旅先で酒器を見繕うのが楽しみの一つとなっている今日この頃。
与論島には島で採れた自然の恵みを使って陶器に色と付けている窯元がある…と聞いて、古里にある『ゆんぬあーどぅる焼窯元』に行ってきました。

ゆんぬあーどぅる焼窯元

『ゆんぬあーどぅる焼』とは、与論の言葉で与論赤土焼きという意味なのだそう。
与論で採れる土は独特の鉄分が多く、素焼きでは赤茶色の焼き物が出来上がります。
こちらの窯元では与論島で育った植物やサンゴなどを使用した釉薬をつかい、与論島の美しい自然を生かした陶芸を行っています。
ゆんぬあーどぅる焼窯元
鹿児島県大島郡与論町古里909
ゆんぬあーどぅる焼窯元で使われる自然素材の釉薬

ゆんぬあーどぅる焼窯元ではベースの釉薬に与論で育つ自然からとった素材を混ぜ、焼き物に色を付けています。
こちらでつくられた焼き物は1000度以上の高温で焼き上げられるため、食器洗浄機も電子レンジでも使用できるのが特徴です。
ヤシ釉薬

与論島の至るところで見かけるヤシの木。
こちらはヤシの葉を使った釉薬を使用したもので、緑色の葉からこのような青い色が生み出されるのが不思議な感じです。
サンゴ釉薬

与論島のサンゴでできた砂を細かく砕いて釉薬に混ぜると、このような淡い乳白色の色味に。
一緒に水色のガラスを溶かすことで、リーフのような雰囲気を出しているのだそうです。
海藻釉薬

こちらは浜に打ち上げられた海藻を使用した釉薬で焼き上げた器たち。
乳白色の優しい色合いが特徴です。
キビ釉薬

こちらはサトウキビを使用した釉薬で焼かれた器です。
独特の泡感があり、黒地に薄いグリーンの色合いが素敵です。
ガジュマル釉薬
ガジュマルを使用した釉薬で焼き上げられた器は、こげ茶から黒っぽいものが多く、独特の素敵な雰囲気を醸し出していました。
ヨロン赤土
与論島の土壌は、主に赤土で形成されているのだそう。
そんな与論の赤土を100%使用し、素材が引き立つようにつくられた器たちです。
本日のお土産

こちらは5月になると発生し、舟のモーターなどに絡まって厄介な海藻を釉薬に使用した焼き物です。
これで島有泉を飲んだらさぞおいしかろうて。
底の水色はガラスを溶かしたものなのだそう。
色味が島の海を彷彿させ、見るたびに与論の美しい海を思い出せそうです。


独特の分厚い様子が素敵なお猪口。
乳白色に薄い桃色が可愛らしいです。
お猪口は基本的に小さいため、ある程度の厚みがないとなんとなく心もとないんですよね。
唇に触れる部分に厚みがあると飲みやすいのも気に入っています。

紙袋も手作り感があって素敵!
こちらは商品を購入すると無料で付けてくださいました。
(購入した陶器はぷちぷちに包んでいただけました!)


こちらはゆんぬあーどぅる焼窯元の販売スペースです。
外と中が繋がった古民家的なスペースで、とっても素敵な空間でした。


与論島の自然を素敵なお土産として持ち帰れる『ゆんぬあーどぅる焼』。
島に訪れた際のお土産に、是非手に取ってみてはいかがでしょうか。
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。
参照:
ゆんぬ・あーどぅる焼窯元 | ヨロン島観光ガイド
星乃夜 (@hoshinoya1234) • Instagram photos and videos