約2か月間の礼文島滞在を終え、稚内に戻ってきました。
…と言っても稚内では1泊したあとは東京に戻ります。

短い稚内での滞在においてやるべきことといえば…
旬のウニを食べる、そして美しい稚内港北防波を堪能する!
これに尽きるだろう、という事で心ゆくまでこのふたつを堪能してきました。
稚内のウニ

利尻・礼文で育ったウニは上質なうまみ成分が詰まった昆布を食べて育つために、特に濃厚で甘味の強い高品質なものになるのだそう。
しかしながら、稚内のウニも負けてはいません。
礼文滞在中は結構な頻度で食べていたウニ、美味しいものは何回食べても飽きることはなく。
東京に戻る前に、もう一度、、という事でノシャップ岬にある『無敵の生ウニ丼』で有名な樺太食堂でランチしてきました。

こちらのお店は特にバイカーの方々に人気のあるお店なのだそう。
店内の壁&天井は日本全国から訪れたファンのコメントで埋め尽くされていました。
樺太食堂
北海道稚内市ノシャップ2-2-6
今回はレンタカー・レンタサイクルなしで、純粋に徒歩で稚内を楽しみました。
稚内駅からノシャップ岬までは約4.6㎞、海岸沿いを道なりに歩いて大体1時間くらいの距離。
晴れていれば景色もよく、個人的には散歩に最適な距離感だと感じました。

道すがら、お食事中の鹿の集団や、防波堤でせわしなく鳴いているウミネコを見ることができました。
道にたくさんウミネコの糞と思しきものが落ちていたので、歩くときはちょっとだけ頭上に気をつけた方がいいかもしれません。。
稚内の鹿

稚内には駅や港周辺、そして町中でたくさんの鹿と遭遇しました。
集団で草を食んでいる様子が可愛らしかったです。
奈良の鹿と違って人には警戒心を持っているようで、近づくと逃げてしまいます。
当たり前か。

というか野生動物にみだりに近づくのは良くないので、そのくらいがいいですね。
稚内では5年ほど前より人間の生活圏に出没する鹿が急増しており、鹿による農地での食害や交通事故の原因にもなっているそうです。


稚内港北防波堤ドーム

半アーチ式の防波堤である稚内港北防波堤ドームは太い円柱が印象的な美しい建造物。
稚内港北防波堤ドームは稚内観光中に立ち寄った場所の中で私が一番気に入った場所です。
この日はとっっっても暑かったので、ドーム下のひんやりとした日陰に大変救われました。

夕方になるとランニング・ウォーキングをしているらしき地元の人々の姿があったり、明るい時間は観光客でにぎわっていたりと地元の人気スポットのようでした。

明るい時間に行くのと、陽が落ちてからライトアップされた防波堤を見るのとでは中々に趣が違います。
もし時間がある方は是非とも明るい時間・暗い時間、と両方見に行ってみてください。
稚内港北防波堤ドーム
北海道稚内市開運1丁目2‐2
稚内市内は(元気と時間があれば)徒歩で観光できる!
北海道最後の1日は歩いて、食べて、歩いて、飲んで、でいつの間にか終わってしまいました。
この日は大変暑かった(最高気温28℃)ですが、海辺の風を感じながらゆるゆる歩くのは最高でした。
稚内港北防波堤ドーム周辺を通り過ぎるとノシャップ岬までは信号もなく、歩きやすいのも大変良かったです。
稚内港北防波堤ドームからノシャップ岬までの海岸沿いの道を1本内側に入ると254号線があり、道沿いには岬に行くまでに2軒も(!)セイコーマートがあるので水分補給に困らないのも良かったです。
今回は稚内での時間があまりなく、またあまりの暑さに観光気分ではなくなってしまっていた部分もありましたが、個人的におさえておきたかった『ウニ・稚内港北防波堤ドーム』を満喫できて大満足でした。
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。

前回、駆け足で稚内観光をしてみたお話はこちら↓
参照:
樺太食堂 unidon.net
稚内港北防波堤ドーム/稚内観光情報 最北のまち稚内 (city.wakkanai.hokkaido.jp)