日本酒ゆかりの地・奈良を巡る★その① 酒造りの神様を祀る大神神社へ<奈良・桜井>

まちあるき

滋賀と奈良は県境を共有していない…って知っていましたか?
滋賀から奈良に行くには京都を経由するか、場所によっては三重を経由して行かなければなりません。

っていう誰得?なトリビアは置いといて。

関西滞在中に行かねばならぬところがあるとすれば、それは間違いなくここ。
清酒発祥の地ともいわれる奈良県でしょう!

今回の目的地は大神神社、三輪そうめん、そして…

今回の目的地は、日本最古の神社ともいわれる『大神神社』がある奈良県桜井市の三輪エリアです。

大神神社の境内からは明日香や橿原エリアが一望できました

大神神社(おおみわじんじゃ)とは

大神神社は酒造りの神様を祀るとして信仰を集める神社で、ご祭神は大物主大神(おおものぬしのおおかみ)。
この神社のユニークなところは、本殿を持たずに三輪山をご神体として祀っている神社という点です。

崇神(すじん)天皇の御代、夢に現れた大物主大神様は『国中に蔓延していた疫病をおさめるためには酒を奉納せよ』とのお告げをくだされます。
お告げを受けた崇神天皇に酒造りを命じられた高橋活日命(たかはしいくひのみこと)は一夜で酒を造り、神様にお供えすると疫病がおさまり国が繁栄したのだそうです。

この際高橋活日命は『大物主大神様のお力によって素晴らしい美酒を造ることができた』旨を歌に詠みました。

それ以来、大物主大神は酒造りの神様として信仰を集めるようになったといわれています。

また、このことから境内には『活日神社』があり、杜氏の祖神である高橋活日命が祀られています。

大神神社はJR三輪駅より徒歩約5分。
周辺には巨大な専用駐車場(無料)がいくつかありました。

大神神社
奈良県桜井市三輪1422

絶対外せない三輪そうめん

大神神社にて参拝を済ませた後は、お待ちかねのランチです。
新橋にある奈良まほろば館で食べて以来、虜になっていた三輪そうめん…。

こちらは奈良まほろば館のにゅうめん

そんな三輪そうめんの本拠地に来たからには、食べて帰らぬわけにはいかないでしょう。

今回訪れたのは大神神社から徒歩数分の距離にある『乾製麺所』です。

この日は平日でしたが、お昼時だったこともあってしばし待ち時間がありました。

その間店内の売店スペースを見ていると…一回100円のそうめんガチャがあったのでやってみることに。

見事、『大当たり』が出ました!
いぇい!!

左下の『そうめんの節』は参加賞です。

この日のオーダーは、流しそうめんと炊き込みご飯。
こんな装置、初めてみましたが勢いよくぐるぐる流れる水に目を奪われてしまいました。

すごい勢いで水が出てくるの
立派な三輪そうめん!

全力で流れるそうめんをお箸でひっかけて捉えるのが楽しすぎました。

目にもとまらぬ速さ!

三輪そうめんは、相変わらず美味しかったです。
細い麺なのにぷりぷりしていて、嚙んだ時の『プチッ』と感に改めてびっくり。

前回はにゅう麺でしたが、今回は流しそうめんだったので涼やかな雰囲気を感じることができました。

三輪そうめん流し 乾製麺所
奈良県桜井市三輪460‐24

そして、、、次回に続く!

実はもう1か所訪れたかった場所があったのですが…長くなってしまったので次回に続きます!

奈良市内の観光エリアも見どころ満載ですが、夏休みのためか大混雑していた模様。。
三輪エリアも観光客は多かったものの、比較的ゆっくり回れたのが良かったです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。

極上 手延べそうめん 三輪素麺 「極細」 木箱 1200g 24束 (K-40)【奈良 乾製麺所 そうめん 】

参照:
【公式】三輪明神 大神神社 (おおみわじんじゃ) (oomiwa.or.jp)
酒と三輪の歴史 | 奈良の日本酒「三諸杉」の蔵元 今西酒造 (imanishisyuzou.com)

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