<滋賀の地酒>自家熟成の上原酒造『不老泉 山廃仕込 純米吟醸 うすにごり 生原酒』を飲んでみた

日本酒のこと

先日『久保田』を醸す朝日酒造の日本酒塾ビギナー編に参加してみて、ハッとしたことがありました。

そう…家にある『自家熟成酒』の存在を思い出したのです!

正確には忘れていたわけでなく、いつでも買えるものではないのでもったいなくて飲めなかったというのが正しいものの、結果として自宅には2本の自家熟成された『不老泉』の生酒が大切に保管されていました。

これは今飲んだらいい感じに熟成しているのでは…?
そう期待して、『不老泉 山廃仕込 純米吟醸 うすにごり 生原酒』を開栓してみました。

『久保田』の朝日酒造主催・あさひ日本酒塾ビギナー編に行ってきたお話はこちら↓

昨年6月に日本橋にある滋賀県のアンテナショップ・ここ滋賀にて上原酒造の試飲販売会に行ってみたお話はこちら↓

『不老泉 山廃仕込 純米吟醸 うすにごり 生原酒』

こちらが冷蔵保管されていたありがたすぎる『不老泉』のうちの1本。
貫禄のあるラベルがいいですね。大好きです。

『不老泉 山廃仕込 純米吟醸 うすにごり 生原酒』のスペック

ボトルの底にうっすらと滓がたまっているのが見えます。

酒造年度は4BY、杜氏は横坂安男氏。
ここまで多くの情報が書いてあるラベルは多くありません。

酒米山田錦 100%
精米歩合59%
使用酵母蔵付酵母
日本酒度0
酸度2.2
アミノ酸度2.2

スペックだけ見ると濃醇辛口な様子のお酒です。

不老泉といえば山廃仕込・蔵付酵母使用
コクと旨味がたっぷりの濃醇な味わいが特徴です。

こちらのお酒も例にたがわず時間をかけて醪の良質な部分を丁寧に搾る『木槽天秤しぼり』によってしぼられたお酒です。

本来であれば購入してすぐ飲むのがいいとされている生酒ですが、(意図せずして)未開封のまま冷蔵庫で約8か月大切に保管していました。
ここ滋賀での試飲会の際は新鮮で濃厚な旨みが美味しいお酒でしたが、どんな感じになっているんでしょうか。

『不老泉 山廃仕込 純米吟醸 うすにごり 生原酒』テイスティング

写真ではわかりにくいけど、少し黄味がかった酒色

少し黄色がかった色のお酒に『うすにごり』のその名の通り、ちらちらと滓が舞っています。

甘みを感じるにごったお酒の粉っぽい甘味のある香り。
そしてかすかに感じるチーズ。

口に含むと、濃厚な旨みが広がります。
フレッシュというよりもまろやか。
そして鼻を抜ける穀物的な香り。
アルコール度17%を感じさせない味わいです。

どこか感じる椎茸のような落ち着いた風味あり。
ドライフルーツのようなコクのある、でも淡い甘味。

酸味が強くてキリリと舌が引き締まってまとまりがよく、余韻が少々。
舌に残るやわらかいほろ苦さが美味しいお酒です。

うーん、ドライなのに濃厚。
コクがあって分厚い、飲みごたえのあるお酒でした。
これだけでええわ、美味しいわ、となるお酒で、単体で飲んでしまわせる魔力があります。

さすが不老泉。
美味しかったです、ありがとうございます。

『不老泉 山廃仕込 純米吟醸 うすにごり 生原酒』を飲んでみて

試飲会の時の記憶をたどるとこのお酒はかなりパンチのきいたフレッシュさがあったと記憶していますが、その喉に来るような角が取れてとってもまろやかになっていました。

全く何かを狙ったわけではないですが、これはいい感じにエイジングしてくれたというよりほかありません!

恐らくすべてのお酒に自家熟成が向いているわけではないのでしょうが今回の『不老泉』のような山廃造りでコクのある純米のお酒は熟成によってさらに旨みが増すのかしら。

一般的には日本酒には賞味期限がない、といわれています。
調べてみると、生ではない純米酒が一番失敗しにくく自家熟成に向くそうです。

冷蔵庫にはもう1本『不老泉 山廃仕込 純米吟醸 備前雄町 無濾過生原酒』が眠っています。
こちらも開栓するのが更に楽しみになってきました。

それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。

参照:
上原酒造 | 滋賀県高島市の蔵元です。不老泉。此の深みのあるお酒を御賞味下さい。 (furosen.com)

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