先日所用で銀座に訪れたため、前から気になっていた『ふくい 食の國 291』に足をのばしてみました。
お店の外観はおしゃれなセレクトショップにしか見えず、さすが銀座のお店という感じで素敵な店構え。
中に入ってみると、洗練された品ぞろえ、違和感なく自宅で使えるような実用的なアイテムの数々、美味しそうな福井の地酒などなど…見ているだけでもとってもわくわくするお店でした。
福井県のアンテナショップ『ふくい 食の國 291』

『福井を買って、味わい、旅する』がテーマのアンテナショップ内には、ショップ、イートインスペース、そして観光・移住情報コーナーがあります。
ショップでは福井の食材や地酒、そして工芸品などが落ち着いた店内に並んでおり、特に地下1階にある手しごとコーナーは見るもの全部欲しくなってしまうような素敵な空間となっています。
ふくい 食の國 291
東京都中央区銀座1-5-8 Ginza Willow Avenue BLDG 1階・地下1階
福井の地酒ふるまい & 試飲会

この日は運よく『ふくい 食の國 291』の1周年のリニューアルオープン日だったようで、地酒試飲会や鯖寿司の試食販売会が行われていました。
福井の地酒ふるまい
1周年記念に伴い、アンテナショップの入口では枡に入った福井県のお酒がウェルカムドリンクとして配られていました。

枡酒なんて久しぶりに飲んだよ…美味しい!
枡から香るヒノキの香りがめっちゃさわやか!
入っていたお酒は、舟木酒造の『北の庄 純米酒』です。
辛口でキレがよくてとても飲みやすいお酒でした。
枡の模様も福井の『ふ』。
柔らかな字体が徳利のかたちを模しているようで素敵。
持ち帰り用の袋まで配られていたので、ありがたく記念に持って帰ってきました。
福井の地酒試飲会と福井県の酒米『さかほまれ』

この日は福井県の酒米『さかほまれ』で醸されたお酒の試飲販売が行われていました。
福井県酒造組合からの要望をうけた福井県が育成した新しい酒米で、令和元年に栽培が開始され始めた比較的新しい酒米なのだそうです。

飲んだ人が栄えるように、そして日本一美味しいお酒となるようにとの思いを込めた名づけられた『さかほまれ』は、最高級の酒米として知られる『山田錦』と同じくトップクラスの酒米である『五百万石』に続く酒造好適米として開発された『越の雫』を交配させて生まれた交配品種。
50%以下の精米歩合で使用される『さかほまれ』を使った日本酒は一般的な日本酒と比べてお米を磨き上げて造られているため、洗練した甘みと香りのある味わいが特徴なのだそうです。
『さかほまれ』は福井県認証特別栽培農産物として認証されており、減農薬栽培(化学合成農薬・化学肥料)、有機質肥料を使用するなど環境・健康に配慮した作付けが行われているんですって。

今回試飲されていただいたお酒の中で一番気に入ったのが、右端に写っている田嶋酒造の『福千歳 純米大吟醸』です。
使用酵母も『ふくい酵母 FK-801C』で、福井産にこだわったお酒だそう。
優しい甘味とコクが美味しく、どこかワインのような味わい。
つるつると引っかかりなく飲めるとても美味しいお酒でした。
試飲では冷えたものをいただきましたが、常温でも美味しいだろうなぁ。
少しお高めだったので今回は購入しませんでしたが、いつか何かの記念日にゲットしてみたいものです。
本日のお土産:加藤吉平商店の『梵 BORN 純粋 純米大吟醸』

前から気になっていた加藤吉平商店の『梵 BORN』。
いくつもの種類がありましたが今回はスペシャルと書かれていたこちらを選んでみました。
氷点下で1年ほど熟成されたお酒がブレンドされた純米大吟醸酒で、香りがよくコシのある味わいが特徴のお酒だそう。
ショップではこのサイズしか取り扱いがなかったので1合瓶でゲットしてきました。
開栓するのが楽しみです♪

今回はたまたま訪れた福井県のアンテナショップ『ふくい 食の國 291』で、幸運にも新たな美味しいお酒に出会うことができました。
ここ滋賀・奈良まほろば館に続き、お気に入りのアンテナショップのひとつになりそうです。
こちらのアンテナショップの地下にはレストランが併設されており、福井の地酒飲み比べなどもできるよう。
近いうちに試しに来なければ…!
それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。
参照:
ふくいアンテナショップ291 (fukui291.jp)
さかほまれ地酒|美食福井 – FUKUI GASTRONOMY (bisyoku-fukui.jp)