の酸味と香ばしいお米の旨みがあるものの、全体的にさらりとしていてキレがよく、流れるように飲めるのが印象的でした。
7月開催の和酒フェスでは軽装&水分補給がキモ!

ちなみにこの日の最高気温は36.8度、平均湿度は67度と野外のイベントに参加するには中々厳しい環境でした。
じっとしているだけで拭き出てくる汗…。
めちゃめちゃ暑かったです。
前売りチケットは各部500名、それに当日券の販売もあったとのこと。
当日は大盛況で人気のある酒蔵のブースには人だかりができていました。
こんな時はできる限り軽装をしていくに限ります!
おすすめは帽子・Tシャツ・ズボンにリュックサック。
動きやすく両手がふさがらないうえ、リュックサックであればお土産もすべて放り込むことができます。
また、常にお酒の試飲をしている状態だったので、ひと口お酒を飲むたびに水を飲む、などルールを設けて意識的に水分補給をすることが大切だなと感じました。
会場内では500ml100円の水が販売されており、会場横にコンビニがあったので水を調達しやすい環境でした。
またスタッフの方が歩きながらペットボトルの水を販売されているのも良かったです。
中には仕込み水の試飲が置いてあるところもありましたが、あくまで『試飲』。
乾いたのどをガッツリ潤す感じではなかったのでやはり水の持参は必要です!
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。