奈良観光の続きです。
橿原神宮そして喜多酒造を訪れた後は、ランチを挟んでこの日最後の観光スポットである河合酒造へ行ってきました。
河合酒造
河合酒造は明和9年(1772年)には既に酒造業を営んでいたといわれる、老舗の酒蔵です。

屋号は上品寺屋(じょうぼんじや)といい、代表銘柄は『出世男』。
なんとも縁起の良い名前で、前から気になっていました。

河合酒造の母屋は国指定の重要文化財・河合家住宅で、直売店を入って奥に進むと酒蔵の一部が改装された展示室になっています。
河合酒造
奈良県橿原市今井町1丁目7-8
奈良県橿原市今井町

河合酒造のある奈良県橿原市今井町は江戸時代の街並みが色濃く残り、まちあるきも楽しいエリアです。
国指定重要文化財の家屋が9軒、そして県&市指定の文化財が7軒あって、中には内部を一般公開しているところもあるそう。

素敵だと思ったのは、昔ながらの街並みの中で、今も普通に人々が暮らしていること。
懐かしくなるような生活感がそこかしこに漂い、よくあるフォトジェニックな観光地とは少し雰囲気が違うのが印象的でした。


河合酒造 展示室の見学
酒林をくぐって直売店に入ると、お店の方が『奥に展示室があるのでよかったら見て行ってくださいね』と声をかけてくださいました。


実際の酒蔵を見ることはできないようですが、かつて使用されていた蔵の一部が展示室になっており、実際に蔵で使用されていた道具やお酒の製造工程の説明が書かれたパネルなどが飾られています。

こちらは酒造期以外は無料で公開されているとのこと。
中に入ると、どこからともなく現れたスタッフの方がお酒のつくり方や各器具の説明を丁寧にしてくださいました。

なんというおもてなし精神…。
こうやってここに来た人はみんな河合酒造のファンになってしまうのか。
とっても勉強になりました。
お土産: 出世男 蔵出しにごり酒
河合酒造の看板商品は『出世男 本醸造』なんだそうですが、今回は小さいサイズで販売のあった『出世男 蔵出しにごり酒』を購入しました。

荷物が多くてこれより大きなものは入らなかったのが残念です。。いつになるかわからないけど次回は本醸造を入手したいと思います…!
さて、こちらはどんなお味なのか。
開けてみるのが楽しみです♪
奈良は他にも気になる場所がいっぱい
今回の旅は奈良に滞在できる日数も多くなく、以上のスポットを巡って終了しました。
楽しかっただけでなく勉強になり、つくづく奈良を訪れることができて良かったです。

他にも気になる場所(主に酒蔵)など沢山あるので、定期的に訪れることができたらと思っています。
そして、今回入手したお酒を家に帰って開けるのが楽しみすぎる!
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。