<滋賀の地酒>お花見にぴったりな藤本酒造『神開 花にごり 桜美酒 純米』を飲んでみた

日本酒のこと

近所の桜も咲き始め、春の訪れを感じる今日この頃。
こんな日には春めいたお酒が飲みたい!

という事で、先日滋賀のフレンドマート(滋賀の地場のスーパーです)にてたまたま見かけ、そのボトリングにハートを撃ち抜かれて購入したこちら、『神開 花にごり 桜美酒 純米』を開栓してみました。

『神開 花にごり 桜美酒 純米』

ピンク色のボトルがカバーと飾り紐でちょっとおめかしされていて、素敵なプレゼンテーションだとは思いませんか?

写真が暗くて分かりにくいけども、ボトルについている飾り紐はバーガンディーの素敵な色合い。
お酒を飲み終わった後は、ステンレスの鏡(穴が開いてるんだな)に通して大事に再利用しています。

『神開 花にごり 桜美酒 純米』のスペック

滓が瓶の半分ほどにたまっているのが見えます。
これはきっと真っ白なお酒だ!見たらわかるわな

酒米国産米
精米歩合70%
使用酵母
日本酒度‐25
酸度
アミノ酸度

出ました…日本酒度『マイナス25』!

以前飲んだ『神開 水酛漆号 純米酒 天然乳酸発酵そやし水仕込』『神開 陸号菊酛 純米酒 天然乳酸発酵水酛弐段仕込』を思い出します。

酸度は記載されていませんが日本酒度マイナス25はどう転んでも甘口の予感。
それも濃厚寄りの…。

あまり見ることのないこの数字ながら、さぞや美味しいんでしょうね(じゅるり)。

『神開 花にごり 桜美酒 純米』テイスティング

酒色は生成りがかった白色の完全なにごり酒。
お猪口に注ぐと蛇の目の模様が消えてしまいました。

酒粕をかいだ時のような粉っぽい甘い香りに、かすかなバナナ感が混じっています。

口に含むと、旨みが凝縮されたふくらみのある味わい。
かなり酸味がしっかりしているため、きりっと引き締まっていてとても飲みやすいです。

アルコール度数は15度ながら、なぜかそれ以上のアルコール感を感じてしまいました。

お酒を飲みこんだ後に鼻を抜けるのは甘さを含んだお米の香り。

見た目の通りどろりとした酒質で、噛み切るように飲み進めていきます。

最後にはじーんと淡い苦味を感じる余韻。

引き締め役の酸味のおかげで全体的なバランスがよく、こってり激甘タイプのお酒ではなく飲みやすいのが好印象でした。

お米のかたちが一部残っていて飲みごたえは抜群。
早い段階で満足感が得られる、ちょっとデザート的な雰囲気もあるお酒でした。

『神開 花にごり 桜美酒 純米』を飲んでみて

『神開 花にごり 桜美酒 純米』、名前の通り春を感じるこっくりとした味わいの美味しいお酒でした。
大阪・南港からの帰り道にたまたま寄ったスーパーで掘り出し物を見つけられて幸運者です。
わざわざ高速を降りて滋賀に立ち寄って良かった!

ボトルの見た目だけでなく、『神開 花にごり 桜美酒 純米』のこっくりと満足感あるにごり酒は桜の季節にぴったり。
美しい桜の木の下でこのお酒を飲むことを想像するだけで幸せな気持ちになります。

さて、間もなく『春の東海道酒蔵めぐり』の季節ですね!

どのようにして滋賀の湖南までたどり着くかは決めていませんが、今回はなんと6蔵同時に蔵開きするとのこと。
昨年よりも規模が大きなイベントになる予感です!
前回はサテライト会場での直売会のみの参加だった藤本酒造も蔵開きをするようなので、是非とも訪れてみたいと思います。

それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。

8935dd709bb7e5da1a0ff014abc8a82b2f6f36fa.jpg (3042×4300) (burari-konan.jp)

2024年春の東海道酒蔵めぐり、1日で6蔵まわろうとトライしたお話はこちら(涙)↓

藤本酒造 『神開 甲賀山田錦 七割磨 2022』を飲んでみたお話はこちら↓

え、これ日本酒?って思っちゃう味わい・藤本酒造 『神開 水酛漆号 純米酒 天然乳酸発酵そやし水仕込』『神開 陸号菊酛 純米酒 天然乳酸発酵水酛弐段仕込』を飲んでみたお話はこちら↓

日本橋にある滋賀県のアンテナショップ・ここ滋賀にて藤本酒造の販売会に行ってみたお話はこちら↓

参照:
藤本酒造株式会社│ (f-shinkai.com)

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